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中島颯太(FANTASTICS)のキュートなポーズに母親役の松下由樹も悶絶!? 「可愛すぎません!?」『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公開記念舞台挨拶

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『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』の公開記念舞台挨拶が、7月5日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、主演の原田泰造をはじめ、共演の中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、松下由樹、富田靖子と、二宮崇監督が登壇した。

練馬ジムによるマンガ原作の深夜ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(通称:おっパン)を実写映画化。世間の古い常識や偏見で凝り固まった昭和の”おっさん”が LGBTQ+、推し活、二次元 LOVE、メンズブラブ……といった新しい”常識”に出会ったことで、少しずつアップデートしていくロールプレイング・ドラマとして、大きな話題を呼んだ本作。映画でも主人公・誠を演じる原田泰造をはじめ、ボーイズグループ推し活中の妻・美香を富田靖子、メイクや可愛いモノ好きの高校生の息子・翔を城桧吏、二次創作のBL同人活動をしている大学生の娘・萌を大原梓ら”おっパン”ファミリーが総登場し、愛犬カルロスが見守るなか、それぞれの 「好き」を謳歌してきた、彼らが新たなアップデートに挑むオリジナルストーリーが展開される。

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大きな拍手で迎えられたキャストたち。原田は「皆さん今日はお暑い中、お家からトコトコいらしていただきありがとうございます。はーらーだたいぞうです!」とお決まりの言葉とともに挨拶。念願の映画化について、「想像すらしていなかったです」としながらも、「ドラマ版は夜にひっそりとやっていた印象だったけれど、それがこうして大勢の人前に立てて大きなスクリーンで上映できるなんて。本当に嬉しいです。映画の話をもらった時は『え?嘘だろう?早くないか!?』とマネジャーに言いました」と心境を明かしていた。

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中島も「僕も映画化の話を聞いた時は『え?マジ?早いですね!』と言いました。もう1回『おっパン』ファミリーで集まれるのが嬉しかったです。ドラマ放送時の反響も良くて、LDHのスタッフさん人気も凄かったので、映画化のお話はむちゃくちゃ嬉しかったです」と声を弾ませた。

舞台挨拶登壇前には富田のSNS用に中島が写真を撮ったそうで、原田が「ここに来るエレベーターに乗った瞬間に嬉しくなって、お母さん(富田)からのリクエストでみんなで写真を撮りました」と振り返る。

中島は「エレベーターだからすぐに着いてしまうので、急いで撮りました」と報告。ドラマの絆はそのまま仲の良さを伺わせ、原田は「もしよろしかったら、エレベーターの写真を見てくださいね」と観客に呼び掛けていた。

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大原は映画の撮影を振り返り「沖田家の食卓を囲んでいる時に、こんなに幸せな家庭はないと思うくらい、本当に温かい家庭で安心して撮影が出来ました」としみじみ。

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松下は完成作品を試写で観た際、プロデューサーに15分程熱い感想を伝えたそうで「好きを肯定するドラマからの世界観も変わらず、素晴らしい作品だと思いました」と絶賛する。

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富田は本シリーズがたくさんの人に愛される理由について、「自分の一番大切な好きを大切にして、周りもそんな好きを認めてあげようというメッセージがあったからこそ、多くの皆さんに賛同してもらえたのではないかと思います」と分析した。

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一方、二宮監督は映画化に際して“アップデート”した人物を聞かれると、中島の名前を挙げた。今作が初の単独出演となる中島だが、「あるシーンを撮ったあと、中島くんの方から『監督、もう一回いいですか? 段取りっぽくなってしまって』と言われて…。前回は言わなかった“段取り”という単語を覚えたなと思いました」と驚いたそう。これに中島は「はい!段取りという言葉を覚えました!」と自身も実感していた。

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原田も中島の成長を感じたそうだが「颯太くんは朝の挨拶もちゃんとしているし、現場にもセリフを半分くらい覚えてから来る」とジョークを交えて話すと、すかさず中島が「いやいや全部覚えていますよ!」と慌ててツッコミを入れる。続けて原田が「この人は頑張り屋さんで真剣ですね・・・」と言うも、中島は「ずっと薄い…」と苦笑い。

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また富田からは「私なんかよりもしっかりしているので、何の心配もいらない」などと言われた中島、城、大原らは「僕らはしっかりしています!」と中島、「僕が一番しっかりしていた!」と城が被せ、会場を沸かせる。

中島は大先輩の富田について「富田さんが誰よりも若い精神を持っているんです。すべてにおいて純粋さを発信してくれて、それがあって『おっパン』の輪が広がりました。富田さんの好奇心旺盛な精神に支えられていた」と尊敬の眼差し。そんな富田の絶賛評を横目に原田は「みんな富田さんに付いていきました。富田さんがこうだと言ったら、そっちに行く。僕のことなんて見てくれなかった。(飼い犬の)カルロスも見てくれていなかった」と役柄そのものに、いじけモードで場内は爆笑となった。

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さらに中島演じる大地の母役を演じた松下は、水族館のあるシーンの大地の姿に「ぬいぐるみみたいな顔で、可愛すぎません!?」とポーズを加えて説明し、会場からは賛同の拍手が起こった。

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最後に原田が「原作を読んで凄く良い作品だと思って、みんなで演じながら真心を込めて作った映画です。ドラマを観ていなくてもわかる作りになっているので、何も考えずにふらっと映画館に来てもらえたら嬉しいです。そして何かを受け取ってもらえたら」とメッセージを送り、終始笑いの絶えないイベントを終了した。

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
出演:原田泰造
中島颯太(FANTASTICS) 城桧吏 大原梓 東啓介 渡辺哲 曽田陵介
トータス松本 / 松下由樹 / 富田靖子
主題歌:「青春」ウルフルズ(Getting Better / Victor Entertainment)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS(rhythm zone)
挿入歌:「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」ウルフルズ(Getting Better / Victor Entertainment)
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム(「LINEマンガ」連載)
監督・二宮崇 脚本・藤井清美 音楽・鈴木ヤスヨシ
製作:映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」製作委員会
制作:東海テレビ放送 The icon 制作協力:ヒューマックスエンタテインメント 製作幹事・配給:ギャガ
コピーライト:©練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会

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