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『乗り遅れた旅人』全編が配信開始! ショートフィルム初出演の板野友美がサムシング・ニューな役柄でほっこり

SDGs未来都市・横浜の魅力を発信するショートフィルムプロジェクト

『乗り遅れた旅人』

全編が7月31日より配信開始!

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米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)を運営するショートショート実行委員会とSDGs未来都市・横浜である横浜市が製作したショートフィルム『乗り遅れた旅人』の全3話と本編(17分50秒)、およびメイキング映像が7月31日より配信開始した。

乗り遅れた旅人サブ1

ショートフィルム『乗り遅れた旅人』は、国際都市 横浜の地で客船に乗り遅れた外国人観光客を、横浜に暮らす少女が周囲の人の力を借りながら助け、その過程で地域課題を解決していく物語。
横浜産の野菜を使った、港町・横浜ならではの洋食やカレーで表現する地産地消、異なる文化・習慣を知り、理解するダイバーシティ、子どもから年配者までが一所に集うコミュニティが育む自助共助など、作品内にはSDGs*未来都市・横浜のコンセプト“つながり” 、そして本作の隠れたテーマでもある「市民力」が様々な形で描かれる。

乗り遅れた旅人サブ2

監督の古波津陽(『築城せよ!』)は、「ドラマは、少女が途方に暮れている外国人観光客に『大丈夫?』と手を差し伸べるところから始まる」と、当たり前なコミュニケーションだからこそ忘れがちな思いやり、その思いやりの連鎖が誰一人取り残されない世界を作っていくエネルギーになる、とSDGsの表現方法を試行錯誤した過程を述べた。

本作がショートフィルム初出演となった板野友美は横浜でアートを志しながら、自分でも畑で野菜を作っている役を演じる。「ニット帽や眼鏡、服装まで、普段の自分と異なる世界観を演じたのはすごく新鮮。物語中にキーワードとして出てくる『Something New(サムシング・ニュー)』を私自身が体感しました。横浜にはみなとみらいのような都会的な面と、野菜が育てられるような自然豊かな環境もあり、そんな多様な魅力をこの作品を通して発信していけたらと思います。」と感想を述べている。

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なお、この秋横浜で開催される日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2019」内のプログラムとして、板野友美をゲストに迎え、『乗り遅れた旅人』ほかショートフィルムの上映とトークイベント「ShortShorts×横浜音祭り2019『板野友美Talk Event~音と旅する映画デート』」を、9月16日(月)に開催する。

* SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国連が定めた開発目標。
貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための諸目標を2030年までに達成しようと掲げられています。

【『乗り遅れた旅人』全編 】

【メイキング映像】

■作品概要
『乗り遅れた旅人』
【あらすじ】
浜っ子のひなは客船に乗り遅れた旅行客アミールを助けようと奮闘するが、文化の違いにより仲違いをしてしまう。しかし、二人を助けようと様々な人の力が結集していき、事態は思わぬ展開に…。

【監督】 古波津 陽
【出演】 坂井悠莉 / シブリ / 板野友美 / 玉置玲央 / 根岸季衣
【作品時間】 17分50秒
■作品情報掲載ページ https://www.shortshorts.org/content/project/9732/

■ショートフィルムプロジェクトの経緯
SSFF & ASIAは、2008年から2018年まで、日本初のショートフィルム専門映画館ブリリア ショートショート シアターを横浜市みなとみらいに開設し、映画祭の開催やクリエイターの育成、地域と連動したイベントにも力を注いでまいりました。また、2013年からは、映画祭内に横浜の名を冠した「FutureCity Yokohama Award」を設立するなど、横浜市との連携を進めてまいりました。SSFF & ASIAが20周年という節目を経て新たなスタートを切る2019年、更なる取り組みを協議し、SDGs未来都市を目指す横浜市のメッセージを、ショートフィルムの形にし、より多くの方々に発信していこうと、このたびの製作が決定しました。

■SDGs未来都市とは
「まち・ひと・しごと創生総合戦略2017 改訂版(平成29年12月閣議決定)」「SDGsアクションプラン2018」(平成29年12月持続可能な
開発目標(SDGs)推進本部決定)における「『日本のSDGsモデル』の方向性」において、地方公共団体におけるSDGsの達成に向けた取組の推進が、施策として位置付けられました。その推進のため、国は自治体によるSDGsの達成に向けた取組を公募し、優れた取組を提案する都市を「SDGs未来都市」として、中でも特に先導的な取組を「自治体SDGsモデル事業」として選定し、取組を進めるものです。2018年6月、横浜市は「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」の選定を受けました。

■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)とは
俳優の別所哲也が代表をつとめる米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭。1999年に東京・原宿で誕生し、昨年の2018年6月には20周年を迎えました。映画祭としてはこれまでに延べ40万人を動員。2019年度よりオフィシャルコンペティションの各部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン)の優秀賞受賞作品と、ノンフィクション部門優秀賞の4作品が翌年のアカデミー賞短編部門へノミネートできる権利を獲得。そのほか、「環境」「CGアニメーション」「ダイバーシティー」など、様々なカテゴリーのプログラムで構成されています。オフィシャルコンペティションのグランプリには、世界初のジョージ・ルーカスの名前を冠にしたアワードが授与されます。https://www.shortshorts.org/

■ブリリア ショートショートシアター オンラインにて監督とキャストのインタビュー記事を掲載中
URL: https://sst-online.jp/magazine/5177/

■「ShortShorts×横浜音祭り2019『板野友美Talk Event~音と旅する映画デート』」
3年に一度、横浜で開催される日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2019」
(会期:9月15日(日)~11月15日(金))内のプログラムとして、ショートショート実行委員会は下記のイベントを実施する。

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イベント名:ShortShorts ×横浜音祭り2019「板野友美 TalkEvent ~音と旅する映画デート~」
日時:2019年9月16日(月・祝)14:00(イベント開始)-15:30(イベント終了)
会場:イオンシネマ みなとみらい
ゲスト:板野友美ほか
内容:『乗り遅れた旅人』と『音楽』をテーマにセレクトしたショートフィルムの上映。
さらに、板野友美さんをゲストに迎え、ショートフィルムと音楽の魅力について語るトークイベントを実施します。
チケット販売:8月16日(金)14:00~ Peatixにて