Open Close

映画『月』壮大なドラマを予感させる場面写真7点解禁!

宮沢りえ 磯村勇斗 二階堂ふみ オダギリジョー
原作:辺見庸 脚本・監督:石井裕也

2023年、世に問うべき大問題作が放たれる

映画『月』

そして、その日は来てしまったー
この映画の刃はあなたに向けられている。
希望と絶望が表現された
場面写真7点解禁!

メイン1

辺見庸の小説「月」を原作に、脚本・監督に石井裕也、主演に宮沢りえ、共演にはオダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった布陣で製作した映画『月』。この度、壮大なドラマを予感させる場面写真が解禁された。

原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による「月」。事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという著者は、〈語られたくない事実〉の内部に潜ることに小説という形で挑戦した。この問題作を映画化したのは、コロナ禍を生きる親子を描いた『茜色に焼かれる』、新作『愛にイナズマ』など、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。十代の頃から辺見庸の作品に魅せられてきたという彼は、原作を独自に再構成し、渾身のパワーと生々しい血肉の通った破格の表現としてスクリーンに叩きつける。

サブ1

サブ2

サブ3

今回公開されたのは、主人公を演じる宮沢りえをはじめ、オダギリジョー、二階堂ふみ、磯村勇斗が演じるキャラクターそれぞれに焦点を当てた7点の場面写真。生い茂る森の中で、空を見上げる洋子(宮沢りえ)を捉えた様子や、憂いを帯びた表情で何かを見つめる昌平(オダギリジョー)、不穏さを漂わせる陽子(二階堂ふみ)、優しき笑顔で入居者に紙芝居を読むさとくん(磯村勇斗)など、それぞれの思いが交錯する瞬間を捉えている。

サブ4

サブ5

ほかにも、同じ「ヨウコ」という名前の二人(宮沢・二階堂)がお互いの悩みを明かす場面、4人のキャラクターが食事を共にする姿など印象的なシーンが切り取られている。
中でも注目したいのが、夫婦である洋子と昌平が抱き合う場面。希望と絶望の間でしっかりと抱きしめ合う二人の姿は、壮大なドラマの展開を予感させ、生きることへの希望と、そこにある愛を感じさせる印象的な1枚に仕上がっている。
いよいよ10月に公開を迎える『月』。気になる今後の情報解禁に引き続きご注目ください。

メイン2

<物語>
そして、その日は来てしまった。
深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。
施設職員の同僚には作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな青年さとくん(磯村勇斗)らがいた。そしてもうひとつの出会いーー洋子と生年月日が一緒の入所者、“きーちゃん”。光の届かない部屋で、ベッドに横たわったまま動かない“きーちゃん”のことを、洋子はどこか他人に思えず親身になっていく。
しかしこの職場は決して楽園ではない。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにする。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだ。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく――。
そして、その日はついにやってくる。

◆特報映像

宮沢りえ
磯村勇斗
長井恵里  大塚ヒロタ  笠原秀幸
板谷由夏  モロ師岡  鶴見辰吾  原日出子 / 高畑淳子
二階堂ふみ / オダギリジョー

監督・脚本:石井裕也
原作:辺見庸『月』(角川文庫刊) 音楽:岩代太郎

企画・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
製作:伊達百合 竹内力 プロデューサー:長井龍  永井拓郎
アソシエイトプロデューサー:堀慎太郎  行実良
制作プロダクション:スターサンズ
制作協力:RIKIプロジェクト
配給:スターサンズ
(2023年/日本/144分/カラー/シネスコ/5.1ch)
(C)2023『月』製作委員会
公式HP:tsuki-cinema.com
公式Twitter:@tsuki_movie

10/13(金)新宿バルト9、ユーロスペース他全国公開決定!