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吉沢亮、不安を抱く中川大志に「お前にかかってる!」とさらなるプレッシャーをかける!? 「この映画はクリぼっちの味方」とアピールも! 映画『ブラックナイトパレード』クリスマス出発式

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映画『ブラックナイトパレード』のクリスマス出発式と題した製作報告会が、11月1日、東京・九段会館にて行われ、主演の吉沢亮をはじめ、共演の中川大志、渡邊圭祐と福田雄一監督が登壇した。

“良い子のところには、欲しいプレゼントを持った赤いサンタが、悪い子のところには欲しくもないプレゼントを渡しに黒いサンタがやってくる”というサンタクロースにまつわる実在の伝承を基に描かれる、中村光の最新クリスマスコメディ作品「ブラックナイトパレード」を、『銀魂』シリーズや『今日から俺は‼劇場版』などを手掛けた福田雄一監督がメガホンを取り実写映画化。

本作は、【受験失敗・就活失敗・彼女無し】、コンビニで3年間アルバイト生活をしていた日野三春が、突如北極にあるサンタクロースハウスに誘拐され、世界中の子供たちにプレゼントを配るブラックサンタとして働き、奮闘する様を描く。三春を吉沢亮、三春の同僚で天才的なハッキング能力を持つ北条志乃を橋本環奈、DQNなチャラ男田中カイザーを中川大志、一切笑わないイケメン・古平鉄平を渡邊圭祐ら超個性的なキャラクターを演じる。

ハロウィンが終わって次はクリスマス!華やかな飾り付けが施され、クリスマスムードたっぷりの舞台上にキャスト・監督が登場。

予告編を観て、自ら「面白そうな映画だな(笑)」と言う福田監督は、「中村先生の作品はタブーにやたらと軽いステップで踏み込んでいく。その辺を強調できなかなと思っています」と原作の魅力を伝えた。

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今作がNHK大河ドラマ主演後初、福田監督作品初主演となる吉沢。渋沢栄一の記憶が新しい中、あまりにもギャップのあるキャラクターのため「(作品選びを)間違っちゃったかもしれない・・・」と笑いつつ、「純粋に福田さんの作品で主演をやらせていただくことが嬉しかったですし、原作を読んでブラックユーモアとちょっとミステリアスな伏線がかかったどっしりとした物語を福田さんがとう演出するのか想像がつかなくて、今まで見たことのない福田作品が生まれるのかなと楽しみでワクワクしました」と、オファーを快諾。

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監督は「あの渋沢さんがここに来てこれやるかと・・・。ありがたかったですね。本当に情けない役なので。吉沢さん自身とも違うし、いままで僕の作品に出ていたキャラクターとも違うので、僕が楽しみにしていました」と吉沢の出演を喜び、「走り方1つとっても変なんです。凄く面白かった(笑)」と笑顔。吉沢も「これまでギラギラした役が多かったので、どうしようもない感じが楽しくてしょうがなかった。基本的にツッコミの役なので、周りの人に合わせなきゃいけないですけど、楽しくなっちゃって自分もふざけちゃうんです(笑)」と楽しそう。

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また、同じくNKH大河ドラマ『鎌倉殿の13人で』武士の鑑と謳われる武者・畠山重忠を演じ好評を得た中川が演じたのは、とにかくウザいDQNのチャラ男。大河ドラマと本作を同時進行で撮影していたとのことで、「コンビニで廃棄弁当を食って、そのまま戦に行くみたいな流れでしたね(笑)」と明かした。

自身が演じたカイザーについて「もの凄く原作ファンの方にも愛されているぶっ飛んだキャラクターなので、自分ができるかなと・・・。なんで俺がカイザー?」と当初は不安もあったそう。そこで、吉沢に連絡し「『カイザー、超プレッシャーですよ、どうしましょう』と相談したら、吉沢さんは『カイザーに全てがかかっているから。お前にかかっているかな』って、さらにプレッシャーをかけられたんですよ。クランクインの1週間前にはドキドキして寝られなかった」と告白する。「相談する相手を間違えたな」と苦笑いの中川。当の吉沢は「カイザーが面白くなかったら終わりだったから」とあっけらかんとしていた。

