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「また春来る!」岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太の主演・演出の『祭 GALA』制作発表記者会見「いずれは海外に」「地方に」

新橋演舞場にて4月1日(月)~29日(月・祝)まで上演される、岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太の主演・演出の『祭 GALA』の製作発表記者会見が3月7日に行われた。
本作は、これまで『滝沢歌舞伎』シリーズをはじめ、新橋演舞場へ出演 を重ねてきた3人が、2024 年春に挑む新たな舞台。どのような舞台となるのか、挑む思いも語った。

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宮舘涼太 岩本照 深澤辰哉

岩本:製作発表をしっかりさせていただけることは本当に嬉しく思います。
深澤:ちょっと今日は俳優モードで来まして、面白いことは何も言えないかもしれないですし、短い時間ですけれど、「GALA」について熱く語っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
宮舘:「GALA」という作品で新しいスタートに踏み込みます。今日は皆さんに僕らの熱い思いをたくさん受け取っていただいて、もっともっとGALAの魅力を皆さんに知ってもらえるチャンスだと思います。いっぱいいろんなことを書いて写真を撮っていただいて、僕らの熱い思いを伝えられたらいいなと思います。

ーこの3人で「GALA」が決まった時の思いは?
岩本:素直に嬉しかったです。これだけ連続で新橋演舞場三のステージに立たせてもらって 僕たちは育ってきて、また新たな形で新橋場のステージに立てるっていうことがやっぱわかった時は、うん、「また春が来る」って思いましたね。それくらい嬉しかったです。
深澤:うまいね、また春が来ると。
宮舘:ほんとに僕も嬉しい気持ちでいっぱいなんですけど。新たに3人で演出という部分で未熟な部分もあるかと思いますが、でも今一生懸命稽古に励んでいる段階なので、その稽古を1日1日やっていくごとに楽しみに変わってきましたね。なので、早く見ていただきたい気持ちで今はいっぱいです。
深澤:ほんとに今全部言ってくれた、僕が言いたかったこと。(笑)新橋演舞場には思い出というか思いがたくさんあるかので、そのステージに改めて立てるということですごくうれしく思います。そして4月、新生活が始まったりする、新たなスタートのタイミングでこうしてGALAという作品をスタートさせることができて、本当にドキドキワクワクしています。早く皆に見てもらいたい。やりたいことがたくさんあるので、観ていただいて何かを受け取ってもらえたらいいなと思っています。

ー「GALA」とは?
深澤:新橋演舞場、そして日本の文化でもあるお祭りという部分で、祭と書いて外国語でガーラというんですが、僕らの場合はガラともじりました。日本の文化でもある祭を象徴した舞台になっていくのではと思います。和と洋の融合を空想の中で実現させるという僕らの思いでつけました。3人で1つのものを作っていくので一文字で表したのがこのイメージビジュアルです。

ー岩本くんは振付を?
岩本:振付、演出、構成、照明、ほぼほぼ僕は入らせてもらっているんです。どういう風に踊ったら面白いかなとか、どういう風に踊ったらより2人とか他のキャストさんのエネルギーを見てくださる方に届けられるかなというのを頭の中で想像しながら、振りを作ってる最中って感じですね、今。

ー宮舘くんは衣裳担当?
宮舘:はい。衣装。岩本が作る振付の世界観や、大勢の方も出てくださいますので、そことのバランスをとるのと同時に、オープニングの衣装を世界的なデザイナー、コシノジュンコさんにお願いをしまして、ド派手な衣装を作っていただくこととなりました。何回か打ち合わせとフィッティングをしまして、今は修正中です。
深澤:僕は差し入れ担当です。(笑) キャストの皆さんやスタッフさんには初めての方がいたりする中で、作品を作る上でスタッフさんキャストの皆さんとの絆みたいなものはやっぱり大事だなと思っているので、僕に何ができんだろうと思った時に、差し入れだなつと。今日8日ですか。4日後ぐらいに1回ピザパーティーやります。はい。(「随分出費がかさむ」の声に)いや、もうこんなお安いことです。みんないい作品を作る上では。舞台の作品づくりって本番だけじゃないなと。リハーサルから気持ちを作っていかなきゃいけないと思っているので、今回私が差し入れ担当ということでやらせていただきます。

