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舞台『漆黒天-始の語り-』ついに開幕!! 荒木宏文「毎公演初日であり千秋楽! 最高の公演を届け続けます!」と意欲!

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主演:荒木宏文、脚本:末満健一、監督・アクション監督:坂本浩一でおくる映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【ムビ×ステ】の第三弾、『漆黒天』。映画『漆黒天 −終の語り−』が公開となり大ヒットで注目を浴びている中、8月5日(金)東京・サンシャイン劇場にて、舞台『漆黒天 −始の語り−』の公開ゲネプロが行われた。

映画『漆黒天 -終の語り-』で描かれた主人公・名無しが記憶をなくす前の話”前日譚”を描く、舞台『漆黒天-始の語り-』。名無し(演・荒木宏文)の前に現れる名無しと同じ顔をした男…。この二人は宇内陽之介(演・荒木宏文)と旭太郎(演:荒木宏文)。しかし、なぜこの二人が出会ったのか?
舞台では、2人の出生のシーンから始まる。それが宇内陽之介と旭太郎の運命を決めることになるのだった・・・。

主人公の2人の他、旭太郎率いる、千明伽羅(演:橋本祥平)、須万蒿雀(演:松本寛也)、真嶌千蛇(ましま ちだ)(演:加藤大悟)、座頭の來(ざとうのらい)(演:安田桃太郎)からなるならず者集団・<日陰党(ひかげとう)>と、陽之介や、邑麻二郎太(演:松田凌)、邑麻三郎太(演:長妻怜央)の兄弟、嘉田蔵近(演:梅津瑞樹)、皿月壬午(演:小澤雄太)など、玖良間士道(演:鈴木裕樹)率いる、日陰党討伐隊(とうばつたい)との因縁とは?
全ての真実が明らかにされる。

8月5日、公演の前にゲネプロが公開された。主演の荒木宏文のコメントとレポートを紹介する。

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◆荒木宏文 コメント

開幕を迎える事が容易ではないこの時勢に今日を迎えられる事をとても幸せに思います。
常日頃から毎公演初日であり千秋楽の意識で行っていましたが、実際にこのカンパニー、このキャストで出来るのがこのー公演のみになるかもしれない状況に置かれ、よりー層その想いは強くなりました。
誠心誠意、最高の公演を許される限り届け続けて参ります。
宜しくお願い申し上げます。

荒木宏文

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<公開ゲネプロ レポート>
本作の舞台となるのは、戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。新しい時代に、「人を殺す剣」ではなく「人を活かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木宏文)は、志を共にする友・嘉田蔵近(梅津瑞樹)、妻・富士(小島藤子)子供たち、門下生や弟子入り志願でやって来た邑麻二郎太(松田凌)・三郎太(長妻怜央)兄弟らと共に、心穏やかな日々を送っている。そんな中、江戸の町を騒がせる破落戸集団「日陰党」に頭を悩ませた玖良間士道(鈴木裕樹)から「日陰党討伐隊」への誘いがかかる――。

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もちろん単体で観ても十分に楽しめるようにつくられた作品だが、やはり【ムビ×ステ】という、映画と舞台が連動する醍醐味を深く感じた本作。それは舞台で描かれるのが、既に公開された映画『漆黒天 -終の語り-』の前日譚であり、映画を観た人は既に結末を知っていることが大きい。舞台では数多く描かれる「日なたのような温かい時間」がどうなるのか、映画を観た人は知っているからこそ、一つひとつのシーンや台詞が、何倍もの意味を持ち、世界を広げていく感覚が味わえる。

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その中で主演の荒木は、日なたを生きる陽之介と、日陰を生きる旭太郎という二役を、まるでマーブル模様のように演じ分ける。陽之介と旭太郎という真逆のように思える人物を、時に鮮やかに、時に濁るように演じる姿を観ていると、この物語の描く“漆黒”が浮かび上がってくるようにも感じる。また逆に、荒木以外のキャストの面々が役を魅力的に演じれば演じるほど、“漆黒”が深く深く沈んでいくようだった。

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陽之介と旭太郎以外の登場人物たちの背景も丁寧に描かれている。日なたにいる彼らと、日陰にいる彼ら、それは「正義」と「悪」という、物語の世界では特に「違う生き物」に見える存在だ。その一人ひとりの背景や感情が、この物語のまた違う側面を見せているように思えた。そんな登場人物のストーリーを感じられる殺陣にもご注目を。例えば陽之介を取り巻く人々の刀さばきは美しく整っているが、そこに「覚悟」があるのかないのか、なにを想って刀を振るのか、そういうものが自然と感じられるようにつくられている。同じく、日陰党の面々の“自己流”を感じるアクションにも、彼らがどんな生い立ちだったのかを想像させられた。

