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菊池風磨、初めての前張りに苦労!「僕はいらないんだけど・・・」に前田敦子が「私が困る!」 映画『もっと超越した所へ。』もっともっともっと超越!御礼舞台挨拶

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映画『もっと超越した所へ。』のもっともっともっと超越!御礼舞台挨拶が、10月31日、東京・TOHOシネマズ六本木にて行われ、主演の前田敦子と共演の菊池風磨、原作・脚本を務めた根本宗子、山岸聖太監督が登壇した。

本作は、劇作家・根本宗子の「もっと超越した所へ」を初映画化。映像化不可能とも言われた傑作舞台を根本自ら映画脚本にし、クズ男 を引き寄せてしまう 4 人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。

恋愛間違えがちなデザイナー・真知子を前田敦子、その彼氏でやっかい系のヒモストリーマー・怜人に、Sexy Zone の菊池風磨。子役上がり タレント・鈴に趣里、あざと可愛いボンボン・富を千葉雄大。金髪で内面も彼氏に染まるギャル・美和に伊藤万理華。ノリだけで生きてい るフリーター・泰造をロックバンド「OKAMOTO‘S」のドラマー、オカモトレイジ。シングルマザーの風俗嬢・七瀬に黒川芽以、落ちぶれ た元子役俳優・慎太郎に三浦貴大という個性豊かなキャストが顔を揃えた。監督は、ドラマ「忘却のサチコ」「有村 架純の撮休」などの映像クリエーター・山岸聖太が務める。

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公開から2週間経ったが、前田は「こうやって映画館に足を運んでくださって嬉しいです」と観客に感謝。周囲の反応を聞かれた菊池は「普段一緒に仕事しているスタッフさんからも、友達からも『観たよ』と言ってもらいました。でも、友達からダメ出しされて・・・。ヒモのわりには体つきがヒモじゃないと(笑)。自分で観ても笑いが止まらなかったですね」と答え、他には「『最後があんな風になるなんて』『セリフが生々しい』『リアルでゾッとした』とか言われました」と多くの声が送られた様子。

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特にラストのシーンに驚きの声が多かったそうで、根本は「『えー!?』という声が漏れていて嬉しかった。ポップコーン向きの映画ですね」と言い、監督にも「『最後にあんなことやるんだ』、『やったな!』と言われることが多くて驚きました」と反響を喜ぶ。

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また、前田と菊池がベットの上でケンカするシーンに話が及ぶと、菊池は「必ず寝ているところを起こされるところから修羅場って始まるんですよ。朝起きてからでいいじゃん」と意見。実際に撮影した時間が朝の7時、8時頃だったそうで、菊池は「マジで寝てましたね。リアルに寝起きでした」と笑う。

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お尻を出して寝ているところから、「前張りを初めて経験しました。あれって大変なんですよ」と苦労を語る菊池。「僕、ドッキリ(の番組で)脱がされることが多いんで、正直前張りいらなかったんですけどね」と言うと、「それじゃ、私が困るもん!」と前田。ここでも怒られる菊池だった。

掛け合いが大変だったという前田は「最後まで言い切ったときはスカッとしました。ゴール!という感じでした」とニッコリ。

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秀逸なセリフに共感する観客も多いそうだが、根本も「簡単に謝れると余計に頭にくるんですよね」と女性の気持ちを代弁し、前田も同調。ここでも女性と男性のバトルが。

もう一つの見どころにはラストシーンも。クランクアップは全員揃っての大フィナーレとなったそう。みんながノリノリだった中、前田は「その時の風磨くんは確実にまだ心を開いていなかったんですよ。ここだけの話ですが、それぞれ(のカップル)が抱きしめ合っているのに、(自分たちは)気まずくってしょうがなかったです」と回顧。

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監督も「僕も、風磨くんだけ印象がない」とこぼすと、菊池は「そんなことはないです。役の気持ちにガッツリ入っていますから。心の底から楽しかったです!」と主張。「皆さん、もう1回観ることがあったら、ぜひ注目してください。僕がSexy Zoneの時よりイキイキと踊っていますから!」と続け、会場を沸かせていた。

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最後に根本は「この映画は”根性系SF”だと思っています。ぜひそれを広げていただければ」とアピール。監督も「根本さんがおっしゃった”根性系SF”いいと思います。『なんじゃこりゃ』と思ってもいいので、面白かったよとお友達に伝えてもらえたら嬉しいです」と述べ、菊池は「奇想天外ではありつつ、”根性系SF”です。リアルなところも多く描かれていて、そこを何回も楽しんでもらえたら。これでSF映画に出れたという自負を持って生きていきたいと思います」と笑顔。前田は「女性だけでなく男性の方にも、いろんな方に観ていただきたいと思います」と声を掛け、舞台挨拶と終了した。

映画『もっと超越した所へ。』
【物語】
クズ男に沼る4人の女性ー
家に転がり込んできたストリーマーの怜人をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造と暮らすショップ店員・美和は泰造に絶大な信頼を置いている。プライドばかりが高く、承認欲求の塊である俳優の慎太郎のお気に入りである風俗嬢の七瀬は今日も淡々と仕事をこなす。父親の会社で働くボンボンで自己中心的な富と共同生活を送る元子役のタレント・鈴は世話をするのも楽しそう。それなりに幸せな日々を送っていた4組のカップルに訪れた、別れの危機……。ただ幸せになりたいだけなのに、今度の恋愛も失敗なのか?それぞれの”本音”と“過去の秘密”が明らかになる時、物語は予想外の方向へと疾走していく!

【クレジット】
前田敦子 菊池風磨
伊藤万理華 オカモトレイジ
黒川芽以 ・ 三浦貴大
趣里 千葉雄大

監督:山岸聖太
原作:月刊「根本宗子」第10号『もっと超越した所へ。』
脚本:根本宗子
音楽:王舟
主題歌:aiko「果てしない二人」(ポニーキャニオン)

製作:中西一雄 小西啓介 石井毅 久保田修
エグゼクティブプロデューサー:後藤哲 ス
ーパーバイジングプロデューサー:久保田修
プロデューサー:近藤多聞 遠藤里紗
製作:『もっと超越した所へ。』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ハピネットファントム・スタジオ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
2022年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/119分/PG12
公式サイト:https://happinet-phantom.com/mottochouetsu/
Twitter・Instagram:@mottochouetsumv  #もっ超

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