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吉田美月喜&藤原樹(THE RAMPAGE)が高校時代にタイムスリップしたとしたら? 自身の想いを重ねるドラマ特区「世界で一番早い春」インタビュー!

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講談社「Kiss」にて連載され、Palcy等でも人気を集めている川端志季の原作漫画を基に実写化された、ドラマ特区「世界で一番早い春」が現在絶賛放送中!

大ヒット人気漫画家・真帆(まほろ)が高校生の時の後悔を胸に、高校時代にタイムスリップ。10年前に亡くなった雪嶋先輩への想いとともに物語が展開していく本作。漫画家であり、高校時代にタイムスリップする主人公・晴田真帆を吉田美月喜、真帆の高校時代の漫画部の先輩・雪嶋 周を藤原樹(THE RAMPAGE)が熱演。W主演を務めるお二人に撮影を振り返りながら、本作の魅力を語ってくれた。

― まず、原作や台本を読んだ時の感想をお聞かせください。

藤原樹(以下、藤原):最初に台本を手に取った時は、予想ができないようなことが次々と展開されるので、読みながら先の話が気になって一瞬で全部読みきってしまいました。
タイムスリップがキーになっていて、僕が演じる雪嶋と真帆、他の登場人物たちもとても個性豊かですし、ラブストーリーだけじゃなくて“漫画”に対するそれぞれのキャラクターの熱い思いが凄く心に響きました。

吉田美月喜(以下、吉田):私は以前に川端先生の作品を読んでいて、絵もとても素敵で世界観が好きだったので、今回お話をいただいて嬉しかったです。漫画は全5巻なので、読みやすくて私も一気に読んでしまいました。ラブストーリーだけではなく、スポ根みたいな要素もあって。キャラクター2人の距離感やテンションが高いところに、漫画に対する熱が凄く感じられました。愛おしいキャラクターばかりだと思いました。

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― お二人の真面目で実直なイメージがキャラクターにとても合っていると思います。それぞれ役が決まった時のお気持ちと、その役とどうやって向き合っていこうと考えましたか?

藤原:僕は今27歳なんですけど、雪嶋は高校生。「まだ高校生を演じられるんだ」という喜びもありましたし、漫画に対する思いや熱が僕のダンスに対する思いと重なる部分がありました。昔の自分を思い出しながら、いい意味で自分の素と照らし合わせながら役を作っていきました。

吉田:真帆の直球なところは、ちょっと自分と共通する部分かも。私も基本的にはポジティブなタイプなので、そこも真帆に似ていると思いました。観てくださる皆さんにも共感できる部分が多い等身大のキャラクターだと思うので、一緒に雪嶋先輩にドキドキ、キュンキュンしていただけると思います。真帆は素朴だけど真直ぐな感じを一番に出していけたらいいなと考えながら臨みました。

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― タイムスリップが物語のキーになっていますが、その中で演じる上で難しかったことなどありますか?

藤原:雪嶋はタイムスリップしないので、同じキャラクターでいるという部分では他の役よりやりやすいところはありますが、その分同じシーンを何回も撮るんです。その都度真帆の反応が違うので、自分も変わってくるところもあって。「今、何回目だっけ?」とか「今、真帆とどれくらい仲が良いんだっけ?」と考えながら、監督とどう表現したらいいかを話しながら進めていきました。

吉田:そうなんです。私の反応が変わっちゃうから、初めの言葉は一緒でも、ちょっとだけセリフが変わっていたりするので。ちょっとだけ違う・・・というのが多くて(笑)。

― 吉田さんは時間軸で行ったり来たりしないといけないところが大変なのでは?

吉田:軸となっているのは高校生の真帆ですが、その後に大人を経験している真帆が高校生に戻っているので、リアクションとか感じ方が絶対的に大人になっているはず。だけど、真帆の性格を考えると、大人ぶる感じは違うし。しかも何回も何回もタイムスリップする上で、心情が色々変化することもあって、私も監督と「ここはどれくらいのテンション感でいくか」ということを話し合いながらやっていきました。大人だけど大人感を出さずに、でも高校生との違いをどうやって出すか、その塩梅がポイントだったかなと思います。

― 今回初共演になりますが、お互いの最初の印象と共演してからの印象をお聞かせいただけますか?

