柿澤勇人 吉沢 亮の主演 Wキャストでミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」の上演が決定した。トニー賞6部門受賞の傑作ミュージカルが、EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP の第3弾として、東京ドリームパーク内の新劇場・EX THEATER ARIAKEにて、日本で初上演される。日本版の翻訳・演出は小山ゆうな。
ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』は、2016 年にニューヨーク・ブロードウェイで上演されるやいなやチケットが連日完売。第71回トニー賞でミュージカル作品賞・ミュージカル脚本賞・オリジナル楽曲賞など6部門に輝き、第 60 回グラミー賞や第 45 回エミー賞なども受賞し、社会現象になるほどとなった大ヒット作。
主演のエヴァン・ハンセンを演じるのは、柿澤勇人と吉沢 亮(W キャスト・五十音順)。両者ともに、ブロードウェイで本作を観劇し、日本版への出演を望んで今回の出演が決まった。
エヴァンの母親であるハイディ役に安蘭けいと堀内敬子、エヴァンが心魅かれるゾーイ役に木下晴香と松岡茉優。
同級生のコナー役は立石俊樹と廣瀬友祐、コナーの父ラリー役に石井一孝と新納慎也、コナーの母シンシア役を瀬奈じゅんとマルシア、コナーの妹のゾーイ役に木下晴香と松岡茉優。
さらにエヴァンののジャレッド役に上口耕平と須賀健太、同級生のアラナ役に高野菜々と宮澤佐江と、人気と実力を兼ね備えたキャストが各役Wキャストで出演する。
本作の作詞・作曲は「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポール、そして脚本は、名作『RENT』に大きな影響を受けたスティーヴン・レヴェンソン。日本版演出を務めるのは、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、数々の舞台・ミュージカルの演出で注目を集める小山ゆうな。
ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」
◆東京公演 2026年7月~8月 EX THEATER ARIAKE (東京ドリームパーク内)
※2026年8月~9月 ツアー公演(愛知、大阪)あり
※東京公演チケットは来春販売予定
<スタッフ>
翻訳・演出:小山ゆうな
訳詞:高橋知伽江
音楽監督・歌唱指導:清水恵介
<キャスト> ※各役五十音順
エヴァン・ハンセン 柿澤勇人/吉沢 亮
ハイディ・ハンセン 安蘭けい/堀内敬子
ゾーイ・マーフィー 木下晴香/松岡茉優
コナー・マーフィー 立石俊樹/廣瀬友祐
ジャレッド 上口耕平/須賀健太
アラナ 高野菜々/宮澤佐江
シンシア・マーフィー 瀬奈じゅん/マルシア
ラリー・マーフィー 石井一孝/新納慎也
尾関晃輔、澤村 亮、瀬崎宙乃、十川大希、福島玖宇也、藤田実里、渡邉 南
<翻訳・演出 小山ゆうなコメント>
『ディア・エヴァン・ハンセン』初演時から10年、コロナ禍を経て、SNSと人間の関係・他者とどう繋がるかといった価値観も大きく変わってきました。
今上演するには、作品にどのように光をあてれば良いか、クリエイティブメンバーと打ち合わせを重ねています。
私自身ブロードウェイ初演時には、斬新な発想、素晴らしい楽曲・演者達、全てに衝撃を受け、日本での上演を楽しみにしていたので、お話をいただいた時は驚きすぎて言葉を失いました。
今台本に向き合い、作品の素晴らしさを改めて感じています。
日本のお客様の期待に応えられるようスタッフ・キャストともに、作品に最大の敬意を払いクリエイトしていきますので応援して頂ければ幸いです。
<エヴァン・ハンセン役 柿澤勇人コメント>
ブロードウェイでこの『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕した直後、すぐに音源や英字台本を取り寄せました。
気付いたら貪るように今作品とエヴァンについて勉強をしていて、いつしか漠然と「この役やりたいなあ」と…。
普段、滅多に我を主張する方ではないのですが、まさか自分にそのチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。
そして一方的に大好きで且つファンである素敵なキャストの方々が集いました。
カンパニーと共に最高の作品になるよう、そして自身も少しでも作品に貢献できるよう、実は今年の初めからトレーニングを始めています。
先日誕生日を迎え38歳になったばかりですが(笑)、まだまだ悪あがきする所存でございます。
<エヴァン・ハンセン役 吉沢 亮コメント>
数年前、ブロードウェイで初めて観た時からずっと心の中に残り続けていた『ディア・エヴァン・ハンセン』。
どうしようもない絶望の中で、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待してしまう。
SNS などを通して世界と不確かな繋がりを持ちながら、常に孤独がまとわり付く現代を象徴する傑作だと思います。
精一杯やらせていただきます。
よろしくお願いします。