2025年9月に、辰巳雄大主演 舞台『炎の風景』(原題:Landscape with Weapon)を上演する。演出は英国シェフィールド国際演劇祭における最優秀演出家賞(2012)、読売演劇大賞の上半期作品賞ベスト5(2022)に選出されるなど、今、演劇界で高い注目を浴びる、気鋭の松森望宏。辰巳に加え、須賀貴匡、小宮有紗、波岡一喜が出演。
本作はイギリスの劇作家ジョー・ペンホールによって2007年に発表。「平和のための抑止力」という名目のもと、新型無人航空機開発のため、政府プロジェクトの一員となった航空技術エンジニアの葛藤を描いた作品。
最先端の科学技術が世界各国の政府の思惑によって軍需産業として生まれ変わり、殺戮兵器となっていく現実。自分が作ったものが自分から離れていき、取り返しのつかない状況になる不安と恐怖が描かれている。
★辰巳雄大 コメント
『炎の風景』でネッドを演じます辰巳雄大です。役者として、とんでもなく高いハードルを頂きました。台本を読むとそこには、人類を変えるかもしれない軍事テクノロジーを開発した”天才ネッド”の興奮や葛藤が兄のダンやロス、ブルックスと言う登場人物と共に膨大な台詞量で描かれていました。台詞量は自分が頂いた役の中で過去一かもしれません。4人だけの役者で複雑に入り組んだ感情がぶつかり合う会話劇。まさに逃げ場のない戦場です。演出の松森さんや共演者のみなさんと台本の奥の奥まで入り込み、身も心もネッドの人生に捧げて、絶対的なネッドとして舞台に上がりたいと思います。是非、劇場で”炎の風景”を目撃してください!
【スタッフ】
作:ジョー・ペンホール
翻訳:小川絵梨子
演出:松森望宏
【キャスト】
ネッド・・・・・・辰巳雄大
ブルックス・・・・須賀貴匡
ロス・・・・・・・小宮有紗
ダン・・・・・・・波岡一喜
東京公演:よみうり大手町ホール 9月12日(金)-9月21日(日)
兵庫公演:神戸朝日ホール 9月27日(土)-9月28日(日)
公式HP:https://landscapewithweapon.jp/