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ミュージカル『憂国のモリアーティ』開幕!! オフィシャル会見取材&ゲネプロ

ミュージカル『憂国のモリアーティ』が、5月10日(金)に天王洲 銀河劇場にて開幕した。初日に先立ちオフィシャル会見と公開ゲネプロが行われた。

『憂国のモリアーティ』は、集英社「ジャンプSQ.」で2016年8月から連載されている、構成/竹内良輔氏、漫画/三好 輝氏による人気漫画。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授視点で再構築された物語を、今回はピアノとバイオリンの生演奏によるミュージカルとして上演される。

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【ゲネプロ】
物語は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン。

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 階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとする青年ウィリアム・ジェームズ・モリアーティと、彼と志を同じくする若者達がいた。

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モリアーティ達の前に現れたのは、シャーロック・ホームズと彼の助手、ジョン・H・ワトソン。

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19世紀ロンドンの陰鬱な空気の中、ミュージカルらしい壮大さと、謎解きの面白さにワクワクさせられる。
登場人物それぞれの物語を丁寧に描きつつ、ハラハラのエピソードが次々に展開していく。
シャーロック・ホームズと、宿敵モリアーティとの駆け引き、そして対決はいかに?!

【囲み取材】
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役の鈴木勝吾、シャーロック・ホームズ役の平野良、モリアーティ3兄弟の兄(長男)アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の久保田秀敏、弟(三男)ルイス・ジェームズ・モリアーティ役の山本一慶、 ジョン・H・ワトソン役の鎌苅健太の5名が登場した。

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山本一慶  久保田秀敏 鈴木勝吾 平野良  鎌苅健太

―ご挨拶をお願いします。

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鈴木勝吾:バイオリンとピアノの生演奏でお届けするので、芝居や音楽面でいろいろなタスクがありますが、今日までみんなで作り上げて続けてきたので本番で余すことなくお届けできたら思っています。

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平野良:ミュージカルなので熱量が届きやすいと思いますが、素晴らしい物語と音楽性をどう聴かせられるかです。個人的には憧れていたシャーロック・ホームズを演じることに緊張感とワクワクがあります。

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久保田秀敏:有名なシャーロック・ホームズの(とその物語を)敵役のジェームズ・モリアーティ目線から描いた新しい作り方をしています。シャーロック・ホームズの(小説)を知っている方にも新しい目線で見て頂けると思います。それをミュージカルとして上演しますので、みなさん、お楽しみにしてください。

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山本一慶   鈴木勝吾  久保田秀敏

山本一慶:原作の『憂国のモリアーティ』という作品には空気感があって、僕もその雰囲気がとても好きです。謎解きもあるので、舞台化したときに緊迫感を途切れさせてはいけないと思いますし、そこが一番大変じゃないかと思う作品です。そこに気合いを入れて一本通して皆さんに届けられたらと思っています。

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鎌苅健太:原作の世界観と時代の美しさ・辛さ・醜さ・酷さなどいろんなものをミュージカルでやることが挑戦で、キャスト一同、世界を広げられるようにやってきましたので、それを皆さまにお届けできるように大阪公演まで駆け抜けたいと思います。

―見どころは?
鈴木勝吾:漫画原作ではありますが、脚本・演出の西森(英行)さんを中心に、テーマでもある階級社会で虐げられている人たち、隷属させられている人たちの部分、その空気感を稽古でも何度も繰り返し作りました。その上にいる貴族たち、貴族の中でも大英帝国を憂いている僕たち(モリアーティ)の思い、そこに入ってくるシャーロック・ホームズ。好奇心のまま生きるシャーロックの生きざまなど、いろいろなものが交錯している瞬間を是非観て頂きたいと思います。

平野良:登場人物がみんな、キラキラしておりますので、魅力という極上の謎を提供できるのでは…と思っております。(他の4人は噴出したり、「かっこいい」とつぶやいたり)もう絶対に見出しになるでしょ!「魅力という謎!」

鎌苅健太:(取材陣に)絶対に使わないで頂きたい!(笑)

