彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd Vol.3『リア王』が、5日(火祝)に初日を迎えた。開幕に先立ち行われたゲネプロの写真と、出演する吉田鋼太郎、藤原竜也、石原さとみからのコメントを掲載する。
埼玉公演は5月24日(日)まで、その後宮城、愛知、大阪、福岡、岡山にて上演される。
2024年5月に吉田鋼太郎が新たに立ち上げた「彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd」。その第三弾は、シェイクスピア四大悲劇の一つである『リア王』。吉田鋼太郎自身がタイトルロールを演じ、長塚圭史が演出を担う。

老いたリア王(吉田鋼太郎)が、三人の娘に自らの王国を分け与えようと、娘たちを呼び寄せ、自分への愛を確かめようとした。

長女ゴネリル(石原さとみ)と

次女リーガン(松岡依都)は、利に聡く父の歓心を買い、領地を得るが

末娘コーディーリア(吉田美月喜)は、真っすぐに父への敬愛を伝えるも、その真意は理解されず、リア王は上の娘ふたりだけに国を分け、コーディーリアには何一つ分け与えず勘当した。
無一文となったコーディーリアだったが、フランス王室へ迎えられと嫁いでいく。

コーディーリアを擁護した忠臣ケント伯爵(山内圭哉)も追放されるが、変装してリアに再び仕える


リア王は長女と次女の家で暮らすが、次第に疎まれ、従者の数を減らされ、尊厳を損なわれ、ついには荒野をさまようまでに。

一方、リアの家臣グロスター伯爵(山西 惇)の私生児エドマンド(矢崎 広)は

長男エドガー(藤原竜也)に取って代わろうを策略をめぐらし、グロスター伯爵はエドガーを追放してしまう。狂気を装いさまようエドガーは荒野でリアと遭遇する。そして…。
今にも通じる人間模様と、王国と一族の覇権を狙う陰謀、そして欲と恋と、目が離せない展開が続くシェイクスピア作品を、魅力あふれる俳優陣が人間味あふれる姿で演じ、この作品でしか見られない演技で迫る。
■エドガー役:藤原竜也
演出の長塚圭史さんのもと、カンパニー一同真面目に真摯に向き合い、稽古をしてきました。長塚さんの演出は久々でしたが、温かく的確で僕自身においても、とても実りある時間だったと感じています。
吉田鋼太郎さんをはじめとした、手強い役者の皆さんとともに良い芝居をお見せできるよう頑張ってまいります。
■演出:長塚圭史
これまでさほど馴染みのなかったシェイクスピア劇、セオリーがないものですから、急に語り出される独白に悩み、豊潤過ぎる台詞にいちいち引っ掛かるという有様でしたが、吉田鋼太郎さんのシェイクスピア愛と知識に導かれるように、みるみる『リア王』の魅力に惹き込まれていきました。血の宿命。老いを通して見つめる人間の業。スペクタクルというよりも濃密な会話劇なのです。言葉の嵐の中にどっぷりと飛び込んで頂ければ幸いです。
■リア役:吉田鋼太郎
今回は、蜷川幸雄氏からシリーズを引き継いだ直後の『アテネのタイモン』以来、9年ぶりにタイトルロールを演じます。気合十分でございます。そのため今回演出は、私が敬愛して止まない長塚圭史氏にお願いしました。長塚氏とシェイクスピアの相性は抜群で、非常に面白い芝居に仕上がっていると思います。私もとても良いコンディションで初日を迎えることができそうです。
今までのシリーズとはまたテイストの異なる、素晴らしいリア王になっていると自負しております。劇場で何が起きているのか、ぜひ、目撃しにいらしてください。劇場でお待ちしています。
■ゴネリル役:石原さとみ
ついに幕が上がります。長塚圭史さんと吉田鋼太郎さんの深い解釈とアプローチに、尊敬と大いなる信頼を寄せて挑む稽古は驚くほど楽しく、この素晴らしいカンパニーの一員になれたことに幸せを感じています。先日の衣裳付き通し稽古で見せた役者陣の本気には、この舞台の底なしの面白さに心が揺さぶられました。演じるゴネリルは、思考の速さと強さ、愛に溺れ崩壊する脆さを併せ持つ女性。彼女の正
義と貪欲さを掘り下げ、毎ステージで生まれる新たな発見と共に、この役を生き切ります。お楽しみください!
彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd Vol.3『リア王』
埼玉公演:2026年5月5日(火祝)~5月24日(日)彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
愛知公演:2026年6月5日(金)~7日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
大阪公演:2026年6月11日(木)~14日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
福岡公演:2026年6月19日(金)~21日(日)J:COM北九州芸術劇場 大ホール
岡山公演:2026年6月25日(木)~27日(土)岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場
作:W.シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:長塚圭史
彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督:吉田鋼太郎
<キャスト>
吉田鋼太郎
石原さとみ 松岡依都美 矢崎 広 吉田美月喜
中山祐一朗 稲荷卓央 田中佑弥 町田水城 塚本幸男 蔵原 健
本折最強さとし 鹿野祥平 馬場煇平 白倉基陽 山岡隆之介 菊池銀河
山内圭哉 山西 惇
藤原竜也
スウィング:キクチカンキ
公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/kinglear2026/

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