映画『アサシン クリード』のスペシャルスクリーニングイベントが、2月15日、東京・TYOHOシネマズ六本木ヒルズにて行わ、映画PRでは初来日となる主演のマイケル・ファスベンダーと、吹替版キャストとしてファスベンダー演じるカラム・リンチの声優を務めた斎藤工が登壇した。
本作は、遺伝子操作によって、アサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男・カラム・リンチが、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクションムービー。全世界で大人気のゲームを基にしながら、その世界観はそのままに、主人公などキャラクターを変え、新しいストーリーを描いている。
映画PR以外にも来日経験があり、今回で2回目となるファスベンダーは「とにかく日本がすごく好き。日本食はイタリア料理と並んで一番好きな料理。デザインや建築物、そして、人同士が敬意を払い、規律を重んじていて、本当にみなさんが優しい。また来日できて、とてもうれしい」と大歓迎ぶりに上機嫌のファスベンダー。
自身もプロデューサーを務める本作について「愛の結晶。本当に愛を注いだ映画です。6年前にゲーム会社と映画化しようと話始めて、やっとここまでたどりつきました。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」と自信をもってPRした。
ファスベンダーと対面した斎藤は「あまりにも魅力的な笑顔で悩殺されそうです」と一言。
観客に向かい「“お前邪魔だ感”がハンパないですが、僕がいちばんそう思っています。今日はお吸い物のように、そっと寄り添っていようかと」と挨拶した。すると、ファスベンダーは「いまのはとても良い話ですね。僕も使わせていただきます」と大ウケ。
体重と身長が同じで、共に俳優であり、映画をプロデュースするという共通点も多い二人。MCから「二人の共演はどうですか？」と聞かれると、ファスベンダーが「兄弟の役はどう？『アサシン クリード2』は？可能性が無限大にあると思います」と提案。斎藤は「じゃあ、（本作で披露されているアクションの）パルクールを訓練します」と笑顔で返しつつ、「リップサービスということもあるけど、それが本当に具体的にどうすれば実現するのか、日々考えて、目の前にある仕事を頑張っていきたいですね」と真摯に語った。また、「企画はいっぱい持っていますので、監督や製作者としての立場としても、オファーするだけしてみようかと」と、映画監督の顔をのぞかせる場面も。
この日の斎藤はファスベンダーの魅力にメロメロの様子。「魅力が何層にもなっていて、言うならば“魅力のミルフィーユ”ですね。僕は溶けかけのオブラートのような人間で･･･」「魅力的すぎて、瞳に吸い込まれそう。ダイソンの吸引力より強い」とジョークを交えて褒めちぎる。「トム・ウェイツとチーフタンズが好き」と意外な共通点も出てくると、「このあと、一緒にお食事でも？」とノリノリのファスベンダー。斎藤も「新宿ゴールデン街にぜひ連れていきたい」と満面の笑みを浮かべていた。
イベントの終盤には、劇中で重要なアイテムとなっている“エデンの果実”を、ファスベンダーから斎藤へプレゼント。斎藤は「“空前絶後”の喜びです」と、芸人・サンシャイン池崎の持ちギャグでお礼を言い、会場を沸かせていた。
『アサシン クリード』
監督：ジャスティン・カーゼル
出演：マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ
©2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.配給：配給：20世紀フォックス映画
公式サイト：http://www.foxmovies-jp.com/assassinscreed/
3月3日（金）3D/2D 全国ロードショー！
