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永野芽郁、牛丼をかっこみ! 鼻水・ヨダレを解放して大号泣! 「この映画にとって良いことだと 分かっていたので全部をさらけ出した」 映画『マイ・ブロークン・マリコ』大ヒット御礼舞台挨拶

★ファンタジア国際映画祭 最優秀脚本賞受賞★
SNSで話題沸騰の人気コミック、待望の映画化

映画『マイ・ブロークン・マリコ』

上品さを封印し牛丼をかっこみ!
鼻水・ヨダレを解放して大号泣!
永野芽郁「この映画にとって良いことだと
分かっていたので全部をさらけ出した」

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平庫ワカのコミック『マイ・ブロークン・マリコ』が、タナダユキ監督のメガホンで映画化、主演に永野芽郁を迎え、全国公開中です。原作の『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されるやいなや毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。

また、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となった。「親友の遺骨を持って旅に出る」という今までにない斬新な物語設定と、みる者に投げかける答えの見つからない問いかけが、多くの読者の心に刺さり一瞬にしてその世界に引き込む。映画では、タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野芽郁のこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技、そして原作の持つ物語の力がひとつになり、人間の儚さと逞しさが、優しく熱をもって描かれる。

<イベントレポート>
「親友の遺骨と旅に出る」という衝撃的な設定で大きな話題を呼んだ、漫画家・平庫ワカによる同名コミックを原作にした映画『マイ・ブロークン・マリコ』。その大ヒット御礼舞台挨拶が10月10日都内劇場で行われ、主演の永野芽郁、そしてタナダユキ監督が登壇した。

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ブラック企業に勤める破天荒な主人公・シイノトモヨを演じた永野。映画公開から早くも1週間が過ぎたが「自分たちの想像以上にたくさんの方に届いていると実感することが多いです。お母さんは3回劇場で観てくれていますし、普段報告の来ない小学校時代の友達からもチケットの写真とともに連絡が来て『泣いた!』と言ってくれることが多かったです」と周囲の反響を実感。タナダ監督も「今までにないくらいの反響が届いていて嬉しいです」と喜んだ。

SNS上では「原作読んだ人も読んでない人も楽しめる最高の映画」「今年ベストどころかオールタイムベストに食い込むほどの傑作」「10年分泣いた」「確かな生きる力を与えてくれる大傑作!」などの高評が並んでいる。

SNSでの反応について「見ています!ファンの方のツイートとか見ちゃいます」とエゴサしているという永野は、「この作品を上手く言葉にするのは難しいかもしれないけれど、観てくださった皆さんが感じた思いを真っ直ぐに書いてくれている印象があって、響いているものがあると感じています」と手応えを得ていた。

シイノの喫煙場面も話題だが、永野は「タバコを吸っているところカッコよかったでしょ?カッコよくない!?と自分でも思った」と自信をのぞかせ、タナダ監督も「本物のタバコを吸っていたわけではないけれど、カッコよかった。タバコを吸う姿が様になっていたのはシイノを表現する上で助かった要因」と永野の喫煙シーンを見どころに挙げていた。

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撮影は昨年2021年11月の冬の時期に行われた。ダッシュしたり、川に入ったりなどした永野だが「もっと過酷になると思っていたけれど、自分から湧き出るエネルギーで体が熱すぎて、寒いとかしんどいとかビックリするくらい感じず。楽しかったという印象しかありません」と熱演を報告。永野のダッシュにタナダ監督が「歩幅の広さといい、見ていて足の速い人の走り方だと思った。あっという間に遠くに行って小さくなっていく。それもカッコよかった」と感想を述べると、永野は得意顔で「動けるんです、私!」と満面の笑みを見せた。

ラーメン、牛丼、お弁当などをシイノががっつくように食べる場面も象徴的。永野は「意識したのは上品に食べないこと。牛丼は掻っ込むけれど、自分の感情も含めて飲み込んでいくような気がした。全部を飲み込んで前進。そんなことを自分の中で意識しました」と舞台裏回想。タナダ監督が「ラーメンは本当にアツアツなのに、結構な量を箸で掴んでそのまま食べてた」と驚くと、永野は「あのラーメンは本当に美味しかった。私、猫舌じゃないです。なんでもいけちゃう!」と楽しげに話した。

シイノがマリコを想って涙するシーンもある。永野は「泣く場面は全体的に綺麗に泣こうとは思わずに、計算せずに感情だけでグシャグシャになるまで泣くことを意識。今回は全部を解放。鼻水もヨダレも何もかも出す。それがこの映画にとっていいことだとわかっていたので、思ったままに全部をさらけ出して楽しかったです」と大号泣の熱演を報告していた。

最後にタナダ監督は「シイノちゃんは答えのない旅に出たけれど、答えがなくても旅に出ないよりは旅に出た方が良かった」とシイノの心境を代弁しながら「パンフレットを買わなかった後悔は買った後悔よりも大きいはず。物販係としてそれを言いに来ました!」と本作の映画パンフレットをPR。主演の永野は「皆さんのもとにこの映画が届いたときに、希望や生きる力、エネルギーになったりする作品になればいいと頑張って作りました。これからも皆さんの力で大切な人へとこの作品を繋げていってもらえたら嬉しいです」とさらなる大ヒットを願っていた。

『マイ・ブロークン・マリコ』本ビジュアル

【物語】
ブラック会社に勤め鬱屈した日々を送るシイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は・・・

永野芽郁
奈緒 窪田正孝 尾美としのり 吉田羊

監督:タナダユキ
脚本:向井康介 タナダユキ
音楽:加藤久貴
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴 エンディングテーマ:「生きのばし」Theピーズ(P)2003King Record Co.,Ltd.

製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス)
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション:エキスプレス
制作協力:ツインズジャパン
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/mariko
公式twitter:@mariko_movie

大ヒット公開中!