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日本版初上演!『PRETTY WOMAN The Musical』 星風まどか×城田優 田村芽実×城田優ビジュアル撮影レポート

2026年1~3月に東京・東急シアターオーブ、大阪・オリックス劇場にて、『PRETTY WOMAN The Musical』の日本キャスト版が初上演される。
厳しいオーディションを経て、星風まどかと田村芽実が主役のヴィヴィアン役を勝ち取り、Wキャストで務める。相手役となる敏腕ビジネスマン、エドワード役を演じるのは、2022年の『キンキーブーツ』でジェリー・ミッチェルを含む演出チームが惚れ込んだ城田優。今回の『PRETTY WOMAN The Musical』も、ジェリー・ミッチェルを含むチームが演出を手掛ける。
3人のビジュアル撮影の模様をレポートしたい。

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田村芽実×城田優 ビジュアル撮影

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撮影現場に到着して目に飛び込んできたのは、セクシーなミニスカート、ロングブーツを身につけた田村芽実。無邪気なコールガール・ヴィヴィアンが、エドワードと出会った時のスタイルだ。
やがてビシッとスーツを決めたエリート・ビジネスマンスタイルの城田優が登場。セットの準備が整うまで、来日中のアソシエイト・コレオグラファーのRusty Moweryと3人は談笑しながら待機。田村は4/27(日)から上演中のブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の稽古で、城田は2022年に『キンキーブーツ』に出演したので、来日スタッフ陣とも旧知の仲。田村が日本語を教え、通訳が訳す側から城田が英語で解説&ツッコミをいれて、笑いが沸き上がる。なんともなごやかな現場だ。

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セットが整い、ふたりが撮影位置に立つと、空気が張りつめる。
まずは大ヒットとなった映画を彷彿とさせる背中合わせのポーズから。ポイントはヴィヴィアンが引っ張るエドワードのネクタイだ。田村の百変化するキュートでエネルギッシュな表情に、周りのスタッフからも「カワイイ!」と歓声が数珠繋ぎであがる。ラスティから手のポーズのアドバイスをもらうと、ネクタイを引っ張る田村の指先までが活き活きとして、撮影のスピードが上がる。

ふたりは撮影の合間に、真剣な面持ちで撮ったばかりの写真を確認。田村は「出来上がるのが、めちゃくちゃ楽しみ!」と声を上げた。

続いては、さまざまなポーズと表情でのバリエーション撮影に。
ミュージカル版での主役は、ヴィヴィアン。「どんどん自由に」とリクエストされると、田村が楽しげにポーズや表情を変えていく。それに応じるように、城田エドワードにも「怒ったような表情」や「困った表情」がリクエストされる。ふたりはエネルギッシュに機敏にリクエストに応え、シャッターが止まったわずかな合間も笑顔がこぼれていた。

★田村芽実×城田優★ ビジュアル撮影後にコメントをいただきました!

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―田村ヴィヴィアンと初めて会ったご感想は?
城田:めちゃくちゃヴィヴィアンそのもので、メイクが出来上がった瞬間にみんなから「お~!」と歓声が上がったぐらいお似合いです。
田村:城田さんはオーディションの時も和ませてくださって、本当にお世話になりました。今日もメイクの時からいっぱい話しかけてくださったので、緊張せず楽しく、本当のヴィヴィアンとエドワードの関係のように楽しく撮影できました。

―城田エドワードにお会いになった印象は?
田村:すごく綺麗ですよね。CMのマネキンみたいなお顔で、ほんとに綺麗だなと。足も私の3倍位・・・
城田:3倍位の足?バケモノ扱い?(笑)
田村:(笑)全部受け止めてくださるので、稽古が本当に楽しみです!
城田:ホントに楽しみです。何よりも、ヴィヴィアンが成長していき、エドワードは彼女のエネルギーにどんどん吸い寄せられていく話だと思うので、私は芽実ちゃんのエネルギーに乗っかっていきたいと思います。
田村:本当にご一緒できるのが嬉しい。本心を言ってるのに、嘘っぽいと思われたらどうしよう!
城田:大丈夫。頑張って信じるようにしますから。(笑)

―ご出演が決って、ご両親がとてもお喜びになったそうですね。
田村:そうなんです。私の両親がこの映画にドンピシャ世代で、何度も映画館に通い詰めたらしくて、私がこのオーディション合格した時に、母が泣いて喜んでくれました。本当に楽しみにしてます。
城田:ご両親に楽屋に来ていただいて、ふたりの間にこう入ってもらって
田村:うぁ~!こういうところ!ホントにこういうところ!
城田:こういうところ?! 怒られているのかな?(笑)
田村:城田さんとご一緒できるのもほんとに嬉しいですし、不朽の名作であるので、精一杯の演じたいと思います。

星風まどか×城田優 ビジュアル撮影。

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星風ヴィヴィアンは、エドワードとオペラ観劇に出かける際の深紅のロンドレスで登場した。このドレスは、ミュージカルの中でジェリー・ミッチェルが一番こだわりを持っている衣裳だそうで、キンキーブーツの稽古場に向かう直前のラスティ・モワリーも星風のフィッティングを入念にチェック。「本当に素晴らしいドレス!写真が撮れたらすぐに送って!」の言葉通り、スタジオに星風が現れると現場が一瞬で華やぎ、待ち受けたスタッフ陣から「美しい!」と歓声が上がった。
だが、ミュージカル版のヴィヴィアンは、美しいだけでなく、自分の人生を掴み取っていくようなニューヒロイン。城田エドワードは「俺が主役じゃないよ」と優しく告げて、星風ヴィヴィアンを撮影位置に迎え入れた。

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撮影は背中合わせで星風ヴィヴィアンが城田エドワードのネクタイを引っ張るポーズから。
初めはちょっぴり緊張の面持ちにも見えた星風だが、赤いドレスのラインが映えるポーズが決まると、シャッター音が連続して響き、あっという間に撮影完了!思わず全員から歓声と拍手が沸いた!

