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映画『恋する寄生虫』音楽を務める13組のアーティストを解禁!

“その虫は「恋」に寄生する” 林遣都×小松菜奈W主演
世界の終わりを願っていた孤独なふたりの、切なくも美しいラブストーリー

タイトル

Christian Fennesz、石若駿、明星/Akeboshi、白戸秀明、Meirin(ZOMBIE-CHANG)…
国内外豪華13組のアーティストが柿本監督のもとに集結
劇伴アーティスト情報解禁‼

★恋する寄生虫_13組アーティスト

若者から絶大な支持を得る、新進気鋭作家・三秋縋のベストセラー小説を林遣都×小松菜奈のW主演で映画化した、『恋する寄生虫』が11月12日(金)より全国公開する。

ウェブ上で作品を発表したことがきっかけで2013年にメディアワークス文庫から作家としてデビュー。2作目の「三日間の幸福」(メディアワークス文庫)が23万部を超えるベストセラーとなり、10~20代をはじめとする若者を中心に絶大な支持を得る作家・三秋縋。2019年には「君の話」(早川書房)が第40回吉川英治文学新人賞候補入りし話題になるなど、いま最も期待を集める新鋭作家の代表作であり、15万部を突破したヒット作「恋する寄生虫」を原案とした映画がついに誕生。

極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾役に林遣都、寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり役に小松菜奈が扮する。抜群の演技力と人気を誇る林と小松が本作で待望の初タッグ&W主演を果たし、繊細で儚い恋物語を紡いでいく。また2人の運命の出会いに深く関係する重要な役に、味のある演技が魅力の井浦新と石橋凌のベテラン俳優が脇を固める。監督を務めたのは、CMやミュージックビデオを中心に多岐にわたり活躍を広げ、現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック映像も手掛ける柿本ケンサク。脚本を手掛けるのは『眉山―びざん―』(07)、『トワイライト ささらさや』(14)の山室有紀子。
運命か偶然か、それとも虫の仕業か――、今までに味わったことのない異色のラブストーリーが幕を開ける。

新進気鋭のアーティスト13組が柿本ケンサク監督のもとに集結!劇伴アーティスト解禁。
これまで特報や予告編映像が解禁となったタイミングで、「音楽が耳に残る」「これは誰の曲?」と音楽ファンがSNSで反応を示していた本作だが、印象的な音楽を手掛けるアーティストがついに解禁!

先日発表となった主題歌アーティストAwichに続き、本作に楽曲を提供するのは、Christian Fennesz、石若駿、MIRRROR、明星/Akeboshi、白戸秀明、Meirin(ZOMBIE-CHANG)、角銅真実、Cony Plankton (TAWINGS)、Black Boboi、Julia Shortreed、東京塩麹、Sarah Hemi、Miyu Hosoiの豪華13組のアーティスト。
これまで多くのミュージックビデオを手掛け、音楽業界でも名を馳せる柿本ケンサク監督の声掛けで叶った貴重なコラボレーションだ。日本映画離れした個性溢れる音楽の数々が物語を彩り、柿本ワールドをさらに盛り上げている。

【アーティスト プロフィール】
・Christian Fennesz(クリスチャン・フェネス)
オーストリアに生まれ、美術学校で音楽を学んだ。ギターは8,9歳のころから始めた[1]。1980年代には、ソニック・ユースやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに近い音楽性のバンドを組んでいたが、そのバンドに馴染めず脱退した。
その後1990年代前半に、ウィーンのテクノシーンに参加し、ギターやシンセサイザーによるサウンドを中心とした音楽を作り始めた。1990年代には、日本のアーティスト坂本龍一や、イギリスのエレクトロ・アコースティック・インプロビゼーションのアーティスト、キース・ロウなどと共演した。またピーター・レーバーグとジム・オルークとのトリオ、フェノバーグ(Fenn O’Berg)を結成するほか、デヴィッド・シルヴィアンとの共作も行なっている。また編曲やリミックス作品も多く、ウルヴェルのアルバム「1993-2003: First Decade in the Machines」や「Shadows of the Sun」のリミックスなどを手がけている。

・石若駿
打楽器奏者。1992年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。リーダープロジェクトとしてAnswer to Remember,SMTK,Songbook Trioを率いる傍ら、くるり、CRCK/LCKS、Kid Fresino、君島大空、Millennium Paradeなど数多くのライブ、作品に参加。
また近年の活動として、山口情報芸術センター[YCAM ]にて、音と響きによって記憶を喚起させることをテーマに、細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース「Sound Mine」を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「石若駿×浅井信好ライブセッション」を行う。自身のソロ演奏が、山本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」CM、フィガロジャポン新連載 山田智和監督「虹の刻 第15章」のオンラインスペシャルムービー、建築家 妹島和世氏設計による大阪芸術大学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリーに抜擢されるなど活動は多岐に渡る。

