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映画『とんび』本編映像&場面写真解禁!!本作に隠されたもう一つの家族の愛の物語! 薬師丸ひろ子が紡ぐ〈母と娘〉の感動のストーリー

永遠のベストセラー小説、重松清「とんび」初の映画化
阿部 寛×北村匠海―親子の不滅の絆を描く“家族の物語”

タイトル

生き別れた母と娘、不器用な親子の涙の再会
『とんび』に隠された、〈母と娘〉の物語
薬師丸ひろ子の迫真の演技が引き起こす、感動の涙
本編映像&場面写真 解禁!

【0422】『とんび』場面写真_1

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松 清による不朽の名作小説「とんび」。今この時代にこそ届けたいと、初映画化が実現。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海。さらに、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた監督・瀬々敬久の元に、薬師丸ひろ子、杏、安田 顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結。これは、古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる、今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語。映画『とんび』が4月8日(金)に全国劇場公開した。

この度、本作に隠されたもう一つの家族の愛の物語、
薬師丸ひろ子が紡ぐ〈母と娘〉の感動のストーリーが解禁された。

【0422】『とんび』場面写真_2

今月8日に公開を迎えた本作だが、早速劇場を訪れた方たちからは「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」との声が上がり、各レビューサイトでも続々と高評価が寄せられている。

阿部寛演じるヤスと、北村匠海演じる息子のアキラ。〈父と息子〉の親子愛を描いた本作だが、実はもう一つ、〈母と娘〉の物語も描かれている。小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子(薬師丸ひろ子)とその娘・泰子(木竜麻生)の物語だ。

【0422】『とんび』場面写真_3

小料理屋の女将・たえ子は、農家に嫁いで2年目に生まれた娘・泰子がいた。しかし、生まれた子が男の子でなかったことから、嫁ぎ先の家族から心無い言葉を浴びせられてしまい、たえ子は娘を置いて逃げてしまった。そのまま生き別れた二人だったが、泰子の縁談が決まり、母に会うために夕なぎに訪れたのだ。

ヤスに連れられて、暖簾をくぐった泰子。たえ子は「いらっしゃーい…」と迎え入れるも、途端に娘に気づき、目もくれない。お茶を注文した泰子に対し、たえ子は、「飲み屋にきたらお酒飲みんさい。郷に入れば郷に従え、言うでしょう。」とよそよそしく振る舞う。娘を捨ててしまった自責の念から、愛娘との再会もうまく感情が現わせず、冷たく接してしまうのだ。さらに「商売を続けるコツ、一番は忘れること。済んだことをいちいち覚えとったら、やっていけんもんな。うちなんかなーんも覚えとらん。」「一日一日育てていくんが、どげーに大変なことか、いつか娘さんにも言うてあげんさいよ」と、他の客と話すときにも、思ってもないことを次々に口にするたえ子。

痺れを切らした照雲(安田顕)が、「たえ子さん、そのお嬢さんになんか食べさせてあげんさいよ。『夕なぎ』の料理は全部、お袋さんの味じゃがな」と、たえ子に伝えると、重い腰をあげて料理を作り出す。泰子に振る舞った料理は、婚礼のお祝いに使われるというハマグリの吸い物。不器用ながらも真っ直ぐ、料理で想いを伝えたたえ子が「おいしい?」と聞くと、「おいしいです」と答える泰子。そして顔を見つめ合うと、お互いに我慢していた気持ちが溢れ出し、どちらともなく涙が零れ落ちてしまう…

劇場に足を運んだ方からも、「たえ子さんと娘さんとの再会のシーンは号泣した」「薬師丸ひろ子さんの表情の演技にグッときました」と、母娘の関係性や薬師丸の演技が、多くの人の胸を打ったようだ。

どんな関係や環境になっても、母は子のことを愛し続け、子は母を想い続ける。映画『とんび』では、さまざまな関係の親子像が描かれるが、そのどの家族の中にも変わらない、〈家族愛〉の不変性を示してくれる。
今、この時代にこそ届けたい、未来へつながる家族の絆の物語、映画『とんび』にご期待ください。

◆本編映像

『とんび』本ポスターデータ

映画『とんび』
<STORY>
日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和 37 年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。時は流れ、高校 3 年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和 63 年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。

阿部 寛
北村匠海 杏 安田 顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生
田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳
麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子

原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久 脚本:港 岳彦
配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント
©2022『とんび』 製作委員会
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/

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