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ワクワクとドキドキがあちこちから!浜中文一主演舞台「スケリグ」ゲネプロと取材会

浜中文一主演舞台「スケリグ」が、7月31日に再演の幕を開けた。前日30日に行われたゲネプロと取材会の模様をお伝えする。

「スケリグ(Skellig)」は、イギリスの作家デイヴィッド・アーモンドによって 1998 年に書かれ、優れた児童書として愛されてきた。
ウォーリー木下演出のもと、浜中文一は2019年にも「スケリグ」を上演。温かみがありながら、宇宙にも通じそうな不思議な世界観を舞台ならではの方法で表現。絶賛を浴びての今回の再演となった。

初演から続投の奥村佳恵、工藤広夢、金子昇、瀬戸カトリーヌに加え、マイケル役には、大東立樹(ジャニーズ Jr.)、ミナ役に TV ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」や舞台「魔法使いの嫁」などの清水ららを迎え、コロナに苦しむ今だからこそ見てほしい温かな物語を紡ぎだした。

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【ゲネプロ】
ステージ上は、大東立樹演じるマイケルの引っ越し先の古い家。
マイケルは荒れ庭のガレージの片隅で、ボロ雑巾のような「彼」…「スケリグ」(浜中文一)を見つけた。
ホコリと虫の死骸まみれの服、捻じ曲がった身体、その背中には奇妙なものが生えているという不思議なスケリグ。
マイケルの、パパ(金子昇)とママ(瀬戸カトリーヌ)は、生まれたばかりの病気の赤ん坊にかかりきり。
マイケルは隣家のミナ(清水らら)と一緒に、スケリグを助けようと秘密の活躍を始める…。

キャストは、全員フェイスシールドをつけての演技。だが表情ははっきりと見え、それはすぐに気にならなくなる。スタッフがシールドの耳掛けの紐をストッキングに変えて目立たないようにしたり、キャストたちが舞台袖でシールドを小まめに拭いて曇りをとったりと、工夫・苦労を尽くしてくれたお陰だ。

登場人物は誰もが個性的。中でも子供たちは感情豊かで生き生きとしている。大東立樹、清水ららのキラキラした輝き。浜中演じるスケリグの生み出す謎めいた空気。そして舞台狭しとひろげられたガラクタ(?!)たちが、次々に大切な小道具になっていくことにも魅せられる。

吉田能によるたったひとりでの生演奏とは思えない、これまた不思議に楽しい音楽も、世界観を何倍にも盛り上げてくれる。映像や影絵も多様され、手品を見ているようなワクワクがあちらから、こちらから続々生まれて、最後の最後まで続く。

さらに実はパパ役の金子は全部で5役ほど、浜中は8役も演じており、キャストたちは大忙しとのこと。赤ん坊の泣き声も、浜中が演じているとか…。どこで誰がどんな役を演じているのか…も楽しみに見てほしい。

リアルな人たちと、摩訶不思議なスケリグが生み出す不思議な空間…。ちょっと怖い?ちょっと不思議?でも抜け出せない世界…。
これぞ演劇の醍醐味!といえる舞台となっていた。

この初日公演は、スカパー!オンデマンドにて配信されるとのこと。
この世界を、ぜひとも配信でも感じてほしい。

【取材会】登場したのは、演出のウォーリー木下と、出演した浜中文一、金子昇、瀬戸カトリーヌ。

★取材会 集合_AN_0698

金子昇  浜中文一  瀬戸カトリーヌ ウォーリー木下

★取材会:金子昇_CO_1824

金子:再演が決まった時にはホントにうれしくて楽しみで。上演中はバタバタでクタクタになるのですが、達成感がすごいので楽しみだったのですが、まさかのコロナで、できないだろうと思っていました。明日が初日ですが、最後まで駆け抜けられるのか、未知数ですが、奇跡が起こって(無事最後まで上演)したいと思っています。

★取材会:浜中文一_CO_1808

浜中:再演を聞いたのは年末近くで「そんなにすぐ?」という感覚でした。いざやろうとなったとき、こういう状況になり、なんとかここまで来れたという感じです。僕個人としては緊急事態宣言がでるまでここで舞台をさせていただいていて、宣言が出て公演が中止になってしまったので、僕の気持ちは消化不良という感じで終わったのですが、また「スケリグ」でここに立てることで「まだ芝居をしていいんだ」と感じました。観に来られる方は勇気が要るというか…いろいろな思いの中、観に来てくださる方々には感謝しかないです。皆さんが安心してゆっくり観られるように、僕たちも精いっぱいやります!

★取材会:瀬戸カトリーヌ_CO_1805

瀬戸:いろんな役をやるので、初演の時は余裕がなく、再演と聞いて「体力が持つかな」と思いました。コロナの自粛期間には舞台に立てないかもしれないと思っていましたが、今日、こうして演じて「お客様と作る舞台ってやっぱりいい」と、今まで当たり前でだけど幸せな舞台に立てていたのだと強く感じました。千秋楽まで誰一人欠けることなく駆け抜けたいという強い思いです。

★取材会:ウォーリー木下_CO_1795

ウォーリー:この作品は特に小さい頃からの大事なことを演劇としてたくさん使っています。それがこういう形で今日、客席にこんなに観客がいるのが久しぶりで感動です。ただの再演でなく、演劇だからできることを伝えられる再演になりそうです。喜びもひとしおです。

シーエイティプロデュース 舞台「スケリグ」
作:デイヴィッド・アーモンド
翻訳:浦辺千鶴
演出:ウォーリー木下
出演:
浜中文一 ・ 大東立樹(ジャニーズJr.) 清水らら 奥村佳恵 工藤広夢 ・ 金子昇 瀬戸カトリーヌ

吉田能(演奏)

東京公演 7月31日(金)~8月16日(日)紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
大阪公演 8月22日(土)~23日(日) 松下IMPホール
愛知公演 8月25日(火) 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
所沢(埼玉)公演 9月11日(金)所沢市民文化センターミューズ マーキーホール

東京初日公演をスカパー!オンデマンドにて配信
視聴可能期間 ~8月2日(日)13:59
販売期間   ~8月2日(日)13:59
販売金額 3,500円

公式サイト:https://skellig.jp

企画・製作・主催:シーエイティプロデュース