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竹内涼真、菅田将暉との久しぶりの共演に感激!菅田の楽曲提供にも「背中を押してもらった」と感謝! 『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』公開記念舞台挨拶

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『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台挨拶が、2月7日、東京・TOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の竹内涼真と主題歌を担当した菅田将暉、菅原伸太郎監督が登壇した。

2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1が放送され、4シーズンに渡り人気を博してきた「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。本作は、ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描く。そしていよいよ、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いが、遂に劇場版として幕を開ける。

菅原伸太郎監督がメガホンを取り、主人公を4年間演じ、娘を助け出すためにユートピアでの最後の戦いに臨むの間宮響を竹内涼真。劇場版からは元とび職の熱き青年で響のバディとなる柴崎大和役として高橋文哉、大和の幼馴染で元看護婦・羽鳥葵役を堀田真由。そして、響と共にユートピアの地下街から研究タワーの最上階を目指す仲間(通称:地下街組)の板垣李光人・窪塚愛流・橘優輝・黒羽麻璃央、Season3からの続投で視聴者を震撼させた須賀健太、さらに、今回響の前に立ちはだかる最大の敵・西条玄役として吉田鋼太郎という豪華キャストが顔を揃えた。

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シリーズを通して約4年間、絶対に諦めない不屈の精神の主人公・間宮響を演じた竹内涼真。公開後の反響に「周りからいつもより感想が届いています。感動した!と言ってもらえて、(自分は)感動する作品を作ったんだとあらためて思いました」と感慨深げ。冒頭の中条との回想シーンについても「この作品はラブストーリーが根底にあるので、そこを大事にしてきました」と胸を張る。

菅田も「そこがこれだけ続けてきたこの作品の一番の重さだと思う」と同調し、「回想シーンを描く作品はほかにもあるけれど、(ドラマで)本当にやっているので重さが違う」とし、「そして、一番伝えたいのは響の熱量。現場でどれだけ緊張感が保てるのかが勝負。それを4年間保っていたところが本当に凄い」と、竹内を絶賛した。

また、菅田が担当した主題歌についても話題があがり、「“お疲れ様”というのではない、響に対する思いの曲を流したいと監督に言われて」と菅田。監督も「レクイエム的な曲を作ってもらいたいと思って。それができるのは菅田くんしかいないと思いました」と、菅田に依頼した経緯を吐露。

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菅田は「バンド仲間のドラマーのタイヘイがちょうどミライちゃんと同じくらいの娘さんがいるんです。タイヘイと一緒に曲を作りましたが、父親目線のタイヘイのワードが参考になった」とし、「タイヘイと映画を一緒に観に行ったんですが、だんだん涼真がタイヘイに見えてきて、ミライちゃんが娘さんのように見えてきちゃって。身内の話のように感じました」と作品に入り込んで鑑賞した様子。

曲作りにも苦労があったようだが、監督は「一度作っていただいた曲が、優しさよりカッコ良さのほうが出ている気がして、『これじゃないです』と言いまして」と、菅田からの曲を却下。何度かやり取りを繰り返し、最高の曲が出来上がったという。菅田は「これまでも俳優として監督から演出していただきましたが、初めてダメ出しをされました。嬉しかったです」と苦笑いしつつも嬉しそう。竹内も「菅田くんが曲を担当してくれると聞いて嬉しかった。背中を押してもらいました」と感謝。

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菅田も劇中に出演しているが、監督は「物語が転換する大事なところなので、意味のある人に出てもらいたかったんです。竹内くんのこともよく知っていて作品への理解度の高い人で」と、菅田に白羽の矢を立てた理由を明かし、「ダメ元でお願いしました。(最初の)曲を断る前でした(笑)」と話し、会場の笑いを誘うと、「前後で変わることねぇよ。いっしょ、いっしょ!」とあっけらかんと笑う菅田だった。

元々、親交のある竹内と菅田だが、共演は7年ぶり。竹内は「『わ~!菅田くん、久しぶり!』と言より、『メイク、凄いよね・・・』という感じだったよね」と言い、二人で顔を合わせて笑う。それでも「めっちゃ楽しい瞬間があって、彼(菅田)を指す前の阿吽の呼吸があって、あの瞬間は何とも言えない繋がった感じがあった」としみじみ。菅田も「危うく弟役の板垣くんより繋がってる感じがしてきて、あ、ダメだ、ダメだ!と思った(笑)」と応える。

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メイクにも相当な時間をかけ準備。菅田のメイクに4時間。ラストの竹内のメイクには10時間もかかるという熱の入れよう。菅田も「ゴーレムを作り上げるスタッフが凄い」と労っていた。

また、舞台挨拶では、事前にSNSで募集した質問に竹内・菅田・菅原監督の3人が答える企画も。「もしゴーレムの世界にいたとしたら、“戦う”“逃げる”など、どのような選択をしますか?」という問いに、竹内は「逃げます!戦わない選択肢もあるのかなと」と。菅田は「目指すは、家族で時給自足。ゴーレムの肥料がたくさん入った土があるので」、監督は「行政に頼ります」と、それぞれが回答。

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他にも会場の観客とティーチインを行い、和やかな中舞台挨拶が終了となるところに、突然ゴーレムが会場に乱入! 最後は和やかにフォトセッションを行ったが、あまりに驚き涙する女性に、退場する際に竹内が「大丈夫?ごめんね」と駆け寄り、優しく声をかける場面も見受けられた。

『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
≪ストーリー≫
希望の塔ユートピア。しかしそこは、人間の欲望が生み出した絶望の塔だった。
ユートピアではこの世界を救い出す唯一の方法、ゴーレムと呼ばれる化け物に対するワクチンを研究していた。
特殊な抗体を持つ一人の少女を研究材料にして――。
少女の名前はミライ。間宮響の娘。
響はユートピアに集った5人の男たちと共にミライを救い出す決心をする。
男たちは愛する人を助け出すため、家族・友人を助けるため、そして生き延びるための食糧や金を盗むため…
それぞれ譲れないものを抱え反発もあったが、次第に響の信念に共鳴し、共に戦う決心をする。
しかしそこにはタワーの罠と、様々な裏切りが待ち受けていた。
父親として覚悟を決めた響は、自らの命よりも大切な子供への想いを胸に、襲い掛かるゴーレムたち、
そしてワクチン開発のためには手段を選ばない残酷な人間たちと戦い続ける。 響には――最期が迫っていた。

竹内涼真
高橋文哉 堀田真由 板垣李光人 窪塚愛流 橘優輝
吉柳咲良 / 須賀健太 味方良介 黒羽麻璃央 / 吉田鋼太郎
公開日:2024年1月26日(金)公開
監督:菅原伸太郎
脚本:丑尾健太郎
主題歌:菅田将暉「谺する」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東宝
撮影期間:2023年3月~4月
製作プロダクション:日テレ アックスオン
コピーライト:ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
映画公式サイト: https://kimiseka-final.jp
公式X(旧Twitter):@kimiseka_ntv
公式Instagram: @kimiseka_ntv
公式Tiktok:@kimiseka_hulu

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