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新演出版マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワンレイク~』開幕!

1995年、男性がスワンを踊るという新解釈によりバレエ界に革命を起こした作品、マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワンレイク~」が新演出版となり、Bunkamuraオーチャードホールで開幕した。

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美しさだけではないスワン
1995年の初演時に演出・振付のマシュー・ボーンと共に本作を創り上げたのが、あの世界的ダンサー、アダム・クーパーだ。アダムもこの新演出版の稽古に参加し、新スワン/ストレンジャー役のキャストに役の持つ本質的な部分を伝えた。「重要なのは美しさだけでなく、男らしさや繊細さも見せることです。本来動物が持つ怯えや強さなどをどう表現するか、初演時はそんなことばかり考えていました。初演から数年たち、この作品が少年たちがダンスを始めるきっかけとなり、男性の踊りの素晴らしさを感じてもらえることは本当に嬉しいことです。」

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伝説が進化を遂げて開幕!
ニュー・アドベンチャーズの芸術監督であり、演出・振付のマシュー・ボーン氏が細部にまで見直し、初演以来はじめて、美術や振付などに手が加えられた。
「白鳥の湖で人生が変わりました。私のカンパニーは古典バレエではなくコンテンポラリーのダンスカンパニーです。男性で白鳥の湖を、というアイディアはまるで夢を見たかのように湧き出てきた。この発想は掘り下げれば下げるほど面白く、とても心理的になったのです。そして初演以来はじめて、振付や美術、衣裳など細部にわたり見直し、元の良さを残しつつ変更を加えていきました。今も人々に感動と影響を与える力があるから上演をし続けています。ダンスファンでない方もこの公演を観にきてくださり、劇場を出る頃にはダンスの虜となっていると思います。」とボーン氏は語る。
主役のスワン/ストレンジャー役を演じるのは、ウィル・ボジアー、マックス・ウェストウェル、そして、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサー マシュー・ボール(ゲストダンサー)だ。それぞれが異なる魅力を放つ荒々しくも美しきスワンは必見。

7月21日(日)まで渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて上演中。

作品公式HP matthew-swan.com

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公演情報
7月11日(木)~21日(日) Bunkamuraオーチャードホール
S席 13,000円 A席 9,500円 B席6,000円
チケット好評発売中
問い合わせ ホリプロチケットセンター 03-3490-4949
公式HP matthew-swan.com

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