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『ラビット・ホール』チラシビジュアル、公演日程、チケット情報解禁

小島聖 田代万里生 占部房子 新原泰佑 木野花出演の2022 年 2 月~3 月に KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて上演の『ラビット・ホール』について、チラシビジュアル、公演日程、チケット情報が解禁された。小島聖・田代万里生からのコメントも届いた。

ラビットホールチラシビジュアル表

『ラビット・ホール』は、息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある一組の夫婦(小島聖、 田代万里生)と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描き、ピューリッツァー賞戯曲部門を受賞した作品。

【小島聖コメント】
最近思い立って開かずの段ボールを開けた。
体に沁みている記憶もなんとなく形(物)を残しておかないと消えてしまうのではないかといろんなカケラ を残していた。もちろん開けたことで蘇った記憶もあるし見なくとも刻まれている記憶もある。けれど考え てみればこの段ボールを開けることはほとんどない。
ならば物としてはいらないと思い切って処分した。
そうしたら風が吹いた。
大切だと思っていた物は小さくなったけれど、私にとっての大切さは変わらない、それでいい。 ベッカもそうなのではないか、とふと思う。 ベ
ッカとハウイーはお互いに大切な宝を失った悲しみの受け止め方が夫婦とはいえ違い、傷つけ傷つく。8 ヶ月では到底整理なんてできないけれど、答えのない日々に小さなあったかい風が吹いたらいいなと今は 思っています。

【田代万里生コメント】
これまでミュージカルで非日常を演じることが多かったのですが、今回初めて、家族のごくごく日常的な生活を描いた作品に出演させて頂くことになりました。描かれるのはどこにでもいるような普通の家族の日常ではあるものの、真実は小説より奇なり。不思議の国のアリスでお馴染みのラビット・ホールというタイトル通り、日常のすぐそばには、簡単には抜け出せない非日常なパラレルワールドが潜んでいます。初共演となる小島聖さんと共に演じるのは、8ヶ月前にわずか4歳の息子を交通事故で失ったばかりの夫婦。癒えることのない哀しみと人はどう共存して生きていくのか、僕自身の「明日」も、この作品で少し変わっていくような気がしています。

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース
『ラビット・ホール』
公演日程:2022 年 2 月 18 日(金)~3 月 6 日(日) KAAT 神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
上演台本:篠﨑絵里子
演出:小山ゆうな

出演:
小島聖 田代万里生 占部房子 新原泰佑 木野花

翻訳:小田島創志 美術:乘峯雅寛 照明:原田保
音響:徳久礼子 衣裳:前田文子
ヘアメイク:小林雄美 演出助手:城野健
舞台監督:瀬戸元哲 芸術監督:長塚圭史
宣伝美術:吉岡秀典・本田千尋 宣伝編集:飯野僚子
宣伝写真:久家靖秀 宣伝衣裳:柴原啓介
宣伝ヘアメイク:小林雄美・中田麻美

◆チケット料金(全席指定・税込)
一般:6,800 円 / 一般・平日夜割:6,000 円
U24 (24 歳以下):3,400 円 / U24・平日夜割:3,000 円
高校生以下割引:1,000 円
シルバー(満 65 歳以上):6,300 円 / シルバー・平日夜割:5,500 円
■チケット発売日 一般発売 12 月 18 日(土)
KAme(かながわメンバーズ)先行 12 月 4 日(土)
公演 URL https://www.kaat.jp/d/rabbithole2022
■企画製作・主催 KAAT 神奈川芸術劇場

☆兵庫公演
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2022 年 3 月 12 日(土) 15 時開演、3 月 13 日(日) 13 時開演