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小林幸子とジャズ!! 熱海五郎一座『船上のカナリアは陽気な不協和音〜Don’t stop singing〜』囲み取材と公開舞台稽古

三宅裕司が座長を務める「熱海五郎一座」が新橋演舞場の6月公演として上演する「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ5周年記念 東京喜劇『船上のカナリアは陽気な不協和音〜Don’t stop singing〜』」が、6月1日に初日を迎えた。
前日5月31日には囲み取材と公開舞台稽古が行われた。

今作は小林幸子をゲストにむかえて、三宅裕司率いるビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」と共に贈る豪華で楽しい「ミュージカル・アクション・コメディー」。
もちろん、お馴染みの渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之というメンバーも登場し、奇想天外、波乱万丈な物語を展開する。

【囲み取材】

囲み取材1
ラサール石井  小倉久寛  春風亭昇太 東貴博
渡辺正行  小林幸子 三宅裕司

三宅裕司が小林幸子にオフォアーした理由は「演歌の方でジャズも歌える方だから」。
「ジャズのCDなんて出してないでしょうね?」と振られて小林は「出しました!」とニッコリ。「ジャズが歌えるとワクワクしています!」

そのジャズの演奏をするのは「10年くらい前に作った三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」。「僕以外は全員プロのミュージシャンなので、今回も相当秘密練習しました」と三宅。小林からも「上手でかっこいい。惚れ惚れしました!」とお墨付き。

渡辺は「小林さんと絡むシーンが多い。いかにアシストしてゴールを決めるかがテーマ」

自称(?)天才外科医役を演じる春風亭昇太は歌も披露する。だが話が盛り上がったのは小林からの「熟年婚のススメ」。「寄りかかるのではなく、寄り添うという熟年婚で幸せです」と小林。

そして、ラサール石井が演じるのは「今、一番タイムリーだけど、(ストリー上)何も言えない」という謎めいた役。
お馴染みの楽しいキャストたちと小林幸子が、豪華客船でどんな波乱万丈の物語をくりひろげてくれるのだろうか。

【フォトコール】

毎回、幕が開く前から楽しませ、笑わせてくれる熱海五郎一座。ご観劇のお客様は、早めにお席におつき下さいね!!

幕が開くと、そこは豪華客船が泊まる埠頭。次々と乗客が船に乗り込んで行く。

引退した演歌歌手・迫芝千夜子(小林幸子)と、彼女の後援会長でもある防衛大臣・永田真彦(渡辺正行)が、バカンスで豪華客船に乗り込んだ。

千夜子の客室には、あったのはメガ幸子!! 小林自ら笑いをひっぱり客席をわかす!
だがこの船には、千夜子の引退の原因を作った日野“ビン太”晴正(三宅裕司)がバンドマスターとして乗っていた。

さらに外科医師・山井渉瑠(春風亭昇太)、麦原一味(ラサール石井)も乗っていた。山井はダンサーを引き連れ、ビックバンドの演奏で歌いあげ、船旅を満喫する。

偶然千夜子を見かけた日野は、どうしても千夜子と顔を合わせたくない。船長(小倉久寛)らを巻き込んで、なにやら一波乱、二波乱ありそうな予感…。さてさて、この二人はどうなるのか?そして、この船の行先は?

小林幸子がどんな歌を聞かせてくれるのかも楽しみな公演は、6月28日まで新橋演舞場にて。
公式HPは https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/2018_atamigoro/

(公演終了につき、舞台写真を削除しました)