・MIRRROR
サンフランシスコ・ベイエリアで育った日系アメリカ人、TakumiとMeiのふたりによって、2018年、東京で結成されたMIRRROR。結成後、わずか数ヶ月で1stシングル”U By My Side”を発表し、続く2019年の2月には1st EP”what it was”をリリースし、リードシングル“never fall in love”のMVは山田健人が監督し、6月にリリースした1st EPのアナログレコードにD.A.N.のフロントマンDaigo Sakuragiが手掛けた“never fall in love”remixも含まれた。そして、7月には2ndシングル”FIFTY(like that)”の発表とともに『FUJI ROCK FESTIVAL ’19』への出演も果たした。2020年2月に2nd EP”POLARIZE”リリースし、渋谷パルコでリリースパーティーが行われた。当EPの全曲をまとめたショートフィルムもリリース。
2020年、アメリカで行われるSXSW Festivalに出演決定(コロナウィルスでフェス中止)。最近のリリースはラッパーのkZmがフィーチャーとして参加したシングル”back n forth”。

・明星/Akeboshi
明星嘉男(Akeboshi Yoshio)によるソロ・プロジェクト。高校卒業後に英国・リバプールの音楽学校 LIPA(※1)に留学。在学中の2002年にミニアルバム『STONED TOWN』でデビュー。リード曲の『Wind』は「NARUTO ーナルトー」の初代エンディング曲に起用された。インディーズで3枚のミニアルバムを発表後、2005年Epic Records Japanからメジャーデビュー。英国からアイルランドまで1ヶ月に渡る旅の中で出会った地元ミュージシャンとのストリートレコーディングを収録したフルアルバム『Meet Along the Way』など6枚のアルバムを発表。
2014年には自主レーベル「RoofTop Owl」を設立し、作詞・作曲・ミックス・マスタリングまで自身で 手がけたアルバム『After the rain clouds go』を発表。最新作は2019年6月にリリースされたミニアルバム『a little boy』がある。
※1 LIPA:ポール・マッカートニーが提唱する英国・リバプールの芸術大学。LIPA(略称リパ/The Liverpool Institute For Performing Arts)は、国際的に活躍できるプロのアーティストとスタッフの育成を目的に1996年に設立された総合芸術大学。

・白戸秀明
1984 年11月2日生まれ 札幌出身。東京工業大学建築学科を卒業後、尚美ミュージックカレッジで作曲を学ぶ。 愛印入社後、ディレクター業務と平行して作家活動を開始、 数多くのアレンジ、作曲を行う。 最近の主な作品 ゼスプリ キウイフルーツ「アゲリシャスダンス」、しまじろうのわお、Y!mobile、ヤクルト タフマンなど数多くのCM音楽を制作。
また2019年には短編映画「最後の審判」や映画「We Are Little Zombies」の劇伴も担当するなど幅広く活動している。

・Meirin(ZOMBIE-CHANG)
メイリンのソロプロジェクト、ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャング)
作詞作曲、トラック、リリック全てを彼女が手掛け、2016年に配信「恋のバカンス E.P.」でデビュー。その後、1stアルバム『ZOMBIE-CHANGE』をリリース。2017年3月には2ndアルバム『GANG!』をリリースし、リリースパーティーを青山のPIZZA SLICEで開催。2018年に3rdアルバム『PETIT PETIT PETIT』をリリースし、FUJI ROCK FESTIVAL ‘18への出演。初のツアーを国内3都市と、北京、上海、台北、香港のアジアツアーも決行し盛況に終える。カナダのR&BシンガーThe Weekndが、自身で選曲したApple musicのRadio Program “beats1″に「イジワルばかりしないで」を選曲、またインスタグラムの告知ティザーのBGMでも使用され大きな話題に。2019年6月にはフランスで開催される音楽フェスLa Magnifique Societyに出演。9月には『PETIT PETIT PETIT』をUKのレーベル“Toothpaste Records”よりVinylでリリース。2020年8月には4thアルバム『TAKE ME AWAY FROM TOKYO』をリリースし、Marc Jacobsなどアパレルブランドにも楽曲を提供するなど、トラックメーカーとしても起用される。音楽プロジェクト以外にも、モデル、執筆業などでも活動。ジャンルに捉われないオリジナルティ溢れる音楽性と、 独自の世界観を放つライブ・パフォーマンスは中毒性が高く、今最も注目される女性アーティストのひとり。

