第76回日本推理作家協会賞受賞の本格社会派ミステリー
「連続ドラマW 夜の道標(どうひょう) -ある容疑者を巡る記録-」
吉岡秀隆・野田洋次郎に続く実力派俳優陣
瀧内公美、高杉真宙、和田正人、キムラ緑子らの出演が決定!
衝撃の真実を暗示するポスタービジュアルと本予告が完成!
第173回直⽊賞にもノミネートされた実⼒派ミステリー作家・芦沢央が、作家⽣活10周年記念として⼿掛けた『夜の道標』(中公⽂庫)を連続ドラマ化。主演に吉岡秀隆、さらに野田洋次郎の出演が発表されていた「連続ドラマW 夜の道標 –ある容疑者を巡る記録–」のオールキャストが決定した。
原作は、2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア⽂学賞を受賞しデビュー、吉川英治⽂学新⼈賞、⼭本周五郎賞、本屋大賞、直木賞など数々の⽂学賞にノミネートが続く芦沢が作家⽣活10周年記念として⼿掛けた同名小説。著者の芦沢は『嘘と隣⼈』にて、第173回直木賞にノミネートされた。1996年に起こった殺⼈事件の担当刑事・平良正太郎(吉岡秀隆)が、2年間逃亡する容疑者・阿久津弦(野⽥洋次郎)の⾜取り、殺⼈の理由を捜査しながら事件の“真実”に迫っていく、本格社 会派ミステリー。各登場⼈物のバラバラに思えた点と点が“ある容疑者”を巡って繋がった時、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく。
そんな事件に関わっていく重要な役どころに、実⼒派俳優陣の出演が決定。殺⼈事件の容疑者・阿久津の同級⽣で、阿久津を匿う⻑尾豊⼦役に、⾼い演技⼒と存在感で今最もクリエイターに⽀持される瀧内公美。刑事・平良とバディを組み、真相究明に奔⾛する若⼿刑事・大⽮啓吾役に、出演作品が後を絶たない若⼿実⼒派、高杉真宙が決定。物語を大きく動かしていく。
物語を彩る他キャストからも目が離せない。容疑者・阿久津と“あるきっかけ”で出会う小学6年⽣・橋本波留役に小谷興会。波留のクラスメイト、仲村桜介役に小林優仁。小谷は「TOHO NEW FACE」のグランプリを獲得した新鋭。ドラマ出演経験豊富な小林と共に、厳しいオーディションを勝ち抜いて選ばれた。そして刑事、平良の妻・澄⼦役には映美くらら、平良夫婦の⼀⼈息⼦で悩みを抱える⾼校⽣・孝則役に坂元愛登。波留の父親、橋本大洋役に吉岡睦雄、阿久津の元妻・真木実和役に朝倉あき。学習塾の講師で、阿久津に殺害された被害者・⼾川勝弘役に宇野祥平。平良と大⽮の上司の刑事課⻑・井筒勲役に和田正人、そして物語の鍵を握る阿久津の⺟親・栄⼦役をキムラ緑子が演じる。他にも野⽥演じる阿久津の少年期を原田琥之佑、波留らの担任教師を柾⽊玲弥が演じ、気鋭の若⼿から実⼒派が揃う布陣となった。
◆ポスタービジュアル&第2弾の本予告映像が完成︕◆
この度、ポスタービジュアルと第2弾の本予告映像が完成した。ポスタービジュアルは、夜の闇に紛れた犯⼈と追い求める刑事ら、そして犯⼈を匿う⼥性。4つの断片に分かれた登場⼈物の内在している感情を表現。また光の境界線がそれぞれの関係性や緊張感を示し、キャッチコピーの「この罪を、誰が責められるのか。」とともに衝撃の真実を暗示させるビジュアルとなっている。⽴場も境遇も異なる4⼈と様々な関係者が、どんな想いを抱えて、この事件、そしてその先の“社会の闇”と向き合い、関わるのか。点と点をひたすらに紡いだ先に衝撃の真実にたどり着く、本格社会派ミステリードラマを堪能いただきたい。
◆最新予告映像
瀧内公美&高杉真宙からコメント到着!
