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林翔太×松岡充 ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』再演決定!

林翔太&松岡充の出演でロンドン・ソーホーを舞台に紡ぐ現代版“シンデレラボーイ・ミュージカル”が今秋、待望の再演となる。

『ソーホー・シンダーズ』メインビジュアル

ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』は、2019年3月、林 翔太、松岡 充らのキャストにより日本初演された現代版“シンデレラボーイ・ストーリー”。
熱い要望に応えて、今秋の再演が決定した。

物語は、主人公の青年・ロビーと、彼の恋人でロンドン市長選の候補者であるジェイムズのチャーミングで真摯なカップルの真実の愛を軸に、2人を取り巻く人々の多様でバイタリティ溢れる生き様を生き生きと描く。

公演は、11月3日(水・祝)のプレビュー・埼玉公演を皮切りに、名古屋・山口・香川・大阪・神奈川、そして11月25日(木)から12月12日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演される。

ジョージ・スタイルズと作詞家アンソニー・ドリューの名ソングライター・コンビ。2011年にコンサート版としてウエストエンドで産声を上げ、翌年にはオフ・ウエストエンドのソーホー劇場でミュージカル版として上演されました。
童話「シンデレラ」を下敷きに創作された物語は、ロンドンの街・ソーホーを舞台に、今にも踊り出したくなるほどカラフルな楽曲で綴られる。

主人公は、前回から続投の林 翔太。ロビーの恋人ジェイムズ役は、こちらも続投の松岡 充。ミュージカルからストレートプレイまで様々な作品での活躍に注目を集める林と、アーティストとして、俳優として、多彩なフィールドで唯一無二の存在として輝き続ける松岡。初演よりもさらに深めたコンビネーションで、仲睦まじい恋人同士を体現する。
共演に、東山光明、綿引さやか、西川大貴、豊原江理佳、菜々香、青野紗穂、さらに、水 夏希、松村雄基といった、実力派キャストが揃う。

【林翔太 コメント】
ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』で主演を務めさせていただきます、林翔太です。
再演が決まった時はとにかく嬉しくて、前回の台本を読み返したり曲を聴いたりと、気分はもう『ソーホー・シンダーズ』でした。
皆さんも好きな作品だと思うので、待望の再演という感じでとても嬉しいです。
前回の上演の時はミュージカル経験も少なく、共演者の皆さんやスタッフの皆さんに助けられながらなんとかやり切ったという感じなので、今回は成長した姿も見せられたらと思います。
演出の元吉さんとは三度目のお仕事なのですが、役者一人一人と心から向き合ってくださる方で、とても安心感があり信頼しています。今回もすごく楽しみです。またロビーを演じることができるんだ!とすでにワクワクしています。
前回観た方も今回初めて観られる方も『ソーホー・シンダーズ』の世界を楽しんでいただけたらと思います!ぜひ劇場にお越しください!

【松岡充 コメント】
2019年初演の千秋楽、「絶対また再演で会おうね!」とキャスト・スタッフの皆と約束してましたが、2020年春、あの頃誰も想像もしていなかったコロナの脅威に直面し、この作品だけでなく全てのエンターテイメントにおいて有人観客での上演は難しいのではないかと思っていたところでの再演が決定し、いち表現者としてとてもとても未来が明るく開けるように感じたのを記憶しています。
この作品のタイトルとなっている「SOHO CINDERS」は、和訳すると「英国ロンドンのシンデレラストーリー」つまり、男性版シンデレラ物語ということになります。
今はまだ「マイノリティ」と表現されてしまいますが、僕はこのワードのイメージがあまり好きではなく、さらにはこのワードへの印象として少なからず含まれるであろう「ネガティブ」な感情も好きではありません。というのは、そもそも人は生まれ持って個であり、一人一人違ってのことなのに、たった一つのチープな価値観でまとめ、マイノリティ(少数派)と呼ぶことに抵抗を感じています。自分以外の誰かと、時間や物質や経験を共有することによって、それまで知らなかった新たな発見からの喜びや悲しみなどの感情を得て、人生は彩りを増していくものと理解しています。
その観点からすると、この作品の登場人物の人生が、ただ特異なものという事ではなく、現代を生きる人々、それぞれにフィットするであろう場面やメッセージがある作品だと思っています。
それを演技や演出でもっと身近に感じてもらえる様に表現できないかと想いを込めて、この再演でまた新たな「SOHO CINDERS」を創りたいと思っています。

ポジティブな事以外は全てネガティブか?
僕には、それらがすべて後ろ向きではないと思えます。
一瞬、後ろ向きな発言や行動に思えることも、次に進むための大きなステップへの前段階として一歩後退していることだってあるはず。

キラキラと光り輝くものを創り上げるには、その裏にあるくすみや傷に対峙することがあるからこその明るい未来だと思っているので、それを今回の再演を観る方々にも感じて欲しいと意気込んでいます。

今作を観劇された方の「明日からまた一生懸命生きるぞ」と思えるパワーに繋げるために、僕達が演じる役柄のマイノリティ(違和感のある表現であるが)な部分=痛みや傷があるけどそれは幸せへのアプローチなんだということを表現できればと。
コロナ禍での上演、<未来への希望>を身体いっぱい、心いっぱいに感じてもらえる作品にしたいと思っています。

ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』
Stiles & Drewe’s SOHO CINDERS
Music by George Stiles
Lyrics by Anthony Drewe
Book by Anthony Drewe and Elliot Davis

音楽:ジョージ・スタイルズ
歌詞:アンソニー・ドリュー
脚本:アンソニー・ドリュー&エリオット・デイヴィス

翻訳・訳詞:高橋亜子
演出:元吉庸泰
音楽監督:大嶋吾郎
振付:原田 薫/赤澤かおり

出演: ロビー・・・・・・・・・・・・・・・洗濯屋を営む青年 林 翔太
ジェイムズ・プリンス・・・ロンドン市長選の立候補者 松岡 充

ウィリアム・ジョージ・・・ジェイムズの選挙本部長 東山光明
マリリン・プラット・・・・・ジェイムズのフィアンセ 綿引さやか
サーシャ・・・・・・・・・・・・・ウィリアムの助手 西川大貴
ヴェルクロ・・・・・・・・・・・若いシングルマザー 豊原江理佳
クローダ・・・・・・・・・・・・ロビーの義姉妹 菜々香
ダナ・・・・・・・・・・・・・・・・ロビーの義姉妹 青野紗穂

サイドサドル・・・・・・・・・自転車リキシャ店主 水 夏希

ベリンガム卿・・・・・・・・・経済界の大物 松村雄基

企画・製作:シーエイティプロデュース

◆公式HP https://www.soho-cinders.jp/
◆公式Twitter @soho_cinders_jp