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様々なスタイルを求められるバリエーション撮影では、カメラマンから「もっともっと強く!」と積極的なポーズと表情を求められた星風ヴィヴィアン。それはヴィヴィアンが強い意志を持った女性だから。ユーモアも交えたカメラマンの掛け声に、星風ヴィヴィアンが思わず笑ってしまうほど。周りのスタッフからも笑い声が起こる中、星風ヴィヴィアンは次々と新たなポーズを繰り出し、城田エドワードも表情をクルクルと変えていく。

表情豊かに、どんどん変わっていくヴィヴィアンと、彼女を見つめることで変わっていくエドワード。どんな恋模様を見せてくれるのか、楽しみふくらむ撮影現場だった。

★星風まどか×城田優 ビジュアル撮影後にコメントをいただきました!

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―初共演ですね。
星風:オーディションのときに初めてお会いしたのですけれど、私は城田さんの舞台をたくさん拝見していたので。
城田:何をご覧になったのですか?
星風:ミュージカル『ファントム』や『エリザベート』など、いろいろ拝見しておりました。
城田:ありがとうございます。
星風:今日は私の役、ヴィヴィアンが引っ張っていく役、強い女性像なのですが、陰でリードしてくださって。
城田:全然(笑)。普段のおしとやかな雰囲気から、なかなか見ることもできないアグレッシブなカットもたくさんありました。さすが宝塚仕込みの、娘役ですけれど、とてもエネルギッシュな、ヴィヴィアンにぴったりな絵が撮れたのではないでしょうか。
星風:がんばります!
城田:ステキな赤いドレスもピンヒールも
星風:本当に素敵なドレスをご用意してくださって…
城田:もちろんだよ。俺が君のために! (笑)
星風:ありがとうございます。(笑)

―星風さんはオーディションを経ての主演ですね。意気込みをお願いします。
星風:お芝居とお歌のオーディションだったんですけれども、難しい楽曲もありますし、作品の全体像をその場ですべて感じ取れていたわけではないんですけれども、お芝居も一緒にやらせていただいて、本当に素敵で、早くあの世界にどっぷりと身を放り投げたい!(笑)
城田:放り投げちゃうんだ(笑)
星風:全力であの作品の中で生きられるのが今から楽しみですので、城田さんと共に、芽実ちゃんと共に、みなさんと共に頑張ります!
城田:ます!(笑)

―城田さんは2022年に『キンキーブーツ』にご出演されて、演出チームに見込まれての今回のご出演だそうですね。
城田:ジェリー・ミッチェルさんと(アソシエイトディレクターの)D.B.ボンズとラスティという『キンキーブーツ』の演出チームの方たちと今回もご一緒できるということで、非常に嬉しい気持ちです。日本キャストでの初演ということで、この作品が今回の2025年の初演から芽が出て、どんどんこの『プリティ・ウーマン』が育っていくように、その第1回目の公演ができればと思っております。なので、キャスト一同、そしてスタッフ一同、気を引き締めてがんばっていきたいと思います。

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『PRETTY WOMAN The Musical』
2026 年1月~3月
東京公演:東急シアターオーブ
大阪公演:オリックス劇場
【CAST】
ヴィヴィアン・ウォード(W キャスト) :星風まどか / 田村芽実
エドワード・ルイス :城田 優
キット・デ・ルカ(W キャスト) :エリアンナ / 石田ニコル
ハッピーマン(W キャスト) :spi / 福井晶一
フィリップ・スタッキー :寺西拓人
デイビット・モース :吉田広大
ジュリオ :シュート・チェン
スカーレット :可知寛子
ヴィオレッタ :石井千賀
アルフレード :佐々木淳平

仙名立宗、富田亜希、吉元美里衣、杉山真梨佳、伊藤広祥、井上花菜、安井聡、青山瑠里、政田洋平、中嶋尚哉
【Creative Staff】
脚本 :ゲイリー・マーシャル & J.F.ロートン
作詞・作曲 :ブライアン・アダムス & ジム・ヴァランス
演出・振付 :ジェリー・ミッチェル
日本版上演台本・訳詞 :城田 優
アソシエイト・ディレクター :D.B.ボンズ
アソシエイト・コレオグラファー :ラスティ・モワリ―
【オフィシャルサイト】 https://prettywomanjp.com/
【オフィシャル X】 @jp_prettywoman
【オフィシャル Instagram】 prettywoman_the_musical_japan
【主催】AMUSE CREATIVE STUDIO/フジテレビジョン/サンライズプロモーション東京
【企画・製作】AMUSE CREATIVE STUDIO