6月19日、映画『ターザン：REBORN』の公開アフレコ収録イベントが行われ、日本語吹き替え版で主人公・ターザンの声を担当する桐谷健太が登場し、自身初となるアフレコを披露した。
『ハリー・ポッター』シリーズの監督とスタッフによって、名作『ターザン』を全く新しいアクション・エンタテインメント大作として生まれ変わらせた本作。英国貴族となったターザンが、妻と故郷を取り戻すためにジャングルに戻り、戦う姿を描く。
今回のオファーを快諾したという桐谷は、「ターザンですもん！」とニッコリ。「誰でも知っているターザンという大役。思いっきりやりました」と胸を張る。吹替え演出担当の羽多野氏は、「非常に難しい役を、桐谷さんは真剣に、逃げずに体当たりしてくれました」と、絶賛した。桐谷も「これからも（チャンスがあれば）もっとやりたいです」と意欲満々。
本作を観た感想を「スタイリッシュで爽やかなターザン。僕らの知っているターザンとは違い、英国紳士なスタイルが新鮮だった。あっちゅーま（あっという間）に観終わりましたね！」と楽しそうに話す。「男として自然と対峙しているところがカッコいい。英国貴族という全てを手に入れた男が野生の感覚を戻していく･･･。ゴリラと闘う男はなかなかいないですよ。男として憧れます」と見どころを伝え、すっかりターザンの虜になった様子。
日頃は関西弁を話す桐谷だが、アフレコに関しては封印。「『ジャングルちゃうんかい』って関西弁だったらおかしいですからね（笑）出ちゃったときは、もちろんご指摘いただいて、ちゃんと録り直しましたよ」と笑顔をみせる。そんなアフレコの自己採点は100点だという。「本来は、観てくれた方が点数をつけるものですが、自分としては100点をあげましょう(笑)。難しかったけれど、面白かったです。今まで味わったことのない表現方法で非常に俳優として勉強になりました」と満足げに振り返った。
ターザンと似ているところは？と聞かれると「自然が好きなところ」とし、「以前、テレビ番組の企画でアフリカにホームステイしたんですが、裸族と生活した経験がこれに生かされていると思います」とコメント。
また、auのCM「三太郎」シリーズのCMで“浦ちゃん”として大人気の桐谷。「浦島太郎として海に行かれたり、ターザンとして山に行かれたり、大活躍ですね」と、声がかかると、「トリッキーな役ばっかりですね！役者冥利に尽きます(笑)。次は･･･月とか、宇宙ですかね」と答えていた。MCから「ケンターザンですね」と言われると、「え？初めて聞いた。でも、ケンタという名前で良かった～」と照れ笑い。
6月下旬にアメリカ・ロサンゼルスにて行われる、USプレミアに参加することが決まっており、「本作に出演されている役者さんたちと一緒にレッドカーペットを歩けるので、すごく嬉しい。日本代表のターザンとして楽しみたいです」と目を輝かせる。
最後に桐谷は、「『ターザン：REBORN』は暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感あるスタイリッシュアクション。今までとは違うターザンをぜひ劇場で観てください。字幕版も吹替版もぜひ！」と挨拶し、イベントを終了した。
映画『ターザン：REBORN』
【STORY】
すべてを手に入れた英国貴族、そして美しき妻と裕福な暮らし送る男ジョン。彼の別の名は“ターザン”。 産まれて間もなく、国の反乱に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは英国政府でも一目置かれる存在だった。 ある日、政府の命により、外交の為、妻ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、持てるものを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことが出来るのか？
監督：デイヴィッド・イエーツ（『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1、Part2』ほか『ハリー・ポッター」シリーズ）
キャスト：アレクサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン／クリストフ・ヴァルツ
原題：The Legend of TARZAN
© 2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
公式サイト：http://wwws.warnerbros.co.jp/tarzan/
7月30日（土）丸の内ピカデリー 新宿ピカデリー他
2D／3D全国ロードショー
