Open Close

Théâtre de Candy Boy『BONBON』開幕!

テレビ朝日系の音楽番組『BREAK OUT』から生まれたトータルエンターテインメント集団”Candy Boy”が、東京都渋谷区の劇場「CBGKシブゲキ!!」にて、初の舞台公演Théâtre de Candy Boy『BONBON』を上演した。

3C7A0857

活動から3年を迎え、今回は、演劇公演シリーズ「Théâtre de Candy Boy(テアトル・ド・キャンディボーイ)」と銘打ち、劇場でのストレートプレイ(歌唱を含まない演劇)に初挑戦した。
演出には、「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」を手がける大関真、脚本には池田テツヒロが担い、普段のCandy Boyの世界観とは全く異なるキャラを演じる舞台に挑戦し、新しいCandy Boyの一面を見せている。

3C7A0017

今作の舞台は1943年、ナチスドイツ占領下のフランス・グルノーブルにある、無人のホテル。そこへ5人のマキザール(レジスタンス)の若者達が逃げ込むところから始まる。
ドイツ軍に見つからないよう、一夜を明かそうと計画を立てているところにナチス将校ハイネマン(久ヶ沢徹)と、彼の部下であるデーゲンハルト(前田大翔)とマルコ(山本大智)がやってくる。

3C7A1077

逃げられないと悟った若者達は、ホテル従業員に扮してやり過ごすことを決意する。リーダーのデュポン(安孫子宏輔)はホテルの支配人、料理上手なアダム(松本ひなた)はシェフ、武闘派のボリス(釣本南)はベルボーイ、頭脳派のシャルル(川井雅弘)はウェイター、気弱でお菓子が好きなカミーユ(福留瞬)はパティシエとそれぞれ扮して、軍人達をやり過ごそうと試みる。

デュポン達の演技で、軍人達をなんとか誤魔化すことができたものの、ハイネマンはホテルに滞在すると言い出し、3人の軍人達と彼らを殺す機会を窺うホテルマン5人による奇妙な生活が始まる。

第二部は、Candy Boyのスタンダードナンバーをお送りするレヴューショー。
どの曲をやるのか、日替わりのセットリストにも注目してほしい。

「Théâtre de Candy Boy」で、カフェの世界観と離れたことにより、メンバーの新たな一面を垣間見ることができた。
不思議系男子が売りの山本大智が、自身の持ち味を生かして演じたコメディキャラや、前田大翔による、Candy Boyでは絶対に見せることのない鬼気迫る演技、若者達のリーダーを務める安孫子宏輔など、普段のカフェ公演では見られないキャラクター達が強く印象に残った。
さらに今回、ゲストの久ヶ沢徹との絡みがあったことで、より物語の世界観を深く表現していた。

この舞台公演によって、普段のカフェでの彼らへの目線が、より深くなり、Candy Boyの世界観をもっと楽しめるようになるだろう。
今後の彼らの成長と活躍にも注目したい。

▼Candy Boy公式サイト
https://candy-boy.jp/

Theatre de Candy Boyメインビジュアル(集合)

▼舞台概要
【公演名】
Théâtre de Candy Boy 第一回公演『BON BON』

【公演】
9月27日(木)①19:00(※プレ公演)
9月28日(金)②14:00/③19:00
9月29日(土)④13:00/⑤18:00
9月30日(日)⑥12:00/⑦17:00
※各公演開演の30分前開場

【会場】
CBGK シブゲキ!!
(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目29-5 ザ・プライム6F)

【出演】
Candy Boy
安孫子宏輔/奥谷知弘/川井雅弘/釣本南/前田大翔/松本ひなた/福留瞬/堀海登/山本大智
※出演メンバーは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【チケット代】
全席指定¥6,900-(税込)
※9/27(木)プレ公演 ¥5,000-(税込) ※奥谷知弘・堀海登出演はございません。
[入場制限] 未就学児入場不可

脚本:池田テツヒロ
演出:大関真(劇団SET)
企画:座間隆司
制作:株式会社テレビ朝日ミュージック
主催:Candy Boy事務局

https://candy-boy.jp/special/stage/

【今後の予定】
2018年12月7日(金)12月8日(土)竹芝ニューピアホール公演
12/25(火)クリスマス公演/都内