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ミュージカル『I DO! I DO!』公開稽古&囲み取材【動画2本】 「50年を一緒に駆け抜けて体感して欲しい」

登場人物は、作家の夫をささえる妻アグネスを演じる霧矢大霧と、夫マイケルを演じる鈴木壮麻の2人のみ。
42年間17,162回という世界最長の上演記録を持つミュージカル『ファンタスティックス』を生み出したトム・ジョーンズ(脚本・作詞)と、ハーヴィー・シュミット(作曲)コンビが、夫婦の50年間を多彩な楽曲でつづる、心温まるミュージカル『I DO! I DO!』

2014年の公演では、チケット完売で観たくても観られない人が続出し、主演の霧矢大夢が第22回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した注目作品が、新たに鈴木壮麻をむかえて上演となる。

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初日を翌週にひかえた5月初め、稽古場で公開稽古と囲みが行われた。

物語はアグネスとマイケルの結婚式から始まる。楽しい新婚生活はあっという間。長男が生まれた感動と喜び、そして数年、長女が誕生し子供中心の生活へと変わっていくにつれ、少しずつすれ違っていく夫婦の思い。子供の成長、夫の浮気騒動? さまざまな出来事の中で、アグネスは自分自身を見つめなおしていく…。

【稽古場披露】
大きなベットが据えられた稽古場で、2曲が披露された。美しいメロディーと優しいリズムの楽曲を動画でお楽しみ下さい。

♪「プロローグ」
結婚式をむかえた若い二人がオープニングで歌うナンバー。ちょっぴりの不安と夢と希望で彩られた、胸いっぱいの愛が二人を輝かせる心躍る一曲。

♪「この胸にあふれる」
子供たちの成長を実感した2人。思い描いた人生とは違ったわね?」「がっかりした?」と問いかけるアグネス。「いいや。ちっとも」と応えるマイケル。
ミュージカルを離れてスタンダードナンバーとしてもヒットした名曲。

【囲み取材】
登壇したのは霧矢大夢、鈴木壮麻と演出の大河内直子。

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2014年からアグネスを演じる霧矢は「深くて色々な可能性がある作品です。脚本も歌も洗い直しながら、今回の2人の新たな作品としてつくりなおしていく作業が楽しいです」と、改めて本作の素晴らしさを感じている様子。

今回から参加した鈴木は「夫婦の物語なので、お客様が『そうだよね』と共感してくれたり、『そんなのなら、私は(結婚を)やめておこう』と思っていただくのもひとつの手かもしれない。いろいろなうけとり方をしてもらえる作品だと思いますし、いろいろなうけとり方をしてもらいたいからこそ、エンターティメントだけに終わらず、リアルな芝居にもっていければと格闘している日々です」と意気込みを語った。

演出の大河内直子は「このふたりでないと出てこない味わい深さが魅力。そこに注目してご覧頂けると嬉しい」とのこと。

この他、見どころやメッセージは、ぜひ動画でご覧下さい。

公演は2018年5月11日(金)~20日(日)博品館劇場、5月26日(土)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて。
公式HP http://event.1242.com/special/idoido/

 

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ミュージカル『I DO! I DO!』
【キャスト】
アグネス:霧矢大夢
マイケル:鈴木壮麻
【ピアニスト】
江草啓太  松田眞樹
【スタッフ】
脚本・作詞:トム・ジョーンズ    作曲:ハーヴィー・シュミット
演出:大河内直子     翻訳:広田敦郎
音楽監修:島健
美術:土岐研一
照明:榊美香
音響:鈴木三枝子 大久保友紀
歌唱指導:福井小百合
舞台監督:齋藤英明
制作:児玉ひろみ  プロデューサー:田窪桜子
企画・製作:アン・ラト    主催:アイオーン、ニッポン放送
【入場料】 8,800円(税込) 全席指定
【チケット取扱い】
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:484-216) http://w.pia.jp/t/ido/
イープラス http://eplus.jp/ido-ido/
カンフェティ 0120-240-540  http://confetti-web.com/idoido
博品館1F TICKET PARK 03-3571-1003
※当日券は開演の1時間前より販売します。
※開場は開演の30分前です。 ※未就学児のご来場はご遠慮ください。