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A.B.C-Z橋本良亮、河合郁人主演舞台「コインロッカー・ベイビーズ」主役が入れ替わるWキャストで上演中!

A.B.C-Z橋本良亮、河合郁人主演舞台「コインロッカー・ベイビーズ」が7月11日(水)に幕を開けた。それに先立ち、10日には公開フォトコールを囲み取材が行われた。
1980年に発表された村上龍の傑作小説「コインロッカー・ベイビーズ」を原作に、2016年に初舞台化され話題となった本作が、今度は主役ふたりが公演日によって役を入れ替わるという、興味深い再演となった。

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シルビア・グラブ 河合郁人(A.B.C-Z) 橋本良亮(A.B.C-Z)山下リオ ROLLY

2016年の初演時の記事はこちら

“コインロッカー・ベイビーズ”とは、コインロッカーに置き去りにされた本作の主人公であるキクとハシ二人のことを指し、彼らを主軸に現代を痛切に描写している。。
2016年の初演時には、ハシ役を橋本、キク役を河合が演じたが、2年ぶりの再演となる今回は、2人がそれぞれハシとキク両方の役をWキャストで担当している。

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公開フォトコールではハシを河合、キクを橋本が演じた。舞台は鮮烈な世界観を具現化。
圧倒的なエネルギーのほとばしる音楽劇となっている。

囲み取材では、まず橋本が「2年前にキク役やりたいといっちゃった。やらかしたわ」と冗談めかして、2役を演じる大変さを感じさせる発言をすると、すぐに河合が「俺がかっこよかったからね」と、さすが息がぴったりの掛け合いが始まった。

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互いの演技を見て「 刺激はすごい受ける」(河合)、「全く違うものが見れます」(橋本)。

そんなふたりについて、今回初めてキクを愛するアネモネ役を演じる山下リオが「キスシーンは二人ですごく違う。女の子の使い方がすごくちがう」と発言。
初演から出演しているROLLYもふたりの演技の違いを「最近わかってきた。手触りが違う。味が違う」とユーモアいっぱいに語った。

鍛えた肉体を見せる場面の多い橋本と河合。シルビア・グラブ直伝の「シルビアブートキャンプ3分」で稽古場でも鍛えたそうだが、河合は「裸になれて、舞台上で解放的です。 躊躇なく脱ぎます!」。橋本も「(体重が)50数キロになって心配させたときもありましたが、今がちょうどいい体型です」

そんな苦労の末に上演となるWキャストの本舞台について、「A.B.C-Zはすごいと思われたい。それが今回の目的」と橋本が言えば、河合も「A.B.C-Zのためです」と意気込み十分だった。

「世界観が前回より分かりやすく作られてる」(河合)、「前(初演)を超えます。全く別のものなので期待して来てください」(橋本)と自信あふれる公演は、7月11日~29日は赤坂ACTシアターにて。その後、大阪公演、富山公演を予定している。

『コインロッカー・ベイビーズ』
<東京公演>
日   程:2018年 7月 11日(水)~7月29日(日)
会   場:TBS赤坂ACTシアター
主   催:TBS PARCO TSP/企画協力:新音楽協会
問合わせ :パルコ 03-3477-5858
<地方公演>
大阪公演:8月11日(土)、12日(日) 豊中市立文化芸術センター・大ホール
富山公演:8月18日(土)、19日(日) オーバード・ホール
<スタッフ>
原作:村上龍
脚本・演出:木村信司
音楽:長谷川雅大 、衣裳:有村淳、照明:勝柴次朗、振付:麻咲梨乃 KAZUMI-BOY、音響:鈴木宏 ヘアメイク:川端富生、舞台監督:南部丈
<キャスト>
ハシ/キク  ・・・・・橋本良亮(A.B.C-Z)
キク/ハシ  ・・・・・河合郁人(A.B.C-Z)
アネモネ  ・・・・・山下リオ
ニヴァ ・・・・・シルビア・グラブ
D ・・・・・ROLLY