
2026 年 3 月~4 月に作・演出・青木豪、出演・安田章大、古田新太の強力タッグによる『音楽劇 ポルノスター』の上演が決定した。
青木豪の作・演出では、2019 年に安田章大と古田新太の舞台初共演で上演した『マニアック』(新国立劇場にて上演)、PARCO 劇場で安田章大主演の『あのよこのよ』が好評を博してきた。
今回、青木豪書き下ろしで、安田章大が 7 年ぶりにと古田新太と舞台で共演する作品は、ブラックな笑いを散りばめた“不条理犯罪ファンタジー音楽劇”。
仕掛けられた罠と残虐な犯罪が交錯する、予測不能な物語が展開。
登場するのは、私立探偵とその姉、怪しげな美容整形外科医と一見セレブ風なその
妻と癖ありげなその娘、AV 男優兼薬剤師、マジシャン、そして失踪した男などなど――。エキセントリックな登場人物たちが、80 年代のディスコサウンドに乗せて繰り広げる、明るいエロティシズムとナンセンスの狂騒!誰も見たことのない、狂喜乱舞の音楽劇が今ここに誕生する。
古田新太の妻役に高岡早紀、娘役に川島海荷が登場し、歪な関係のマッドファミリーを演じる!
さらに、安田章大の姉役に南海キャンディーズの“しずちゃん”こと山崎静代が『マニアック』以来、再びの登場する。
青木豪(あおき・ごう)《コメント》
古田さんと作った前回『マニアック』は「豪ちゃん、絶対怒られそうな芝居やらない?」がお誘いの言葉だった。今回は「面白がっちゃいけないことを面白いミュージカルにしない?」的な言葉で誘われた。つまり「露悪」である。「露悪の果て」を作ろうと思う。ご一緒に面白がっていただけたら幸いです。
安田章大(やすだ・しょうた) 《コメント》
いろいろな安全面を考慮してあまり挑戦的なことがしづらいご時世になってきた令和でございますが、日本語でいう前衛、アバンギャルドな舞台になっています(笑)。すごくドキドキするものをよりエンタメ化させ届けられるのが、古田新太×青木豪ですので、想像を超える作品になると思います。
アブノーマルを超えて、アブアブノーマルみたいなキャラクターの集合体がこの『ポルノスター』という作品だと思いますので、腕が鳴る役者さんたちを目の前で見れることが楽しみです。そして前回共演させていただいたあの方と姉弟役をやれることが幸せです。
軽快な音楽が言葉をオブラートに包んで(笑)、毒々しさや痛快さ、日ごろの鬱憤を晴らしてくれる、そんな舞台に仕上がると今から確信しています。ぜひ劇場に来て、笑うなり、目をつむるなり、隣の人と気まずくなるなり、劇場にしかない空間と匂いを味わいに来て下さったら幸いです。
古田新太(ふるた・あらた) 《コメント》
この作品は変態・青木豪と「感じ悪いミュージカルをやりたいね」という話から、「じゃーパルコさんに迷惑かけようか」という流れで企画が成り立ちました。豪ちゃんは他のところではかなり遠慮していい話を書いていますが、基本的には変態なので、オイラと組むときはその部分を遺憾なく発揮していただきたいと思っています。
ヤスは「豪さんと古田さんが組むんだったらぜひ参加したい」と内容も聞かずに言ってくれましたから、よっぽど『マニアック』が楽しかったんでしょう。なるべくならば、SUPER EIGHT のファンの女の子たちがお母さんと観に来て、下を向くような作品にしたいと思います。
基本的には楽しいお芝居にするつもりです。皆んなでゲラゲラ笑って、音楽にのって歌ったり踊ったりしながら、最終的には「感じ悪いなー」と言って帰ってほしいですね。イヤな感じにはする予定です!ぜひ皆んなで劇場でふざけましょう。
高岡早紀(たかおか・さき)《コメント》
演出の青木豪さんとは今回初めてご一緒させていただきますで、私の知らない世界に連れて行ってもらえるのではないかとわくわくしています。また、作品の世界観がすごく独特なので、その世界にどのように引っ張ってもらえるのかも楽しみであり、不安でもあります(笑)ただ今回は、約 10 年振りに共演する安田さんと、お誕生日が同じで仲良くさせていただいている古田さんのお二人がいらっしゃるので安心感もあります。お二人にガンガン引っ張ってもらいつつ、引きずられつつ、舞台稽古を心待ちにしています。
ホラーや犯罪といった要素が入っていますが、80 年代のディスコ音楽がいっぱい散りばめられたポップな作品ですので、お客様に楽しんでもらいながら私自身もきっと楽しい舞台になると信じています。ご来場お待ちしています。
川島海荷(かわしま・うみか)《コメント》
台本の内容が衝撃的過ぎて、つい何度も読み返してしまいました。本当にこれを舞台でやるのかなという印象ですが、いろんなジャンルを手掛けられている青木豪さんが、オリジナルで書いている作品をどうやって演出するのか、稽古場が楽しみです。私が演じるマリアは他人からは全く共感されない価値観を持った多面性のある女の子なので、自分の中でいろいろ
と試行錯誤しながら演じていきたいです。
皆さん初めましての現場で緊張していますが、個性派揃いのキャストの中で私も負けじと食らいついていきたいと思います。闘いに挑む気持ちです!
観た方によっていろんな感想が出てくる舞台になると思います。迫力もありますし、私も爆発的な何かがこの舞台にはあるんじゃないかなと思っていますので、ぜひ劇場に観に来てください。よろしくお願いします。
山崎静代(やまさき・しずよ) 《コメント》
青木豪さんとは 2019 年に『マニアック』という作品でご一緒して、芸人としてやったことのない新しい扉を開けていただきました。自分の中では初めての感覚ですごく楽しかったので、またこうやって出演させていただけることが本当に嬉しいです。
今回は『マニアック』のあの感じもありつつ、エロとかグロがすごく面白く、馬鹿らしく描かれている一方で、社会派というか、そういう訴えも込められているのかなと台本を読んで感じました。
前回はなかなかパンチのきいたホテルの社長という変わったキャラクターを演じましたが、今回は私が姉で安田君が弟という姉弟の役で、一緒に冒険するような、割と中心で動いていくのですごく楽しみです。
初共演の方が多いですが、皆さん達者で面白い方たちなので、ついて行けるように一生懸命頑張ります。みなさんと一緒に楽しく、お客様の心に届くような作品を作れるように頑張りたいと思いますので、皆さんどうぞ劇場へ足をお運びください。
PARCO & CUBE produce 2026
『音楽劇 ポルノスター』
【作・演出】 青木豪
【音楽監修・出演】 ベッド・イン
【出演】 安田章大 古田新太
高岡早紀 川島海荷 山崎静代 小松利昌 村木仁 南誉士広 ほか
【大阪公演】2026年3月8日(日)~16日(月) 森ノ宮ピロティホール
【東京公演】2026年3月28日(土)~4月12日(日) 新国立劇場 中劇場
【福岡公演】2026年4月18日(土)~19日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
企画・製作 パルコ/キューブ
公式サイト https://stage.parco.jp/program/pornostar
ハッシュタグ #音楽劇ポルノスター















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