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小栗旬、綾野剛らルパン一味が登場 『ルパン三世』ワールドプレミア!台湾のジェリー・イェン&韓国のキム・ジュンも駆けつけ豪華キャスト勢ぞろい!

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1967年にモンキー・パンチによって生み出され、世界中のファンに愛され続けてきた『ルパン三世』が、ついにこの夏、実写大作映画としてスクリーンに登場する。それに先立ち、8月4日、東京・国際フォーラムAにて、ワールドプレミアが行われ、主演の小栗旬をはじめ、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信と、山本又一朗プロディーサー、北村龍平監督が登壇。さらに、台湾からジェリー・イェン、韓国からキム・ジュンも駆けつけ、約4000人の観客を熱く盛り上げた。

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アニメ「ルパン三世」のオープニングさながらに、サーチライトに照らされながら小栗旬がステージ中央から登場。大歓声で会場が揺れると、続いて客席からキャスト陣が颯爽と登場し、会場中央の真っ赤なレッドカーペットに集合した。続いて客席にむけて登壇者全員でバズーカ砲を放つと、ここで観客のフォトセッションタイム。異例の撮影許可というファンサービスに、観客も大興奮。オープニングから会場のボルテージはMAXに。

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小栗は、「ついに、みなさんに観ていただける日がきました。みんなで頑張って作った作品を受け入れていただけるかドキドキしていますが、ワクワク楽しんでいただける映画ができたと思っています」と感無量の面持ち。「この役を演じるにあたって、痩せることと苦手な英語にチャレンジしました」と振り返った。

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次元大介役の玉山鉄二は、「タイでの撮影がとても大変だったので、この作品には特に思い入れがあります。この日を迎えることができて、嬉しい気持ちと淋しい気持ちが入り混じって複雑です。メイド・イン・ジャパンのアクションを存分に楽しんでいただけたら嬉しいです」とし、「タイの生活ではお湯と水が出ないこともありましたが、みんなでお酒を飲み、たくさん話をして頑張りました」とチームワークばっちりの撮影生活を明かした。

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クールな石川五エ門役の綾野剛は、「今日は、ジェリーとジュンも同じステージに立ち、みなさんにこの映画を観ていただけるのが何よりも嬉しいです」と挨拶し、「僕は実は夏が嫌いで、暑いのが嫌いなんですが、着物を着て涼しい顔をしていなくちゃいけないんですよ。でも暑いタイで過ごしているうちに暑いのも好きになりましたね」と笑った。

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ルパンのみならず、世の男性をメロメロにする峰不二子を演じる黒木メイサは、「体にフィットした衣装でヒール履いてアクションは大変でした」と語るも、「不二子のキャラクターは、監督が現場で美しく撮るためにいろんな撮り方をしてセリフも考えてくださり、愛情たっぷりに作ってくれました」と感謝の気持ちを伝えた。

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銭形警部を演じる浅野忠信は、「もし今が映画の中だったら、(ルパンたちを)捕まえるのに絶好のチャンスなんですよね。でも、捕まえるわけにはいかない。なぜなら、パート2を見たいから。ぜひ、シリーズ化してほしいと思っています」と話すと会場から拍手喝采が。さらに、「“とっつぁん”の役を僕にやらせるのは大きなチャレンジですよね」と笑いを誘い、「友達から『お前は次元だろ』と言われ、『着物をきれば五エ門もいけるだろうね』と話していたら、まさかの“とっつぁん”が来ちゃった(笑)。最初は無理だと思ったんですが、チャレンジするしかないかと」と苦笑いしながらも、役どころにまんざらでもない様子。

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ルパンのライバル盗賊、マイケル・リーを演じるジェリー・イェンが、「私は英語が苦手なのでチャレンジでした。そしてアクション映画はとても難しいと思いました」と感想を述べると、監督に「今日は優等生ぽいね。僕に『日本人の女性と友だちになりたい。紹介して』って言ったよね。でも、現場にはメイサと由香しかいなくて・・・。僕の力がなくて悪かったよ(笑)」といじられる場面も。

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ルパン一味のメカニック担当ピエール役のキム・ジュンは、「僕も言葉には苦労しましたね。日本語も英語も韓国語も使う、いったい僕はどこの国の人なんだという役でした。その中でも日本語が一番難しくて、俳優のみなさんに録音してもらいながら練習しました。映画を見て、もし僕の日本語が下手だと思ったら、それは先生だった小栗さんのせいだと思ってください(笑)」と言って会場を沸かした。

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北村監督の作品に対する愛情も熱い。「最初に話があったとき『ルパン三世』と聞いて、やめときゃいいのに・・・できるわけがないと思いましたが、小栗君がルパンをやる覚悟をしていると聞いて、自分もその十字架を持とうと決めました。この映画大丈夫かな?と思っている人もいるかもしれませんが、大丈夫です! みんなで映画人としての自信と誇りを持ってお見せします。これはワンツーパンチのジャブです。ここから2、3、4、5と続編を作っていきたいと思っています」と自信たっぷり。

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それぞれの時代の「ルパン三世」を見てきたうえでの役作りは、原作へのリスペクトもあり色々と悩んだと語る小栗が「浅野さんと『どうしても声がああいう感じになっちゃうんだよな』と話していました。意識したわけではないけれど、どこかイメージが残っているんでしょうね」と話すと、さっそく再現のリクエストが。「やだよ~。無理だよ~。ホント無理!マジで?」と照れまくる小栗。「今日はサービスしてよ!」と監督からプッシュされ、結局、黒木と一緒に後ろ向きになり、「ごめんね、ルパン」「そりゃないぜ~、ふーじこちゃ~ん」と掛け合いを披露。会場は沸きに沸き、観客席から割れんばかりの拍手が送られた。

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ラストは、小栗の「夏はルパン!」の掛け声とともに「ルパン参上!」と書かれた巨大垂れが出現。ルパンは4000人の観客の心を盗んだ。
日本、タイ、香港、シンガポール、フィリピンと5カ国でのロケを行った『ルパン三世』は、8月30日(土)より全国東宝系にて公開される。

『ルパン三世』
作品紹介は >> こちら
公式サイト:http://www.lupin-the-movie.jp/

2014年8月30日(土)全国東宝系ロードショー!