久保田秀敏:僕たち3人を主にしたモリアーティ陣営は、原作の小説では敵役として位置づけられているのですが、モリアーティにはモリアーティの、シャーロックにはシャーロックの正義があります。見えない正義の戦いを見て頂けたらと思います。

山本一慶:モリアーティとシャーロックとの駆け引きや戦いは、すごく演じている僕自身もワクワクし、心踊らされるので、そこが見どころかなと思います。
鎌苅健太:僕はワトソン役なので、まずはシャーロック役の平野良の見どころはとてもたくさんあります。僕たちは双璧なので(「魅力の?」とツッコミが入り笑い)。僕たちがどのように絡んでもつれてほどけていくのか、見どころがあります。この(鈴木、平野)二人を軸にしてカンパニーがギュッと(団結)していますので、どこも手を抜くことなく、なんとかこの時代を生き抜こうとしているので、何か現代にも通じるものがあればいいかなと思っています。

―ファンへメッセージをお願いします。
鎌苅健太:素晴らしい原作で、いろんなところまで時代を遡れる作品で、ミュージカルでみなさんに届けたいと思うので、見届けて頂けたら嬉しいです。

山本一慶:原作ファンの方も、原作を知らない方も、この舞台はすごく楽しめます。原作を知らない方でも、ミュージカルを見て原作が読みたくなると思います。是非観に来て頂きたいと思います。

久保田秀敏:ただ原作をミュージカル化した作品ではなく、その中に人間模様やいろんなドラマが描かれています。そこに音楽も併せて心情を表現しているので、すごい大作になっていると思います。

平野良:もちろんストーリーは面白いですし、目で見て楽しい、音楽的にも耳で聴いて楽しい、観終わって頭で考えて楽しい。とてもたくさんのタスクがつまっている作品。それを彩るキャスト達の魅力という極上の謎でお迎えしますので、是非観に来て頂きたいです。

鈴木勝吾:原作『「憂国のモリアーティ』をミュージカルとしてお届けできるのが非常に楽しみです。モリアーティ陣営は体制に時代に反旗を翻します。演劇にもそういう歴史があったのかなと感じますし、階級社会に生きる人たちへのテーゼでもありますので、観客のみなさまも今の時代に投影して観て頂けたらと思います。お芝居や音楽も(見どころは)ありますが、大きなテーマも劇場で感じて頂ければ嬉しいと思います。

 

【モリミュ】キービジュアルロゴ©入

ミュージカル『憂国のモリアーティ』 https://www.marv.jp/special/moriarty/

【東京】2019年5月10日(金)~19日(日)天王洲 銀河劇場
【大阪】2019年5月25日(土)~26日(日)柏原市民文化会館リビエールホール 大ホール
原作:構成/竹内良輔  漫画/三好 輝『憂国のモリアーティ』(集英社「ジャンプSQ.」連載中)
脚本・演出:西森英行 音楽:ただすけ
キャスト:
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ :鈴木勝吾 シャーロック・ホームズ :平野良/
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:久保田秀敏 ルイス・ジェームズ・モリアーティ:山本一慶 セバスチャン・モラン:井澤勇貴 フレッド・ポーロック:赤澤遼太郎/
ジョン・H・ワトソン:鎌苅健太/
ミス・ハドソン:七木奏音 ジョージ・レストレード:髙木俊/
レニー・ダブリン男爵:山岸拓生 ジェファーソン・ホープ:山﨑雅志 ブリッツ・エンダース伯爵:小南光司

安島萌 荒木栄人 伊地華鈴 大澤信児 貴嶋美愛 今野晶乃 佐々木駿也 下道純一 白崎誠也 藤井竜也 堀部佑介 松谷嵐 ほか

Piano:境田桃子 Violin:林周雅

■チケット絶賛発売中:一般 7,800円(税込) 見切れ席:7,800円(税込)
ローソンチケット:https://l-tike.com/m-moriarty/

Ⓒ竹内良輔・三好 輝/集英社 Ⓒミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト