Open Close

エディ・レッドメイン、日本ファンと初めての交流に感激!映画『リリーのすべて』ジャパンプレミア!

DSC_1832

映画『リリーのすべて』のジャパンプレミアが、3月9日、東京・有楽のTOHOシネマズ日劇にて行われ、プロモーションで来日中の主演のエディ・レッドメインとトム・フーパー監督が登場した。

DSC_1760

DSC_1865

本作は、1926年、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリ・エルベの実話に基づき、命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動作。『レ・ミゼラブル』で世界中の観客を涙させ、『英国王のスピーチ』ではアカデミー賞4部門を受賞したフーパー監督と、『博士と彼女のセオリー』で英米のアカデミー賞を制覇し、若手演技派スターのトップに躍り出たエディ・レッドメインがダッグを組んだ。

また、第88回アカデミー賞では主要4部門にノミネートされ、妻を演じたハリウッドの新星アリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞に輝き話題となった。

DSC_1828

今回、フーパー監督は5回目、エディは2回目の来日となるが、エディが日本ファンと直接交流するのは初めて。レッドカーペットには20倍の確率で当選した100名のファン、映画館で行われた舞台挨拶のチケットは販売開始わずか7分で完売。プレミアなチケットをゲットした850名ものファンが集結し、大熱狂となった。

DSC_1797

カーペットでは現在妊娠中の妻のハンナさんとのツーショットも

 

大歓迎を受けたエディは、「アメイジング! こんな体験は初めて! みなさんに会えて嬉しい!」と大喜び。舞台挨拶でも大歓声に迎えられ、客席の扉から登場! 監督が「コンバンワ!トムです!」と日本語で挨拶すると、エディも同じく日本語で「コンニチワ!エディです!アリガトウ!」と言って、はにかんだ笑顔をみせた。

フーパー監督がメガホンをとった『レ・ミゼラブル』では、エディはマリウス役で出演。『レ・ミゼラブル』の撮影中に茶封筒に入った今作の脚本を監督から手渡されたという。早速目を通したエディは、出演を即決。「いつから!?いつからクランクインなの!?」と興奮して監督のところへ駆け寄ると、監督から「落ち着け!」と言われてしまったそう(笑)。「監督にはこんな素晴らしい作品に起用してくれて本当に感謝しています」と、本作との出会いを喜んでいた。

DSC_1856

難しい役どころについて、「リリーの心の旅を見い出すのが大変でした。いろんな段階のリリーを同じ日に演じたりしなければならなかったので、それも大変でしたが、役者の夢は興味深い役を演じることができることです。リリーほど魅力的なキャラクターはいないと思います」と語ったエディ。
共演のアリシア・ヴィキャンデルについて、「オーディションの段階から彼女はずば抜けていた」と称え、「(オーディションでは)舞踏会の翌朝のシーンを演じたのですが、監督からカットがかからず、ふと横をみると泣いていたんです。その瞬間、彼女がゲルダで決まりだと思いました」とエピソードを披露。「演技はもちろん、人柄もすばらしい」と褒めちぎり、フーパー監督も「彼女がオスカーを手にした瞬間は、私の人生のなかで1番幸せだったよ」と感無量の様子。

DSC_1918

DSC_1926

来日中に何処かへ出かけたか?という質問にエディは、「日本についてすぐに時差ボケもあって、朝4、5時に築地を見に行こうと出かけたんですが、その時間は観光客が入れなくて・・・。そこで明治神宮を見に行ったんです。少し雨が降っていて、霧もかかり、とても美しい風景でした。そして、一番賑わっている場所と聞いた渋谷にも行きましたが、早朝の5:45だったので、誰もいませんでした(笑)」と話し、会場を沸かせた。
監督は、「浅草の浅草寺に行って、お賽銭をあげ、香炉にあたって、『リリーのすべて』がヒットするように成功をお祈りしました。また帰ってきたいと思います」と、ニッコリ。

DSC_1896

最後に「リリーとゲルダの物語は20世紀最大のラブストーリーの1つだと思っています。みなさんにも同じように感じていただけたら嬉しいです」とエディ。監督は、「愛の力は人を変えることができる。そして真の自分を見つけるために障害にぶつかっても愛の力で乗り越えられる。みなさんも映画の中でそれを見つけられるように祈っています」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

リリーのすべて■ポスタービジュアル

『リリーのすべて』
<STORY>
1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。
それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。
一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。
移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。
やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。

監督:トム・フーパー
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、
アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
配給:東宝東和
レイティング:R15+
公式サイト:http://lili-movie.jp
コピーライト:(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

3月18日(金)より 全国公開!