<⻑尾豊子役・瀧内公美>
脚本を読み終えたとき、取り扱う題材の重さに心が痛み、登場⼈物たちが⽣きる時間の流れに、引きずり込まれていくような感覚に陥りました。現場では、この感覚に引っ張られぬようにと踏ん張れば踏ん張るほど、重くのしかかり、苦しい⽇々でした。かすかな幸せも、すぐにこぼれ落ちそうになる。それが何より怖かったことでした。真摯に導いてくださった森淳⼀監督、⾒守りつづけてくださったス タッフ・キャストの皆さまに、心から感謝申し上げます。この作品が描く社会の光と影を、皆さまがどう受け取ってくださるか。息づく”⼈間のさま”を、ぜひ⾒届けていただけると幸いです。
<大矢啓吾役・高杉真宙>
この作品で大⽮という⼈物は犯⼈を追う⼀⼈の警察官ですが、⼈らしく葛藤する様は⾒ている⽅達と同じ心情でいる存在だと思います。今回僕は台本をいただいてから読み終わった後の世界は、また⼀つ⾃身の中で変化があったように感じました。それほど心を揺さぶられる台本で、読んでからも現場に⼊ってからもずっと彼らのことを考えている時間を過ごしていました。多くの⽅に⾒ていただきたい作品です。⾒ていただいた⽅の数だけ、どのように感じたかを聞けるので。皆さんの声が聞きたい作品です。
■ストーリー
1996年、横浜市内で学習塾を経営する講師・⼾川勝弘(宇野祥平)が殺害された。被害者の元教え⼦で軽度の精神障害を抱える阿久津弦(野⽥洋次郎)が早々に容疑者として捜査線上に浮かぶが、事件発⽣から2年経った今も⾜取りはつかめていない。捜査が縮小する中、窓際刑事の平良正太郎(吉岡秀 隆)が刑事課⻑・井筒勲(和⽥正⼈)の指示で、若⼿刑事・大⽮啓吾(⾼杉真宙)と共に⼾川殺しの専従捜査を担当することに。悪い噂1つない⼈格者・⼾川がなぜ殺されたのか――。⼾川を知る塾関係者、容疑者・阿久津の⺟親(キムラ緑⼦)や元妻・真木実和(朝倉あき)に知⼈……平良らは⽇々聴き込み を続けるが、謎は深まるばかり。
⼀⽅、殺⼈犯を匿うことになる阿久津の同級⽣・⻑尾豊⼦(瀧内公美)や、阿久津と“あるきっかけ”で出会う小学⽣・橋本波留(小谷興会) をはじめ、関係ないように⾒えた者たちまでもが、阿久津という逃亡中の容疑者を中心に動き出した時、バラバラに思えた点と点が繋がり、やがて思いもよらぬ展開を⾒せていく。
阿久津の殺⼈と逃亡の理由、平良たちがたどり着く“真実”、そして浮き彫りになる、ある社会問題とは――。⾃らも家庭に問題を抱える刑事・平良を軸に、たった⼀つの真実に近づいていく本格社会派ミステリー。
【原作紹介】『夜の道標』(中公文庫)
あの⼿の指す⽅へ⾏けば 間違いないと思っていた――。
⼀九九六年、横浜市内で塾の経営者が殺害された。
早々に被害者の元教え⼦が被疑者として捜査線上に浮かぶが、事件発⽣から⼆年 経った今も、⾜取りはつかめていない。殺⼈犯を匿う⼥、窓際に追いやられながら捜査を続ける刑事、そして、父親から虐待を受け、殺⼈犯から⾷糧をもらって⽣き延びる少年。それぞれに守りたいものが絡み合い、事態は思いもよらぬ展開を⾒せていく――。
【芦沢央・プロフィール】
1984年、東京都⽣まれ。
2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア⽂学賞を受賞しデビュー。同作が
15年に映画化。18年『火のないところに煙は』が静岡書店大賞、22年『神の悪⼿』で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(⽂芸部門)、23年『夜の道標』で⽇本推理作家協会賞(⻑編および連作短編集部門)を受賞。その他の著書に『汚れた⼿をそこで拭かない』『魂婚心中』『噓と隣⼈』などがある。
番組情報
■タイトル: 「連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」
■放送配信:9月14日(日)午後10時スタート(全5話)毎週日曜 午後10時〜 ※第1話無料放送
WOWOWプライム WOWOWオンデマンド
<スタッフ・キャスト>
原作:芦沢央『夜の道標』(中公文庫)脚本:倉光泰子 森淳一
監督:森淳一
音楽:Jun Futamata
出演:吉岡秀隆 野田洋次郎 瀧内公美 高杉真宙 / 小谷興会 小林優仁 吉岡睦雄 /映美くらら
朝倉あき 坂元愛登 宇野祥平 / 和田正人 キムラ緑子
企画プロデュース:小髙史織 野村敏哉プロデューサー:小林祐介 妙円園洋輝
制作プロダクション:ダブ
製作著作:WOWOW
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