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斎藤工、魔物を作り出してしまった、ぜひ共犯者になってほしい! SWAYをチームあげて絶賛! 「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol. 2」上映&トークイベント

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「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol. 2」の上映&トークイベントが、6月8日、東京・表参道ヒルズ スペースオーにて行われ、斎藤工、永野、SWAY(DOBERMAN INFINITY)と、清水康彦監督が登壇した。

現在開催中の米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称: SSFF & ASIA)より企画された本イベントでは、今秋11月29日より公開の長編『MANRIKI』を1つの短編作品として再編集した特別作品と、最新自主制作ショートフィルム『DEATH BIKE』を上映。 俳優・映画監督・写真家とマルチに活躍する斎藤工、ピン芸人の永野、ミュージシャン・俳優の金子ノブアキの個性的な3人の演者に映像ディレクターの清水康彦を加えた、映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」にSWAYが加わり、さらに個性が凝縮された作品が完成した。

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『DEATH BIKE』の上映を終え登場した斎藤は、「人によっては地獄の時間・・・。ありがとうございました」と挨拶。「チーム万力」に初参加のSWAYは、永野の弟役を熱演。「なんせセリフが1つも無くて台本を読むだけではよくわからず、上半身裸でバイクにまたがってエンジンを蒸している・・・と書いてあったので、体作りから始めようと。僕が出来ることはジムに行くことだけだった。それなのに、現場で衣装スタッフさんから黒のタンクトップを渡されて。『それをやってきた俺にタンクトップですか?』って。(体を)隠すことになるじゃないですか、だからそのタンクトップにはちょっとイラっとしちゃいましたね(笑)」と役作りに励んだことを吐露。「グリル(歯のアクセサリー)も自前です。5種類くらい持っていますが、その中で一番ギラギラしているものをつけました」と明かした。

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周囲からも「体が大きくなってきたね」と言われるほど本格的に体作りに力を入れたSWAYだったが、「よく考えたら、貸したゲームを返してもらいに行くだけの話ですよね。そう考えたら、すごく鍛えた自分がバカバカしくておかしくなってきて(笑)」と照れ笑い。

そんなSWAYについて、斎藤は「すでに人間関係が出来上がっている僕らを、さらに高いところに位置づけてくれたのがSWAYさんだった。愛おしいキャラクターでファンになりました」と語ると、永野も「僕もファンになりました。アルバム聞いてます! 現場で盛り上がって、SWAYが凄くポジティブな影響を与えてくれた。僕らにはないキャラクターです」と絶賛。あまりの褒めようにSWAYは「今日は何かのドッキリですか?」と大照れに。

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清水監督が「太陽のような存在ですね」と続けると、納得いかない顔の永野が「それだと何も考えていないみたい・・・。いつもゴキゲン! あとヘルシー!」と述べ、斎藤が「わんぱくとかどうですかね?」と話に乗っかる一幕も。
すっかり「チーム万力」の仲間となったSWAYは「撮影は1日6時間くらい。それでもこのクオリティーの作品ができるんだと思いました。斎藤さんたちともっとショートフィルムをやりたいと話しました」と、充実感を滲ませ目を輝かせた。

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続いて、SSFF版の短編『MANRIKI』上映後には、音楽を担当した金子ノブアキもサプライズ登場。金子は、「初めて見たけれど、ビックリした。面白いことしたね」と感心しきり。
『MANRIKI』の製作時にはキャストも決まっていなかったらしく、音楽も全部で4年くらいの時間を要したという。「テーマ曲みたいなものをみんなに向けて作った。自由にやらせてもらえて、自分のスタイルで十分な時間を使うことができました」と満足げ。清水監督も「金子ノブアキの作った映画音楽を、劇場で聴いてほしい」とPR。

本作について、永野は「単に短くしただけではなく、全然別のもの」と断りを入れ、「まあ、ザックリ言って長編の長い予告編みたい感じ」と説明。イベントでは、長編のメイキング映像も披露され、登壇者たちもステージ上で一緒に鑑賞し説明を加えてトーク。撮影がないときでも永野が来ている様子や、チャーミングな神野三鈴など話に花が咲き、和気あいあい。

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最後に斎藤が「魔物を生み出してしまった。でも天使でもあるんですが、これからどう展開していくのか・・・。僕らのキャパ以上のものができてしまいました。何かを感じてしまったらぜひ共犯者になってください」とメッセージを伝えた。

なお、齊藤工監督の新たな短編映画「COMPLY+-ANCE(コンプライアンス)」が来年2月に公開されることも発表され、齊藤は「自分の携帯の中の画像から始まった壮大な話。現在の座標を示すのがコンプライアンスだが、批判ではなく、もっとシニカルな角度で見れば日本の現状に気付けるかと」とコメントした。

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 概要】
■開催期間:5月29日(水)~6月16日(日)
■上映会場:東京 計5会場予定 およびオンライン会場
※開催期間は各会場によって異なります。また、変更になる場合もございます。
■ 一部の有料イベントを除き、全ての上映会場ともに無料上映となります。事前予約はオフィシャルサイトにて受付中。
※当日券もございます。
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2019
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会

映画『MANRIKI』
■企画・プロデュース:齊藤工 永野 ■原作・脚本:永野
■主演:斎藤工 ■出演:永野 金子ノブアキ SWAY 小池樹里杏 / 神野三鈴  他
■音楽監督:金子ノブアキ  ■監督・脚本・編集:清水康彦
■制作プロダクション:イースト・ファクトリー
■共同配給:HIGH BROW CINEMA / 東映ビデオ
©2019 MANRIKI Film Partners
公式 HP:http://crush-them-manriki.com
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/manrikimovie/
公式ツイッター:https://twitter.com/manrikimovi

11月29日(金) シネマート新宿ほか全国順次公開

★『COMPLY+-ANCE』は2020年2月に東京・UPLINK吉祥寺、UPLINK渋谷で公開予定。
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