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フルバージョン復活!ミュージカル『アニー』製作発表会見

2023 年 4 月 22 日(土)~5 月 8 日(月)、新国立劇場 中劇場にて、今年も 丸美屋食品ミュージカル『アニー』が上演される。2月1日に製作発表会見が行われた。

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財木琢磨、マルシア、藤本隆宏、笠松はる、島ゆいか
深町ようこ、西光里咲

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コロナ禍のため、過去2年は一幕のショートバージョンで上演されてきた『アニー』だが、今年は二幕のフルバージョンでの上演となる。今年のアニーの深町ようこ、西光里咲は、ミュージカル『メリー・ポピンズ』でも同じ役を演じた仲。大人キャストの4人とも本作の経験者という心強い布陣だ。

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ウォーバックス役には藤本隆宏が2年ぶりに再登場。「2年ぶりということで、1年空いたということで、 改めてこの作品を見つめ直す時間ができたので、そこを活かして、また新しいウォーバックスを演じていければ」と挨拶。昨年は客席で初めて『アニー」を観劇。「いかにこの作品が素晴らしいかを改めて教えてもらった」「初心に帰ってしっかり演じていかなきゃと思っています」と思いを明かした。

3年連続で4度目のハニガン役のマルシア。「(アニー二辛く当たるハニガン役と紹介されて)決してそうではございません。今年はちょっと人間らしいハニガンを作り上げていきたい。どちらかといえば、暴れまくるハニガンです」とユーモアたっぷりに話し、司会から「見ていればハニガン先生がチャーミングな方だとわかる」といわれて「それはぴったりなお言葉でございます」と答えて、皆を笑顔にした。

ウォーバックスの秘書・グレース役の笠松はる。「3年目ですけれど、初めてフルバージョンを演じるので、初めてのシーンや台詞がたくさんある。自分がどう変化するのか、楽しみにしています」「ウォーバックスさんとの恋模様も復活」「この2年間楽しみにしている、ハニガンさんとの2人のシーンも長いバージョンになります。今までも毎日やりとりにいろいろ変化があって楽しかったので、今年さらに」と話すと、マルシアが「結構厳しいので、怖いです」と口を挟み、「そんことないわ」と笠松とちょっと押し問答になって、また笑いが起こった。

ルースター役の財木琢磨は「昨年も演じましたが、それにとらわれず、自由に広い劇場を駆け回って悪役を演じたい」「藤本さんの『アニー』愛がすごいとスタッフさんからたくさん聞くので、僕も負けないようにこの作品を愛して、みんなで愛して作り上げていけたらいいなと思っています」と言うと、藤本も「負けないです」と宣言していた。

リリー役の島ゆいかも昨年からの続投。「スタッフ・キャストの皆様とまたご一緒できる喜びがすごく大きい」「念願のフルバージョンでの上演です。私は客席からずっとフルバージョンを見ていて、大好きなシーン、温かいシーンがあって、それが帰ってくるのを楽しみにしていました。今年も大切に大切に演じて、そして子供たちが輝くように悪役として暴れてまいりたいと思います」と期待感をあふれさせた。

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今年のアニーの深町ようこ、西光里咲は、ミュージカル『メリー・ポピンズ』でも同じ役を演じた仲。
アニー役に決まった時に気持ちを深町は「最初はすごくびっくりして、もうなんかやるぞと気合いが入ったんですけど、その後だんだん楽しみな気持ちと、すごい嬉しい気持ちがこみ上げてきて仕方がありませんでした」と笑顔いっぱいに話した。
西光は「前の作品でも一緒だったので、ようこちゃんが呼ばれた時は、自分はもうダメだったなと思っていたので、その後に自分が呼ばれても信じられなくて。こうして今、アニーの衣装を着て、 ここにいられることがとても幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです」と、こちらも喜びをあふれさせた。

アニーとの共通点を深町は「笑顔で明るくて、ケロっとしてるところが似てるかなと思います。あと、
ちょっといい意味でずる賢いような感じのところが似てると思います」と打ち明け、西光は「はい、私は絶対に諦めないところと、強い心を持っているところがアニーと似ていると思います」と教えてくれた。

丸美屋食品ミュージカル『アニー』
■日程:2023年4月22日(土)~5月8日(月)
■会場:新国立劇場 中劇場
■出演:深町ようこ、西光里咲、藤本隆宏、マルシア、笠松はる、財木琢磨、島ゆいか 他
■演出:山田和也
■チケット一般発売:2023年2月4日(土)
■公式HP:https://www.ntv.co.jp/annie/
■夏のツアー公演:松本、大阪、名古屋、新潟(予定
■東京公演主催/製作:日本テレビ放送網
■協賛:丸美屋食品工業