・角銅真実
音楽家、打楽器奏者。
長崎県生まれ。マリンバをはじめとする様々な打楽器、自身の声、言葉、オルゴールやカセットテープ・プレーヤー等身の回りのものを用いて、自由な表現活動を国内外で展開中。自身のソロ以外に、バンドceroのサポートをはじめ、原田知世やORIGINAL LOVEなど、様々なアーティストのライブへの参加、レコーディングに携わるほか、CM・映像、ダンスやインスタレーション作品への楽曲提供・音楽制作を行っている。2020年1月、初めて「うた」にフォーカスしたアルバム『oar』(ユニバーサルミュージック)を発表。近年は原田知世や石若駿の作品に作詞家として歌詞を提供するなど、言葉にも表現領域を広げている。7月にはBunkamuraシアターコクーンで上演された演劇作品『プレイタイム』の音楽を担当。

・Cony Plankton (TAWINGS)
3人組のガールズバンド、TAWINGS(トーイングス)のヴォーカル&ギター。2021年6月にはソロ活動としてLAのAlways Youとのコラボ曲「All I Wanted Was You」を発表。

・Black Boboi
2018年6月、音楽コミュニティレーベル「BINDIVIDUAL」の立ち上げをきっかけに、Julia Shortreed、Utena Kobayashi、ermhoiの3名で結成。2019年1月にミニアルバム「Agate」を発表し、同年8月にFUJIROCK FESTIVAL’19のレッドマーキーステージに出場。
2020年11月に1stアルバム「SILK」をリリース。
メンバーはそれぞれがソロアーティストとして、多岐に渡る活動を行っている。

・Julia Shortreed
日本とカナダをルーツに持ち、ギター、ラップトップで作詞作曲を行う。
アシッドフォーク、アンビエント、エレクトロを融合させ、ノスタルジックな旋律と声で紡ぎ出す独自の世界。2018年に小林うてな、ermhoiと結成されたユニットBlack Boboiとして、2019年1月にミニアルバム『Agate』を発表し8月にFUJI ROCK’19のレッドマーキーに出演。昨年11月には1stアルバム『SILK』をBINDIVIDUALより発表した。
ソロでは2021年1月、自主レーベルFARLAND RECORDSより1stアルバム『Violet Sun』を発表、3月24日にLPをリリース。FUJI ROCK’21に出演を果たす。

・東京塩麹
2013年に指導した8人組バンド。
音の反復と解体、再構築を主軸とし、バンド形態でありながら完全に譜面に落とし込まれた独自の音楽性で注目を集め、ディスクユニオン主催『DIM.オーディション2016』に選出。2017年、1stアルバム『FACTORY』をリリース。同作はNYの作曲家スティーヴ・ライヒから「素晴らしい生バンド」と評された。2018年には2ndアルバム『You Can Dance』をリリースし、FUJI ROCK FESTIVAL’18へ出演。JR東海『そうだ京都、行こう。』を始めとしたCM音楽も手がける。

・Sarah Hemi
ニュージーランド、ハミルトン出身のインディーズR&Bシンガーソングライターで、
現在は京都を拠点に活動。
常に音楽に溢れた家庭で育ち、自然に音楽への興味を持ち始めた。
自信の文化を尊重し、またR&Bとネオソウルトーンを愛するという彼女のバックグラウンドを通して、マオリと日本のミックスアーティストとして個性的なサウンドを持つ。
現在、カバー曲や自身の楽曲をYouTubeで発信し、多くの注目を集めている。

・Miyu Hosoi
1993年生まれ。マルチチャンネル音響をもちいた、空間そのものを意識させるサウンドインスタレーションや、舞台公演、自身の声の多重録音を特徴とした作品制作を行う。
東京芸術劇場コンサートホール、国際音響学会AES、NTT ICC 無響室、YCAMなどで作品発表。
SHURE24 : 世界のオーディオカルチャーをプッシュする24人に選出。第23回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞受賞。

メイン画像※SNSで解禁済み※

【STORY】
極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾。ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじりと友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。世界の終わりを願っていたはずの孤独な2人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが――。

林遣都 小松菜奈
井浦新 石橋凌
監督:柿本ケンサク
脚本:山室有紀子
原案:三秋縋「恋する寄生虫」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
製作:「恋する寄生虫」製作委員会
制作プロダクション:松竹撮影所
配給:KADOKAWA
©2021「恋する寄生虫」製作委員会
公式サイト:https://koi-kiseichu.jp/

11月12日(金)全国ロードショー