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坂口健太郎、赤楚衛二のやられっぷりを絶賛!? 「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」完成報告会

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「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」の完成報告会が、2月7日、東京・スペースFS汐留にて行われ、Season1主演の赤楚衛二とSeason2主演の坂口健太郎が登壇した。

WEB・アプリで人気となった今井大輔原作の漫画「ヒル」「ヒル2」を連続ドラマ化。本作は、他人になりすましをされた⻘年が、他人に寄⽣する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく・・・。その中で、なぜヒルたちが産まれてしまったのか、なぜ彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知り、彼自身もまた人としての本当の愛情に気づき、心の機微を取り戻していく様を描いていく、他人に寄⽣して⽣きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスドラマ。

Season1の主演は、ある日突然ヒルに日常を奪われ、ゾーカから復讐に協力して欲しいと頼まれるユウキ役を赤楚衛二。そして、Season2の主演は “ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラ役を坂口健太郎が演じる。

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赤楚演じるユウキは、他人になりすましをされ、殺人未遂罪で警察に追われる。警察から逃れる中、知り合った仲間と共に、ヒルから自分の身分を取り返そうと紛争する。ユウキを演じるにあたり、赤楚は「ユウキは親が殺人犯ということで、いろんな人にいじめられたり誹謗中傷を受けるなか、静に暮らしたいという気持ちもありつつ、普通に楽しく幸せに生きたいという気持ちを抱えていて、その悲しみを背負って(演じて)いかなければと思いました」と役と向き合った様子。

役に徹するために携帯電話やテレビから距離を置いたそうだが、「めちゃくちゃ寂しかったです。僕、寂しがり屋なんで」と苦笑い。

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一方、坂口演じるカラは、ユウキになりすました男にヒルとしての⽣き方を教え、また掟を破る者を罰する伝説のヒル。過去に⺟親的存在のヒルを仮⾯を付けた男に殺害されており、その男に復讐することを心に誓って⽣きている。

シーズン2について、坂口は「ヒル目線というか、ヒルたちの中で動くドラマ。僕はヒル狩りのカラではありますが、ヒルでもある。ヒルとしての生き方は教えているけれど、生きる意志を教えることができなかった。」と説明しつつ、「(カラは)とても謎の多い人物ですが彼の思っていることとか少しずつ明らかになっていきます。隣人感というか、本当にいるんじゃないかというある種の怖さみたいなものがある。そこは現代の世の中に通ずるものがあるなと感じながら演じていました」とコメントした。

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原作では「ヒル」から始まり、ヒルの世界が描かれているが、オリジナルドラマは「ヒル2」から始まり順序が逆になっている。赤楚は「いわゆる普通の人間の僕の役を通して”ヒル”の世界を知って楽しんでいただけると思います」と話すと、坂口も「順番を逆にしたことで(物語が)分かりやすくなっていると思います」と同調した。

見どころが多い本作だが、思い出に残っているシーンを問われると、赤楚は「ヒルの世界のひとたちの関わりやその気持ち悪さというところも見どころですが、僕が死にそうになったとき坂口さんに助けられたときは本当にカッコよく見えて印象的でした」と答えると、坂口は大照れ。

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アクションシーンも多いが、坂口は「赤楚のやられっぷりが凄くいいんですよ」とべた褒め。思わずのけぞって笑う赤楚に「褒めているんですよ。それによって殴っている方が上手く見えるから」と笑顔を見せる。

自身のアクションについては「カラが出す拳は正義の鉄杵に見えるようにしました。特殊ない動きはなく、戦い方は王道です」と話すも、撮影は真夏。「それなのに、カラは一切汗をかかないキャラクターと言われて・・・(笑)。本当に大変でした」と苦労を語った。

今回久しぶりの共演となる赤楚と坂口。赤楚は「2年ぶり(の共演)になりますが、以前も頼もしい背中を見せてもらっていましたが、役も相まって今回は力強さも感じました」と坂口に惚れ惚れ。「共演できてめちゃくちゃ感慨深く嬉しかったです」と伝えつつ「シーズン2に渡すこと考えるとヒリヒリしています」と心の内を打ち明ける。

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その言葉に坂口は「嬉しいですね」とニッコリ。「二人でいると、安心する。こういう舞台挨拶の時って緊張するけど楽だよね」と赤楚に微笑みかける場面も。

さらに、他人の家に住み着くという本作の内容にちなみ、「理想の家は?インテリアは?」と問われると、赤楚は「最近大きな加湿器を買ったんですけど、凄くいいんです」と明かし、坂口は「ずっといいと思っているのはウォーターサーバーです。僕猫舌なので温度がちょうどいい」と、二人とも現実味のある話に。思い出したように「絵が飾ってある家がいいですね」(赤楚)、「木があるといいですね」(坂口)と、質問の答えに戻し、会場の笑いを誘っていた。

最後に赤楚は「僕の役を通じて、身近にいそうだなとゾワゾワ感を楽しんでください」と伝え、坂口が「もしかしたら自分の身の回りに起きるかもしれないという緊張感がおおきな見どころです」と作品をアピールし、報告会を終了した。

◆予告映像

■第1話あらすじ
21歳の四宮勇気(赤楚衛二)は友人もおらず、バイト漬けの孤独な日々を過ごしていた。ある日、いつものように夜勤バイトから帰ると、部屋には腹部をナイフで刺された見知らぬ男が座り込んでいた。男は搬送先で目を覚ますと、刑事にむかって自分は“四宮勇気”だと名乗り、ユウキを指さしながら「この人が自分を刺した」と供述するのだった。咄嗟にその場を逃げ出したユウキは、一瞬にして逃亡犯となってしまう。そんなとき、目の前にゾーカという謎の女が現れ、父親を殺したある人物の復讐を手伝って欲しいと頼まれ行動を共にすることに。ゾーカは住人が不在の家を渡り歩いて⽣活する、通称“ヒル”だった。二人はやがて“ヒル狩りのカ ラ”の異名を持つ伝説のヒル、カラ(坂口健太郎)と出会う。カラもまた、復讐のためだけに日々を抜け殻のように⽣きるヒルだった——

謎の死を遂げた人間たちはみな”ヒル”だった。
その事件を追う警察たち。事件の背後にはヒルがいた。

「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」番組情報
■タイトル:「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」
■放送日時:2022年3月放送・配信スタート(全12話)
[第1話無料放送]【WOWOWプライム】
[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】

<スタッフ・キャスト>
原作:今井大輔『ヒル』『ヒル・ツー』(新潮社 バンチコミック)
脚本:⻘島 武(映画『グラスホッパー』『東京難⺠』)
掛須夏美(NTV「今日は会社休みます。」脚本協力)
音楽:横関公太
監督:鈴木浩介(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「シグナル ⻑期未解決事件捜査班」)
チーフプロデューサー:⻘木泰憲
プロデューサー:廣瀬眞子 笠置高弘 濵 弘大
製作:WOWOW トライストーン・ピクチャーズ
出演:赤楚衛二 坂口健太郎 ほか

【番組特設サイト】 https://www.wowow.co.jp/drama/original/hiru/

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Season1主演・赤楚衛二 & Season2主演・坂口健太郎
新時代の社会派復讐サスペンスに挑む!