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映画『チア男子!!』浅香航大のお気に入りのセリフは横浜流星の「すごく気持ち~。」と“親ネットワーク”!! “桐島×チア男子”朝井リョウ原作二本立て試写会レポート

直木賞作家・朝井リョウの話題青春小説、待望の実写映画化!
横浜流星&中尾暢樹 W主演で贈る、感動青春映画の誕生!

タイトル

浅香航大のお気に入りのセリフは
横浜流星の「すごく気持ち~。」と“親ネットワーク”!!
“桐島×チア男子”朝井リョウ原作二本立て試写会レポート

《朝井リョウ原作二本立て試写会レポート》

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「桐島、部活やめるってよ」で旋風を巻き起こした直木賞作家の朝井リョウが、大学在学中に書き上げた「チア男子!!」。朝井作品ならではの一人一人の抱えるドラマやキャラクター性の秀逸さで人気になり、これまでアニメ化や舞台化されてきた「チア男子!!」がついに実写映画化。5月10日(金)に公開する。
この度、スペースFS汐留にて『チア男子!!』×『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ原作二本立て試写会が実施された。イベントには両作に出演する浅香航大、清水くるみが登壇し、朝井リョウ原作映画の魅力や『チア男子!!』の見どころなどを語った。

浅香、清水は盛大な拍手の中登壇。浅香は「『桐島、部活やめるってよ(以下、『桐島』)』では友弘、『チア男子!!』では溝口を演じています。よろしくお願いします。」と挨拶。清水は「『桐島』では宮部実果役、『チア男子!!』では坂東晴子役を演じさせていただきました。短い間ですがよろしくお願いします。」と挨拶した。

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『桐島、部活やめるってよ』の公開から7年経ち数々の作品に出演している浅香は「『桐島』が自分にとって初の映画だったので、とても思い入れもありますし、何も知らない中で同じ世代の役者さんたちで芝居をやって忘れられない思い出です。」と懐かし気に当時を振り返った。清水も「私も他のみんなもがっつり出演するのは初めてだったと思うんですけど、この作品をきっかけに頑張っていこうという圧がすごかったです。高知に泊まり込みでしたし、みんなでご飯食べたりして、この歳でこの作品だったからなんだろうなと思います。今思うと恥ずかしいんですけど、芝居のことをみんなで熱く語ったりして、今思うと若かったなって。」と話し、浅香も「あんな現場絶対ないよね!後にも先にも。」とお互い当時の熱がこみ上げるように語った。

また、撮影時の思い出について聞かれた浅香は、「夜更かしして遊んだりしてキャスティングプロデューサーにロビーで怒られたり、立ち入り禁止のホテルの屋上に入り込んで皆で星を見たりしたよね?」 とまさに青春を象徴するような秘話も明かした。
そして話題は公開が近づく『チア男子!!』となり、出演オファーがあったときに若干プレッシャーを感じたと話す浅香は「また朝井さんの作品に出ることへの意義だったりを感じましたね。」と話す一方清水は「また朝井さんの作品で、やったー嬉しいと思いました!他の作品でもそうなんですけど『桐島』のキャスト陣がいると安心します。」と楽し気に話した。

チアの練習について聞かれた浅香は「肉体的にも気持ち的にも、本当に過酷でした。自分だけ歳が高いこともあってそれぞれとのコミュニケーションとの取り方に悩みました。ただスポーツをやるということが自然と距離を近づけてくれました。練習中や撮影中にイライラすることもあったけど、他の現場ではイライラすることもないので、それくらい仲が良かったです。」と『桐島』と同じくらい本作でもキャスト同士の仲が良かったことを明かした。
また『桐島』と『チア男子!!』に共通して言える朝井リョウ原作の魅力について、清水は「スクールカーストの上にいる人、中くらいの人、下にいる人がいることは一緒だなと思いました。やりたいことやっている人たちにいちゃもんをつけて格好だけ付けている人がいたりするのが、学校だし、それが青春だし。」浅香は「共感しやすいのは朝井さん自身が人を良く見てるからだと思うんですけど。世代に関係なくそれぞれに共感できるキャラクターがいて葛藤や悩みも含めて奥深いんだと思います。」続いて清水は「両方の作品に共通しているのが、自分が泣いているシーンで周りは笑っていることがあったりして、共感するキャラクターがそれぞれ違ったり、色んな感想があるのが面白いなと思いました。」

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さらに『チア男子!!』と『桐島』で好きなセリフについて聞かれた浅香は、『桐島』では現場で流行った“親ネットワーク”と話し、イベント前に「桐島」を上映した会場は笑いに包まれた。続いて『チア男子!!』では、横浜演じるハルが初めてスタンツを組んで上に上がった時に、浅香がアドリブで横浜に「どうだハル」と話し、「すごく気持ち~」と言った横浜のセリフがお気に入りだと明かした。

最後に清水は「BREAKERSのみんなが本当に頑張っていって、公開日に発売するメイキングDVDを見ると、みんなの頑張りがよく分かるかと思います。」と話し、浅香は「死ぬ気で練習して大変だったけどそれがスクリーンに出ています。自分で言うのもあれだけど報われたらいいなと。桐島世代と言われ悔しい思いもしたけど、チア男子世代と言われてまたあやかりたいなと思います。」と会場を笑いで包み込み、イベントは終了した。

さらに一足早く『チア男子!!』を見た方々から、「それぞれの描写が丁寧で、共感、理解できてよかったです。」、「自分の夢を諦めずに頑張ろうと思いました。」、「最後のパフォーマンスは圧巻です。公開初日に必ず見たい、と素直に思える。」、「私も何かを始めて気づかなかった景色を見つけたいと思いました。」、「年齢、世代関係なく楽しめる映画だと思いました。」など、幅広い層から絶賛のコメントが到着。
何かを始める第一歩を手助けしてくれる、映画『チア男子!!』にぜひご期待ください!

『チア男子!!』本ポスター

【STORY】
道場の柔道一家に生まれた晴希は、幼い頃から柔道に打ち込む姉=晴子に憧れて育った。優しすぎる性格から晴子のように強くなれない晴希は、ある日の試合で肩を負傷。以降、柔道を続けるかどうか迷っていた。そんな時同じ柔道仲間で無二の親友である一馬が、突然「やりたいことがあるんだ」と柔道をやめることを宣言。動揺する晴希に「俺はこれをやる。ハルと一緒に!」と笑顔で畳みかけたのは、“男子チアリーディング部”の創設だった。ひとつ間違えると大けがにつながるチアの基本は、「仲間を信頼すること」。だが、メンバーを集め練習に打ち込んでいくうちに、“BREAKERS”の歯車は少しずつ狂い始め、やがてメンバーの間に決定的な亀裂を生んでしまう。

◆出演:横浜流星・中尾暢樹
瀬戸利樹 岩谷翔吾 菅原 健 小平大智 / 浅香航大
清水くるみ 唐田えりか 山本千尋
伊藤 歩
◆原作:朝井リョウ「チア男子!!」(集英社文庫刊)
◆主題歌:阿部真央「君の唄(キミノウタ)」(PONY CANYON)
◆監督:風間太樹
◆脚本:登米裕一
◆音楽:野崎良太&Musilogue
◆制作プロダクション:AOI Pro.
◆配給:バンダイナムコアーツ/ポニーキャニオン
◆コピーライト:©朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT

■公式サイト:http://letsgobreakers7.com
■公式Twitter:@letsgobreakers7
■公式Instagram: letsgobreakers7

5月10日(金) 全員で、翔べ!