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ー他のメンバーからは?
岩本:康二から「俺、めちゃめちゃ見に行くで~」みたいなことを言われました。それだけSnow Manとして思い出のある新橋演舞場さんでの作品ということで、他のメンバーも楽しみにしてくれていると思います。いろんなことに挑戦させてもらえるのをありがたいことだと感じて、メンバーも皆、観に来てくれるんじゃないかと思いますけどね。


演出面としては、個人的な場面や、今まで挑戦したことがない演目があり、出店のような感覚でいろんな出し物があるとのこと。

宮舘:あまり、言えないですね。観に来てくださったお客様が心躍る演出を、僕らは務めさせて頂きます。

―身体能力の高さを活かす場面もありますか?
岩本:それは最初の打ち合わせから「とにかく僕は体を酷使したい」と。深澤が苦い顔をしているのをスルーしながら「体を張らせてくれ」とスタッフさんにお願いしている。一公演ではかなりな消費する作品になるかと。

ー公演へのプレッシャーは感じていますか?
岩本:僕個人としては正直全く感じてないです。この作品は初めてで、僕たちが描きたいこととお客さんの心に本当に届くものが一致してるかどうかもわからない段階ですが、その試行錯誤している時間が楽しいよねとなるぐらい、3人、スタッフさんたちとも本当に笑顔で打ち合わせをさせてもらいながら進んでいってる作品です。それが新橋演舞場でちゃんとお客さんに伝わったと感じたら、多分そこ僕たちも欲が出てくるんじゃないかなと思っています。新橋演舞場から始まったこの作品を、いずれは海外にという思いも持ちながら、それはそれぞれしっかり持たせてもらった上で、この日本発信の作品を海外に、より日本の良さ、「GALA」という、お祭りっていう日本の良さを、日本の文化を海外に伝えていける作品に仕上げて育てていきたいなとの思いは持ちながら、公演に臨みたいと思ってます。
深澤:それこそ海外もそうですけど、やっぱ地方とかにも行ったりして、より多くの人たちにこの作品を見てもらえたらいいなと思います。
宮舘:プレッシャーを全く感じてないというのは嘘にはなってしまうとは思うんですが、 皆さんでこの三人で作りあげる創造したものを実現させて、より多くの方に楽しんで頂くという気持ちは、今の段階では楽しみに変わっているので。一歩踏み出すのは、労力がかかるものだと思うので、労力をいかに楽しめるかは思っているところではあります。

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ー(なかなか明かしてくれないですが)ストーリーは?具体的に新たな挑戦とは?
岩本:作品は一幕で考えており、パワースポットのような新橋演舞場という感覚を大事にしながらストーリをつくっていった。滝沢歌舞伎を知っている方も、この作品から初めて観るかたも楽しめるストーリーにしたいと思って仕上げている。神社やお寺にいくような気持ちで観に来てくれたら、その世界に引きずり込みやすいかなと思っています。
宮舘:僕はフライイングに挑戦しようと思っています。今まで誰もやったことがないような、変わったフライイングの内容になっていますので、乞うご期待ということで。Snow Manメンバーならではの「酷使する」ということで。
深澤:僕はおしゃべりなので、おしゃべりを活かしたシーンがあります。リハーサルではひとりで9分ぐらい喋っていたので、そういうのも、入っていたりもあります。アドリブもありますし、決まった台詞のもあります。
岩本:滝沢歌舞伎では変面をやらせてもらっていますが進化したものを。今までやっているのを、僕は見たことが無いものを。「こことここをつめこませたい」みたいな、「今まで誰も言ってきたことない」みたいな話からスタートしたものに挑もうと思っています。

★GALA_Logo

新橋演舞場4月 『祭 GALA』(読み:ガラ)
2024年4月1日(月)~29日(祝・月)
【主演・演出】
岩本照
深澤辰哉
宮舘涼太
3月20日(水・祝)10:00チケット発売開始!

公式HP:祭 GALA (shochiku.co.jp)