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ゲネプロ動画追加!岡宮来夢主演ミュージカル『ファンタスティックス』取材会&ゲネプロ写真

10月23日にシアタークリエにて初日を迎える岡宮来夢主演のミュージカル『ファンタスティックス』について、22日にゲネプロと取材会が行われた。写真とゲネプロ動画をお届けします。(ゲネプロ動画10/23追加)(取材会動画11/7追加)

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本作は2002年まで42年間もオフブロードウェイで上演を続け、上演公演回数は17,162回という米国におけるミュージカル最長連続上演を記録しているミュージカル。描かれるのは、1組の男女と、その父親たちの物語。個性豊かな憎めない登場人物たちが、全身全霊で生きる姿がキュートで、コメディ要素がたっぷりでありながら一片の悲哀も感じさせる。
日本では1967年に東宝創立35周年記念東宝ミュージカル特別公演として菊田一夫が製作を手掛け、芸術座で日本初演された本作が、今回55年ぶりに新演出でのお目見えとなった。

公演は11月14日までシアタークリエにて上演。

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主人公の若者マット役を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』鶴丸国永役に抜擢されて、今や数々の舞台で活躍中の岡宮来夢。グランドミュージカルは初主演となる。
取材会で岡宮はマットのことを「自分のことを過大評価し、大人だと思い込んでいる子供」と紹介。「世界中でマット役を演じている方がたくさんいらっしゃると思うので、僕ならではのマットが出せたら嬉しいなと思います」と挨拶。

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マットの隣に住み、マットと恋に落ちるルイーザ役は、子役としてはミュージカル『アニー』主演のアニー役でデビュー。城田優の初演出「アップルツリー」でオーディションで選ばれて頭角を現し、今やミュージカルに演劇に引っ張りだこの豊原江理佳。ルイーザ役について「自分はハッピーエンドを迎えられると信じて生きている、夢見ている子ですけれども、自分にもそういう時があったなと共感して頂きたいと思います」と語り「舞台に立ってセットやバンドの方々のおかげで魔法がかかったと実感しています」と作品の魅力を紹介。

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ルイーザの父親ベロミー役はミュージカル界に欠かせない実力派、今拓哉。本作を「ニューヨークでも見ていて、日本でも何回も見ている好きな作品」と話し「とても素敵な作品だと思います。こんなにかわいい娘の父親役も嬉しいです」

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マットの父親ハックルビー役に、お笑い芸人でありながら『レ・ミゼラブル』テナルディエ役で本格ミュージカル俳優としても活躍するトレンディエンジェル・斎藤司。「うちの父がやっていた役で」とまず笑いを起こしてくれた斎藤。「元海軍という役柄で、横断歩道のおばあさんも助けてしまう心のやさしさのある自分にはギャップがあって役作りがとても大変でした」とコメントすると取材陣から「嘘はいくつ入ってますか?」とつっこまれていた。

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父親たちの計画により雇われる老俳優ヘンリーを、蜷川幸雄、ジョン・ケアードら巨匠からその演技力を高く評価され、舞台・ドラマ・映画で幅広く活躍する青山達三が演じる。「老いさらばえたシェイクスピア俳優ヘンリー言われています」と役柄を紹介し、「今を精一杯で生きるおじいさんでやりたい」と意気込みを述べた。

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旅芸人モーティマー役を本作がミュージカル初出演となるアンガールズの山根良顕が演じる。「ミュージカル初めてなんですけど、明日、初日開幕して日本のジョニーデップって呼ばれるように、宣伝していただきたいなと思います」と挨拶。

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物語を見守るミュート(黙者)を務めるのは俳優でダンサーの植田崇幸。「台詞は一切無いんですけれども、その分舞台狭しとスタイリッシュに一生懸命働いておりますので、その点においても注目して頂けたらと思います」

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そして登場人物たちを時に翻弄し、導く流れ者、エル・ガヨ役は元宝塚歌劇団星組男役スターで退団後本作が初ミュージカル出演となる愛月ひかるが演じる。「男なのか、女なのかわからないけども、人として魅力的だと皆様に思っていただけるように、役作りしていけたらと思っております」と意気込む。
宝塚歌劇団退団後の初ミュージカル作品となることについては「男性と共演するのが初めてなんだと思ったんですけど、自分も男を演じてるせいか、いまいちそこの違和感あまりありません。寧ろ娘役ではない、リアルな女性とかっこつけて…という方が痒いです」と語った。

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【囲み取材】

タイトル:ミュージカル ファンタスティックス
本・詞 トム・ジョーンズ
音楽 ハーヴィー・シュミット
翻訳・訳詞・演出 上田一豪
出演: 岡宮来夢 豊原江理佳 今拓哉 斎藤司 植田崇幸 青山達三 山根良顕/愛月ひかる
公演情報:2022年10月23日(日)~11月14日(月) 日比谷シアタークリエ
製作:東宝株式会社
作品公式 HP https://www.tohostage.com/fantasticks/