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渡邊は「念願かなった福田監督作品の参加」と初出演を喜ぶも、「皆さん、みんな笑いをとりにやりにいってるんです。そこに一切リアクションができない(役がら)というのは、凄くしんどいものがあった。福田組に向いていないキャラクターをやらせていただきました(笑)」とコメント。

笑いが止まらない現場の様子を、吉沢は「とにかく、彼(渡邊)が可哀想すぎて、ずっと。彼の顔を見ているだけで面白かったです(笑)」と話し、「ただのイケメンて紹介されて・・・」とさらに笑う。渡邊も「たまに静止画かなのかなって・・・」と自虐すると、「必死に笑いを耐えようとしている姿が凄く面白かったです」と面白がる吉沢だった。

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渡邊が「こっちの身にもなってほしいですよ」と笑いを耐えることに苦労したことを訴えると、監督さえも「笑っちゃってるところを使うのが僕のエクスタシーになってるから」と、渡邊が思わず笑ってしまったところもしっかり映像に収めていることを笑顔で明かしていた。

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そんな監督が一番笑ったのは、吉沢の暴走したアドリブの演技だそうで、「カイザーを助けに行ったのに、自分が壁にぶつかって白目をむいて倒れているんですよ(笑)」と大笑い。「俺はひと言もやってくれと言ってない。吉沢くんが勝手にやったんです(笑)」と述べると、中川も「隙あらばボケてくる」と指摘。吉沢は「カイザーを見ているとウズウズしてくる。俺にもやらせてくれよ~って、やっちゃうんですよね(笑)」と、吉沢も笑いの神には勝てなかったようだ。

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最後に吉沢が「笑いあり、そして原作の骨太なストーリーあり、凄く充実感を味わえる映画になっていると思います。家族で、カップルで、もちろん1人でも。この映画は“クリボッチ”の味方ですから。どんな人にも観てもらいたい作品です。ぜひクリスマスは映画館で『ブラックナイトパレード』をよろしくお願いします」とメッセージを送り、会見を締めくくった。

『ブラックナイトパレード』ティザービジュアル

<ストーリー>
これは、本当のクリスマスの話。
良い子にはもちろん、
悪い子のところにもサンタクロースはやってくる―
誰も見たことの無い、黒い服のサンタクロースが・・・。

【受験失敗・就活失敗・彼女無し】コンビニ・ポーソン練間北口店で
3年間アルバイトをしている冴えない男・日野三春(吉沢亮)。
世間がクリスマスムード一色で盛り上がる中、
突如、黒いサンタ服を着た男に
「内定だ!今日から正社員!よろしく頼む!」
と、無理やり連れ去られてしまう。

目覚めるとそこは、なんと北極!
そして三春が働くことになった会社は、「サンタクロースハウス」!!!
世界中から届く子供たちの手紙、山積みのプレゼント、
そして黒いサンタ服を着た大勢のブラックサンタたち。

悪い子を発見するためならハッキングもいとわない、北条志乃(橋本環奈)
DQNのチャラ男、田中皇帝(中川大志)
まったく笑わないイケメン料理長、古平鉄平(渡邊圭祐)ら、
強すぎる個性の同僚たちと共に、
世界中の子供たちにプレゼントを配るという
超激務の“ブラックサンタ”として働き始めるが、
この会社にはある秘密があった―。

“赤い”サンタクロースは、もういない—

クリスマス滅亡を目論む怪しい影。
そして、突如として訪れるクリスマス存続の危機!!

三春たちはクリスマスの夜に、
世界中の子どもたちへ幸せを届けることができるのか!?

<作品概要>
タイトル:『ブラックナイトパレード』
キャスト:吉沢亮 橋本環奈 中川大志 渡邊圭祐
原作:『ブラックナイトパレード』
中村光(集英社「ウルトラジャンプ」「デジタルマーガレット」連載/コミックス1-7巻発売中)
監督:福田雄一
脚本:鎌田哲生 福田雄一
配給:東宝
コピーライト:©︎2022「ブラックナイトパレード」製作委員会 ©︎中村光/集英社
公式HP:https://bnp-movie.jp
公式Twitter:@bnp_movie

12月23日(金)この冬、日本中に笑いを届けるクリスマスコメディ爆誕!