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安田章大が演歌に挑む!熱狂的ファンを持つ土田世紀の漫画「俺節」初の舞台化!

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土田世紀の漫画『俺節』を原作とした新作舞台が、2017年5月~6月にTBS赤坂ACTシアター(東京)、オリックス劇場(大阪)に登場。
演歌歌手を目指す不器用な主人公を演じるのは、関ジャニ∞の安田章大。約2年半ぶりの舞台出演となる。

テレサ役は、連続テレビ小説『マッサン』でヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックス。日本語での舞台出演は今作が初めて。
オキナワ役は、現代劇から時代劇まで様々な役柄で活躍する福士誠治。舞台経験も豊富で、この12月には下北沢で演出家デビューも果たす。

さらに、西岡徳馬、六角精児、高田聖子、西岡徳馬、中村まこと…と実力派、個性派の俳優が揃う。

脚本・演出を手掛けるのは、高校時代から漫画『俺節』のファンで、「いつか舞台にしたいと思っていた」という福原充則。

【漫画「俺節」とは?】
「俺節」(おれぶし)は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で1991年から1993年にかけて連載された土田世紀(1969‐2012)の漫画。青森県津軽出身の高校生・海鹿耕治(あしかこうじ)が単身上京し、演歌歌手を目指して奮闘する涙と感動の青春群像劇で、若者たちの愚直なまでの情熱、愛と友情、苦悩、焦燥感が、それを象徴するような演歌の歌詞とともに濃厚なタッチで描かれ、人気を博す。ちなみに作中の海鹿耕治のデビュー曲「俺節」は、土田の詞で実際にCD化され(歌:小林ひさし)、作曲・プロデュースをした北島三郎は、コミックスの表紙などに使用された「俺節」の題字も手掛けている。また、当時のラジオ「古田新太のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)には、リスナーに「俺節」の替え歌を募る「俺の俺節」というコーナー、「電気グルーヴのオールナイトニッポン」には「マンガ俺節」というコーナーがあった。

配役
■安田章大■海鹿耕治〈コージ〉
—–演歌歌手を目指し、青森から上京。演歌に対する思いだけは煮えたぎるように熱い。気弱で恐ろしく不器用であがり症だが、抜群の歌唱力を持っているらしい……。
■シャーロット・ケイト・フォックス■テレサ
—–東欧出身。偶然出会ったコージと恋に落ちる、不法滞在中のストリッパー。ふるさとの家族の生活費のために日本に出稼ぎに来て、ストリップ小屋で働かされている。
■福士誠治■南風原はえばる太郎〈オキナワ〉
—–沖縄県出身。お調子者のギター弾きで、コージの相棒。みれん横丁というドヤ街に住んでいる。一見明るいが、なぜか裏の世界に足を突っ込んでしまっている。
■六角精児■流しの大野
—–みれん横丁のボス的存在で、北野波平の同期。新宿、四谷、新橋と飲み屋街を流しで歌う歌手。世の中の酸いも甘いも理解した、演歌の歌の中の登場人物を地でいくような男。
■高田聖子■元アイドル歌手寺泊行代/マリアン(ストリッパーのリーダー)
—–かつてのアイドル。見栄や嫉妬に取り付かれ、芸能界にしがみついている。起死回生の策として演歌歌手としての再デビューを打診されるが……
■桑原裕子■エドゥアルダ/才原(コージの歌の先生)
—–テレサと同じく、各地を回る巡業ストリッパー。サンパウロ出身の日系3世。
■中村まこと■戌亥いぬい辰巳/金村(テレサが働くストリップ小屋の支配人)
—–弱小プロダクションの社長。手腕は詐欺まがいだが、本物を見極めて業界で戦う意思を持つ。しかし、強者に勝つための戌亥の策略は、誤解と混乱と余計なトラブルを生み続ける。
■西岡徳馬■北野波平
—–紅白出場連続数十年の、演歌界を代表する大物歌手。コージとオキナワに若い頃の自分を見ている。大御所でありながらもおごることなく、「演歌人であるかどうか」という目を常に自分自身に向けている。