藤原:吉田さんは凄く元気で、現場でもとても明るい方です。僕は人見知りで、現場に入ると大体3日くらい経たないと馴染めないタイプなんですけど、初日から凄く話しかけてくれるし、そこで「あ、大丈夫だ」と思って安心して、とてもやりやすかったです。

吉田:藤原さんは正直、見た目がちょっとクールじゃないですか。少し怖い人かも・・・と思っていました(笑)。なので、これはコミュニケーションをとらないと雪嶋と真帆はできない!と思って「よろしくお願いします」から、「あ、作品とか見させていただいたことあります」とか話しかけて頑張りました(笑)。でもとても優しい方でよかったです。

藤原:よかった(笑)。ありがとうございます。

吉田:撮影初日が2人の部室のシーンだったのですが、本当にほぼ2人の空間でしたし、お互いのスタイルみたいなものが分かる時間を過ごすことができたと思います。

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― 共演者の方も同年代の方が多いし、それぞれがとても魅力的なキャラクターだと思いますが、現場はどんな感じですか?

藤原:もう凄く楽しいですよ。本当に高校生に戻った気分。僕らと嵐役の大倉空人くんの3人でずっと話しているよね。

吉田:大倉くんもムードメーカーみたいな存在で。彼がいるだけで周りが笑顔になっているんです。

藤原:大倉くんと美月喜ちゃんは特殊なタイプだよね(笑)。

吉田:え、ちょっと待って、私も? なんで?(笑) 私は違いますよ。いたって普通(笑)。

藤原:だって、2人(大倉と吉田の)2人でけっこう盛り上がってるから。

吉田:いや、置いていかれているみたいに言わないで(笑)。一緒に盛り上がってるじゃないですか(笑)。

― とても明るい現場だと思いますが、物語ではシリアスな場面もあります。注目ポイントは?

吉田:コメディータッチになっているシーンもあれば、シリアスなところはグッと引き込まれる魅力があるので、とてもいいドラマになっていると思います。

藤原:やっぱり、何回も同じシーンを繰り返すところですね。タイムスリップする9月1日、雪嶋と真帆が初めて会うシーン。そこは何回も出てくるので、その違いを想像しながら、楽しみながら観てほしいです。

吉田:真帆の部分でいうと、真帆は明るいキャラクターで可愛らしいのですが、先輩が死んでしまった時の彼女の暗い目、光が宿ってない目が印象的です。私は川端先生の漫画の目の表現が好きで、『宇宙を駆けるよだか』という漫画時からすごく気になっていました。今回の真帆にもそんなシーンが何回かあります。もちろんイラストと生身の人間で演じられる表現は違うけれど、あの目に近づかせたいと思いながら悲しいシーンや複雑なシーンを演じたので、そこも見ていただけたら嬉しいです。

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― ところで、もしご自身が“タイムスリップ”できたら、どこへ行きたいですか?

藤原:中学生や高校生に戻って青春を味わいたいですね。高校2年生で上京してきたのですが、あまり学校生活と楽しめなかったので。普通にクラスメイトと楽しく遊んだり勉強したり・・・そういうのをやりたいですね。

― THE RAMPAGEとは違う青春を?

藤原:そうですね。THE RAMPAGEの時も青春でしたけれど、学生生活も味わうことができたらいいなと思います。

吉田:私は高校3年生です。ちょうどコロナ禍で修学旅行や高校最後の文化祭がなくなってしまったので。高1、高2の時は「高3があるから、最後の年に楽しめばいいか」と思っていたら、できなくなってしまって。やはり“やりたい!”と思った時にやるべきなんだと痛感しました。コロナ禍も忘れてはいけない経験ですが、高校3年生は心残りが大きい年だったと思います。

― 今を生きる人たちに伝えるものがある作品だと感じます。最後にドラマを楽しみにしている皆さんにメッセージお願いできますか?

