Open Close

成田凌、「今、日本で一番嫌われている二人!」とトータス松本のサプライズ登場に大喜び!映画『くれなずめ』公開記念舞台挨拶

DSC_2012

映画『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が、5月15日、東京・テアトル新宿にて行われ、主演の成田凌をはじめ、共演の⾼良健吾、若葉⻯也、藤原季節、⽬次⽴樹と、松居⼤悟監督、主題歌を担当したトータス松本が登壇した。

本作は、「バイプレイヤーズ」シリーズや映画『アズミ・ハルコは⾏⽅不明』などで知られる松居⼤悟監督が、⾃⾝の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。友⼈の結婚式で余興を披露するために集まった⾼校時代の旧友たちが、結婚式の披露宴から⼆次会までの狭間の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる様を描く。
主人公・吉尾和希を成田凌、舞台演出家として活躍する藤田欽一を高良健吾、欽一の劇団に所属する舞台俳優・明石哲也を若葉竜也、後輩で唯一の家庭持ちであるサラリーマン・曽川拓を浜野謙太、同じく後輩で会社員の田島大成を藤原季節、地元のネジ工場で働く水島勇作を目次立樹が演じる。

タイトルの『くれなずめ』は、「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした松居監督⾃⾝による造語。⽇が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。

DSC_1942

DSC_1962

当初4月29日の公開予定から延期され昨日5月14日に無事に公開を迎えた本作。成田は「いつ皆さまに届けられるか不安でしたが、公開して観てもらえて本当に嬉しいです」と喜び、松居監督は「僕らが(公開を待ちながら)くれなずんでいました。SNSしかやることなかったのでたくさんやりました」と笑顔を見せた。

本作で印象に残ったシーンを聞かれると、成田は「エンドロール込みの最後の5~6分」と挙げ、「それぞれの見かたがある、愛に溢れた時間だと思います」とコメント。監督も「自分の経験、あの人に会いたいなと思ってもらえたら嬉しいです」と吐露。

DSC_1945

DSC_1949

また、カナダや上海などの海外の映画祭にも招待されたことが発表され、「結婚式などの日本の文化もどうとらえられるかと思いますが、この国のワチャワチャ感をどう見てもらえるか楽しみです」と目を輝かす成田。

DSC_1936

DSC_1969

ここで、本作の主題歌を担当するウルフルズのトータス松本がサプライズで登場すると、会場は一気に盛り上がった。成田は「今、日本で一番嫌われている二人が揃いましたね(笑)」とNHK連続テレビ小説『おちょやん』で共演もした松本の登場を喜んだ。

DSC_1972

DSC_1979

DSC_1993

松本は映画の主題歌という重責に不安を抱えていたというが、「朝ドラの撮影現場で成田くんに『映画を観たよ。どんな曲にしたらいいと思う?』と聞いたら、『やってくれるんですか!!』と言われて、これはもう断れんな・・・と思って」と、経緯を明かし、曲ができてから同じくドラマで共演した若葉にも伝えると、若葉から「僕がMV撮りますよ!」と声をかけられました」と、他の現場でも盛り上がった様子を伝えた。

監督は「友達が昔からウルフルズが好きで自分も好きだった。ウルフルズの最新曲が流れるとそれが未来に繋がると思い(松本に)お願いしました」と思いを口にした。

DSC_1956

DSC_1989

「ゾウはネズミ色」という曲について高良と藤原は「何百回と聞いた曲。この曲で踊るので染みました」と感動しきり。

本作を観た松本は「モヤモヤとしたなんともステキな映画です」と絶賛し、「昔の曲を使っていただいて恥ずかしいいような嬉しいような妙な気持ちになりましたが、新曲でも参加でき、この作品に関われて本当に良かったです。赤フンダンスシーンにも参加できまして、凄く練習したので(映画を観て)変なものがこみ上げてきました(笑)」と満面の笑みを浮かべた。

DSC_1996

DSC_2019

最後に成田が「自分にとっても青春のような思い出。色々なモヤモヤがあるかもしれないし、最後にさっぱっりしなくてもいいんじゃないか、それが答えでもいいんじゃないかと思います。この作品が自分の人生と重ね観てくれた人の映画になってくれれば嬉しいです」とメッセージを送ると、監督は「今、そこに(モデルとなった)友人がそこにいたような気がした・・・」と涙ぐみ、「たくさんの人に観ていただければ」と声をかけていた。

kzm_poster

映画『くれなずめ』
<物語>

高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、5年ぶりに友人の結婚披露宴で
「赤フンダンス」の余興をやるべく集まった!めちゃくちゃ恥ずかしいダンスをやりきった披露宴と、二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代を思い出す・・・「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの?
まあいいか、そんなのどうでも」そう、僕たちは認めなかった。ある日突然、友人が死んだことをー。

監督・脚本:松居大悟
出演:成田 凌 若葉竜也 浜野謙太 藤原季節 目次立樹 / 飯豊まりえ 内田理央 小林喜日 都築拓紀(四千頭身) / 城田 優 前田敦子 / 滝藤賢一 近藤芳正 岩松 了 / 高良健吾
主題歌:ウルフルズ「ゾウはネズミ色」(Getting Better / Victor Entertainment)
配給・宣伝:東京テアトル 制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS
特別協力:エレファントハウス
製作:「くれなずめ」製作委員会(UNITED PRODUCTIONS ハピネット 東京テアトル Fly Free Entertainment カラーバード)
©2020「くれなずめ」製作委員会
公式サイト:https://kurenazume.com/
公式Twitter:@kurenazume
公式インスタグラム:@kurenazume

絶賛公開中