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道枝駿佑のお勧めの“泣きグッズ”はバケツ!? 福本莉子とともに、お互いの存在に感謝! 映画『今夜、世界からこの恋が消えても』大ヒット御礼舞台挨拶

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映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルスにて行われ、W主演の道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子が登壇した。

日本のみならず、韓国、中国など、国境を超えて大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説を、『僕等がいた 前篇・後篇』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの恋愛映画の名手・三木孝浩監督が映画化。本作は、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透の儚くも切ない愛の物語。月川翔と松本花奈が脚本を手がけ、亀田誠治が音楽を担当。真織を福本莉子、透を道枝駿佑がW主演で演じ、真織の頼れる親友・綿矢泉役を古川琴音、透の姉・神谷早苗役を松本穂香が務めた。

8月10日には観客動員50万人を突破し、公開初日の満足度98.4%と2022年公開の東宝配給作品では、1位(東宝調べ/2022年公開作品※8月1日時点)となり、Filmarks の「初日満足度ランキング」でも1位(Filmarks調べ/※8月1日時点)にランクインするなど、日本中を温かい涙で包んでいる本作。

この結果に、道枝は「皆さんの応援のおかげ。シンプルに凄いな!と」と笑顔を見せ、福本も「シンプルにめちゃくちゃ嬉しいです。体験したことないことですし、50万人と言われても想像がつかない数字。たくさんの方が劇場に足を運んでくださり、本当にありがとうございます」と感激しきり。

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プライベートでも劇場で鑑賞したという二人。道枝は「ここで(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)観たんですが、たくさんの方にご覧いただいて、すすり泣きの声が聞こえたり、感動されているのを直に肌で感じられて嬉しかったです」と感慨深げ。「メンバー(なにわ男子)の高橋か(恭平)らも『今日、2回目に行ってくる!』と連絡きました」と嬉しそうに報告していた。

福本も「公開日の翌日に観に行きました。(観客の)皆さんが泣いていて。SNSでもたくさん感想をいただいて本当に嬉しい」と続けた。

二人とも難しい役どころを見事に演じきったが、福本は「透くんとデートをしているのは楽しいけど、悲しい・・・。常に無力感があった。透くんのことを覚えていないのに、何故か涙が出てしまう表現が難しかったですね」と苦労を語ると、道枝も「気持ちを作るために、常に真織と一緒にいました。(二人の)空気感が大事だったので、よく話をしてコミュニケーションを取っていました」と、撮影時間以外にも常に透と真織の関係性を保っていた様子。

また、2回目、3回目と観る方たちのために、あらためて注目してほしい点を問われると、道枝は「2回目だからこそ、(心に)来るものがあると思う。デートシーンには特に注目してほしいですね」とアドバイス。福本は「1度観ると透の秘密がわかるので、今度は透の目線で作品を観てみると、彼が(真織に)どれだけのしてくれたのかを実感できるかと。視点を変えて観るのも面白いと思います」とコメントした。

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さらに、涙、涙・・・の本作のために、おすすめの“泣きグッズ”を紹介することとなった二人。舞台上にはハンカチ、サングラス、マスク、バスタオル、バケツ、水槽というグッズがずらり。

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福本は「ハンカチは当たり前ですが、泣いてメイクが落ちちゃうからサングラスもいいかも」と。道枝は「たくさん泣くからバケツもいいかも!」とバケツを抱え、「バケツを抱えて、もう片方にポップコーンも抱えて・・・」とポーズを取って、会場を沸かす場面も。
結局、福本がバスタオル、道枝がバケツをお勧めグッズとして選んでいた。

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この日で映画のプロモーション活動も終了となるということで、ここでお互いに向けてコメント。福本は「道枝くんの優しさに支えられました。道枝くんしか透を演じられなかったと思います。道枝くんだから信じられた。これからも心と体を大切に頑張ってください」と素直な気持ちを表し、道枝は「僕よりずっと大変な役だったはず。役作りを含め、モチベーションを常に保っていた姿に刺激をいただていました。僕も福本さんが真織でよかったと思います」と感謝していた。

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そして、サプライズで原作者の一条岬氏から二人にメッセージが届き、MCが代読し、突然の出来事に目を丸くしながらも、一言ひと言噛みしめるように聞き入る二人は「本当に嬉しい!」と、感激しきりだった。

最後に福本が「大切なものはいつか消えてなくなってしまうもの。そんな中で何ができるか。毎日一生けん命生きることは誰でもできる。この作品で日常を大切に生きることを改めて気づかされました。これからもこの映画がどんなふうに届いていくのか楽しみです」と挨拶。道枝は「『セカコイを観て、前向きな恋をしたくなりました』という書き込みを見ました。皆さんの背中を押して勇気を出していただけたらなと思います。もっと愛してもらいたい作品。皆さんの人生の中に届く作品になったら嬉しいです」と、感謝の気持ちとさらなるヒットを願い、メッセージを送っていた。

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『今夜、世界からこの恋が消えても』
<ストーリー>
明日、僕を忘れてしまう君と忘れられない恋をした。
僕の人生は無色透明だった。真織と出会うまでは――。
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い絶対に本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れた。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。

「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」

彼女はその日の出来事を日記に記録して、朝目覚めたときに復習することで何とか記憶をつなぎとめていた。その日ごとに記憶を失ってしまい、明日が来ることを恐れながら生きる彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。
しかし僕には真織に伝えていないことがひとつだけある。だから、真織の幸せを守るために、僕は“ある作戦”を立てた。

キャスト: 道枝駿佑(なにわ男子) 福本莉子
古川琴音 / 前田航基 西垣匠
松本穂香
野間口徹 野波麻帆 水野真紀 / 萩原聖人
原作:一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
監督:三木孝浩
脚本:月川翔 松本花奈
主題歌:「左右盲」/ ヨルシカ(UNIVERSAL J)
音楽:亀田誠治
配給:東宝
映画のマルシー:©2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

公式HP:https://sekakoi-movie.toho.co.jp/
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