映画『ヒロイン失格』のジャパンプレミア試写会が、8月31日、東京・渋谷公会堂にて行われ、主演の桐谷美玲をはじめ、共演の山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉が舞台挨拶に登壇した。
本作は、「別冊マーガレット」にて連載され、全10巻で累計発行部数160万部を超える幸田もも子原作の大人気コミックを実写映画化。主人公は、桐谷演じる幼なじみの寺坂利太（山﨑）に恋する女子高生。学校イチのモテ男・弘光廣祐（坂口）から好意をもたれ、はとりを取り合う夢のような三角関係に。胸キュン満載のハチャメチャ・ロマンチックコメディーが誕生した。
登場前に流れた特報映像に、大興奮のファンたち。そこに、桐谷、山﨑、坂口の3人がリムジンに乗って会場の到着する姿がスクリーンに映し出されると大歓声が。桐谷が山崎と坂口にエスコートされ会場に現れると悲鳴にも似た歓声があがり、客席後方から歩いてステージに上がるキャスト陣に、この日集まった1,680人のファンは興奮のるつぼと化した。
原作の大ファンで出演を熱望していたという桐谷は、「こんなにたくさんの方々に集まっていただき、すごく嬉しいです。これから皆さんに観ていただけるので、ドキドキわくわくしています。みんなで一生懸命作ったので楽しんでください」と挨拶。劇中では、変顔や坊主姿もノリノリで演じたという。「4年くらい前から、『私がはとりをやるんだ』と出演を勝手に決めていて(笑)、はとりの変顔を練習していました。念願かなって本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。
寺坂利太を演じた山崎は、「めちゃくちゃ笑えてキュンとする、新しいジャンルの恋愛映画が生まれたと思います」とコメント。多くのファンを前に「こんなに熱がある場所に来るとこっちも熱をもらってテンションが上がりますね」と驚きを隠せない様子。「僕がキャラクターと似ているところは、優柔不断なところや、ダメンズなところですね」と告白し、会場を沸かせた。
一方、弘光廣祐を演じた坂口は、「いろんな胸キュンがたくさんあります。辛い胸キュン、切ない胸キュン、壁ドンも。全部オススメです！」とお勧めの胸キュンポイントをアピール。「弘光良さをプライベートでも取り入れて、自然に出せるようにしたいですね」と笑った。
作品のテーマでもある“私が好きな人”と“私を好きな人”にちなみ、どちらと交際したいかという問いに答えたキャスト陣。桐谷、山﨑、坂口は3人とも、“私が好きな人”を選んだが、桐谷は「付き合うなら私が好きな人だけど、結婚するなら私を好きな人がいいです」と語り、「だって愛されたいもん」とニッコリ。山﨑は、「自分が好きな方が、本気じゃないですか」。坂口は、「自分が好きになりたいですね。追いかけたいです」と理由を明かした。
「母性本能をくすぐる利太と、モテ男の弘光、どっち派？」と問われた桐谷は、「利太派ですね」と回答。「弘光くんは完璧すぎて、私もちゃんとしなきゃと思っちゃう。私がかまってあげたい方なので、ヘタレの方がいいかも」と述べると、山崎は「ありがとう～」と喜んでいた。
また、山崎の母親役を演じた濱田は「山崎賢人くんみたいな息子がいたら、『おかんウザい』と言われないように言葉遣いとか気をつけて、『お母さん大好き』って言われるようにご飯作って、お小遣いもいっぱいあげます。ちょっとマザコンがいい。他の女にとられたくないですから」と言って、会場の笑いを誘っていた。
<ストーリー>
幼なじみの利太のことが大好きな女子高生、はとり。自分こそが利太と結ばれるヒロインと信じて疑わなかったのに、彼 はイケてない地味な“六角精児似”の女の子と交際スタート。ラブストーリーのヒロインらしからぬ奪還作戦を企てなが ら悶々とするはとりの前に、学校イチの超絶イケメンの弘光がアプローチしてきて、まさかの三角関係に！クールな幼なじ みか、学校一のモテ男か、はとりの本当のヒーローは、一体どっち！？
出演：桐谷美玲 山﨑賢人 坂口健太郎
福田彩乃 我妻三輪子 高橋メアリージュン /中尾彬（特別出演） / 柳沢慎吾（特別出演） / 六角精児（特別出演） / 濱田マリ 竹内 力
原作：幸田もも子『ヒロイン失格』（集英社マーガレットコミックス刊）
監督：英勉
配給：ワーナー・ブラザース映画
© 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 ©幸田もも子／集英社
公式サイト：heroine-shikkaku.jp
公式 Twitter：@heroine_movie ＃ヒロイン失格
公式 Instagram：https://instagram.com/heroine_shikkaku/
9月19日（土）より、新宿ピカデリーほか 全国ロードショー