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冒頭からラストまで、美しくもあり迫力ある圧巻の殺陣! さらに、宇内陽之介と旭太郎、そして彼らに関わる人々にはそれぞれの想いとドラマ。一瞬たりとも目が離せないスピード感と物語に引き込まれていく!
舞台を観たら映画に、映画を観たら舞台に、違った手触りを感じられるだろう。まずはぜひ劇場で、この“漆黒”を体感してほしい。

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<あらすじ>
俺がその夢を恐れたのは、それが夢には思えなかったからだ――

戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。
新しい時代に「人を活かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木宏文)は、家族や門下生らと共に心穏やかな日々を送っていた。
ある日、陽之介の心友であり別の道場を営む嘉田蔵近(梅津瑞樹)の出稽古の相手をしているところに、邑麻二郎太(松田凌)と三郎太(長妻怜央)という兄弟がある理由をもって弟子入り志願にやってくる。
時同じくして、巷では破落戸集団である「日陰党」が江戸の町を騒がせており、町人たちはその悪行を「日陰事変」と呼んで恐れていた。
日陰党の悪評が陽之介の耳にも届く頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)より町道場の師範たちに招集がかかる。それは日陰党討伐隊への誘いであった。
映画『漆黒天 -終の語り-』で描かれた“名無し”の前日譚(始の語り)。

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舞台『漆黒天 –始の語り-』 開催概要
タイトル:ムビ×ステ 舞台「漆黒天 -始の語り-」

作・演出 末満健一

出演:荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

工藤翔馬 榮桃太郎 澤田圭佑 下尾浩章 菅原健志 杉本佳幹 宮永裕都 横山慶次郎

会場・日程:2022年8月5日(金)~8月21日(日)
東京:サンシャイン劇場
8月5日(金)18:00
6日(土) 13:00  / 18:00
7日(日) 13:00
8日(月) 休演日
9日(火) 18:00★
10日(水) 13:00  / 18:00★
11日(木・祝) 13:00  / 18:00★
12日(金) 13:00
13日(土) 13:00★ / 18:00★
14日(日) 13:00  /  18:00★
15日(月) 休演日
16日(火) 18:00
17日(水) 13:00  / 18:00★
18日(木) 13:00
19日(金) 13:00
20日(土) 13:00   / 18:00
21日(日) 12:00   / 17:00

2022年8月31日(水)~9月4日(日)
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
8月31日(水) 18:00
9月1日(木) 13:00★ / 18:00★
2日(金) 13:00
3日(土) 13:00  / 18:00
4日(日) 12:00  / 17:00
※各会場、開場は開演45分前より

チケット:<全席指定> 9,500円(税込)  ※未就学児入場不可
チケット販売:
ローチケ https://l-tike.com/shikkokuten/
e+ (イープラス)https://eplus.jp/shikkokuten/
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/shikkokuten/ ※PC/スマートフォン共通
チケット発売日7月3日(日)10:00~ 一般発売

★アフタートーク  全日程司会:松本寛也
・8月9日(火)18:00 荒木宏文 鈴木裕樹
・8月10日(水)18:00 ゲスト: 小宮有紗 松田凌 長妻怜央 小島藤子
・8月11日(木)18:00 梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
・8月13日(土)13:00 松田凌 長妻怜央 橋本祥平
・8月13日(土)18:00 荒木宏文 梅津瑞樹 加藤大悟
・8月14日(日)18:00 松田凌 長妻怜央 梅津瑞樹 小澤雄太
・8月17日(水)18:00 ゲスト:唐橋充 荒木宏文 橋本祥平 鈴木裕樹
・9月1日(木)13:00 橋本祥平 加藤大悟 安田桃太郎
・9月1日(木)18:00 荒木宏文 松田凌 長妻怜央 小島藤子

【ムビ×ステ】とは
ひとつの作品世界で語られる「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト。
映画と演劇はそれぞれ独立した作品ながら、物語は連動。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚ましている。プロジェクト第一弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演)を製作。第二弾は、映画『死神遣いの事件帖 – 傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂協曲-』(2020年7月・8月上演)を製作。第三弾となる本作では、ワタナベエンターテインメントとともに、【ムビ×ステ】としてより連動した新作をお届けする。

映画『漆黒天-終の語り-』絶賛公開中
出演 :
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士

脚本 : 末満健一
音楽 : 和田俊輔
監督・アクション監督 : 坂本浩一

舞台『漆黒天-始の語り-』2022年8・9月上演
出演 :
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

作・演出 : 末満健一
音楽 : 和田俊輔

【舞台公演スケジュール・会場】
東京公演 2022年8月5日(金)~8月21日(日) @サンシャイン劇場
大阪公演 2022年8月31日(水)~9月4日(日) @梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

公式HP : https://toei-movie-st.com/ ※映画舞台共通
著作権表記 : @2022 movie-st ※映画舞台共通

映画『漆黒天 -終の語り-』
新宿バルト9ほかにて公開中

舞台『漆黒天 -始の語り-』
2022年8・9月 東京、大阪にて上演