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辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)&林翔太で『ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-』『スリル・ミー』の事件を舞台化

ミュージカル『スリル・ミー』の題材となった「ローブとレ オポルド事件」から、「ラスト・サムライ」のジョン・ローガンが生み出した舞台『ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-』が、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)と林 翔太の出演で上演される。演出は「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一。辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)と林 翔太は恋人同士を演じる。

メインビジュアル

「ローブとレオポルド事件」とは、裕福な家庭に生まれ、互いに同性愛関係にあった天才と呼 ばれていたユダヤ人の大学生二人が、同じく裕福なユダヤ人実業家の息子、ボビー・フランク スを誘拐して殺害し、終身刑プラス99年の懲役刑を受けた事件。

この事件を題材に、映画「グラディエイター」「ラストサムライ」などを手掛けたハ リウッドの脚本家ジョン・ローガンが、『スリル・ミー」よりも前に執筆した戯曲が本作。凶悪犯罪の裏には、何があったのか⁈を名脚本家ならではの手腕で描く。

『スリル・ミー』ではローブとレオ ポルド二人のみでストーリーが展開するが、『ネバー・ザ・シナー』では法廷を舞台 として事件をさらに広い視野でとらえる。加えてローブとレオポルドの 二人の容疑者をめぐってお互いの信念をぶつけあった弁護士と検事の法廷での闘争も物語の見どころとなる。

 リチャード・ローブ役:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)コメント
今回、君塚さんに演出していただけるということで、非常に光栄ですし、今、僕にこのお話をいただけたということは、芝居の幅を広げられるチャンスだと思いました。「ローブとレオポルド事件」は非常に凶悪な事件であるにも関わらず、不思議と興味深いところがあります。「ネバー・ザ・シナー」は、ローブとレオポルドという役名が実名であることからも分かるように、いい意味で美化していない、人間
のリアルな“粗(あら)”も描かれている作品です。観ている方に、犯罪者となってしまった2人の人間的な部分も感じていただけるように演じられたらと思います。
今回の作品はなんといっても僕の演劇史上、一番エロティックな役です。
必ずドキドキさせます!
そして、恋人として翔ちゃん(林)は“あり”です(笑)

ネイサン・レオポルド役:林翔太 コメント
僕は台本を読んで初めて実話だと知り、衝撃を受けました。この二人がいったいどのように考え、どのように行動し、どのように出来上がったのか、これから調べて、しっかり自分の中に落とし込んで役作りしていきたいです。作品としてすごく面白いですし、僕は台本を読み終えた時、重たい後味が残ったわけではありませんでしたので、きっと観ていただいたら何かを感じ取っていただけると思います。映像中心に活躍されている君塚さんに、演劇で、しかもこの作品で芝居をつけていただけること、さらに辰巳くんという心強い存在もいるので、早く稽古したいです。
そして、僕も辰巳くんには安心感しかないので、恋人として“めちゃくちゃあり”です(笑)

演出:君塚良一 コメント
台本を読んだら、とにかく面白かった。おそらく歴史上初のサイコパス殺人という非常に大変な事件を扱っているのに、テンポがよくて、ちょっと爽やかでキラキラしている彼ら二人の青春物語のようなところもあり、さらに、LGBTQに関しての問いかけや、死刑の是非についても触れている。きちんとテーマが問いかけられているので、非常に魅力的な物語だと僕は思います。
辰巳さんも林さんもお二人ともすごく勘が良く、舞台に対する思いも真摯(しんし)で、まぶしいくらいだったので、これは大丈夫だと感じました。様々なテーマが詰まった、まさに息が詰まるほどかもしれませんが、濃密なお芝居を楽しんでいただけると思います

『ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-』
作:ジョン・ローガン
演出:君塚良一
出演:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)
林 翔太
荒木健太朗
前島亜美
山岸拓生(拙者ムニエル)
姜 暢雄
磯部 勉
公式サイト:http://www.nts-stage.jp
公式Twitter:@nts_stage ※ハッシュタグ : ♯ネバシナ

<東京公演>
日程:2021年9月2日(木)~12日(日)
会場:品川プリンスホテル クラブeX
チケット料金:9,900円(全席指定・税込)

<大阪公演>
日程: 2021年9月18日(土)~19日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
チケット料金:9,900円 (全席指定・税込)