藤原:タイムスリップ・ラブストーリーということで、皆さんも考察しながら観てもらえると思います。それぞれの漫画に対する熱量だったり、真帆の先輩に対する思いだったり、共感できる部分がたくさんある、とても素敵な作品になってるので、ぜひ楽しんでほしいです。

吉田:ベースは高校時代になりますが、いま学生の方以外にも大人目線からの学生時代の気持ちも感じられると思います。いろんな世代の方に観ていただいて楽しんでいただけたら嬉しいです。

【吉田美月喜(Mizuki Yoshida)】
2003年3月10日生まれ、東京都出身。昨年は劇場アニメ『ルックバック』にて京本役でW主演を務め、注目を集める。これまでの主な主演作に、映画『あつい胸さわぎ』(23/監督:まつむらしんご)、映画『カムイのうた』(24/監督:菅原 浩志)、MBS「マイストロベリーフィルム」(24)、舞台『デカローグ7「ある告白に関する物語」』(新国立劇場)。また、近年の出演作品に、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」(20)、TBS「ドラゴン桜」(21)などがある。

【藤原樹(Itsuki Fujiwara)】
1997年10月20日生まれ、福岡県出身。THE RAMPAGEのパフォーマー。2017年に「Lightning」でメジャーデビュー。近年は、俳優としても活躍しており、MBS「明日、私は誰かのカノジョ」(22)や、連続ドラマ初主演ytv「あらばしり」(25)等、話題作に出演し、今後、映画『エリカ』(宮岡太郎監督)の公開が2026年に控えている。

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【作品情報】
出演:吉田美月喜 藤原樹(THE RAMPAGE)
大倉空人(原因は自分にある。) 大原 梓 日比美思 /味方良介
原作:川端志季『世界で一番早い春』(講談社「Kiss」所載)
脚本:ニシオカ・ト・ニール、松本美弥子、桐乃さち
監督:富田未来、北川瞳
オープニング主題歌:Girls²「さくら、届け」(rhythm zone)
エンディング主題歌:Luov「透明シャボン」
制作プロダクション:The icon
製作:「世界で一番早い春」製作委員会・MBS

放送情報
ドラマ特区「世界で一番早い春」
MBS:毎週木曜 24:59~
テレビ神奈川:毎週木曜 23:30~
チバテレ :毎週金曜 23:00~
テレビ埼玉 :毎週水曜 24:00~
とちぎテレビ :毎週木曜 23:30~
群馬テレビ :毎週木曜 24:00~

公式 HP https://www.mbs.jp/sekaharu/

公式 SNS
公式 X: @dramatokku2_mbs ▶ https://x.com/dramatokku2_mbs
公式 Instagram: dramatokku2_mbs ▶ https://www.instagram.com/dramatokku2_mbs/
公式 TikTok: @drama_mbs ▶ https://www.tiktok.com/@drama_mbs
公式タグ: #セカハル #ドラマ特区

配信
TVer、MBS 動画イズムで見逃し配信 1 週間あり

原作情報
川端志季『世界で一番早い春』(講談社「Kiss」所載)
▼原作コミックス情報はこちらから
https://kisscomic.com/c/sekaharu.html
©︎川端志季/講談社

◎吉田美月喜 スタッフクレジット
ヘアメイク:yoko tanaka
スタイリスト:YUSUKE ARIMOTO(NANAKAINOURA)

衣装クレジット
ドレス:¥63,800 Arobe / アローブ(styles株式会社) info@arobe.jp
サンダル:¥24,200 ALM.(ALM.) https://almofficial.com
イヤリング:¥90,200 KAORU / カオル(KAORU ルミネ有楽町店) 03-6269-9305
ブレスレット:¥62,700 KAORU / カオル (KAORU ルミネ有楽町店) 03-6269-9305

◎藤原樹スタッフクレジット
ヘアメイク:oya
スタイリスト: takuto nakase

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