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「今一番チケットの取れない、その期待に応えたい」と山崎育三郎 ミュージカル『プリシラ』囲み取材・公開稽古

2016年2016年12月に日本人キャスト版として初演した大ヒットミュージカルが、演出の宮本亜門と山崎育三郎、陣内孝則、Wキャストのユナク(超新星)と 古屋敬多(Lead)という初演キャストが再集結した。
ミュージカル『プリシラ』が、3月9日(土)に開幕。初日公演前日に囲み取材と公開稽古を行った。

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ドラァグクイーンを演じる登壇したキャストは舞台衣装で登場。初日への意気込みを語った。

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古屋敬多 陣内孝則 山崎育三郎 ユナク 宮本亜門

山崎育三郎は「衣装を着ると、この世界にスッと入っていける。衣装がスイッチになります。僕は22着の衣装がありますが、着替える毎に気持ちが変わっていく」と、ゴージャスな作品世界を紹介。
ドラァグクイーンを演じることについて問われると、陣内孝則が研究をした所作をその場で見せ、大きな笑いが起きた。また陣内が「私は昔のドラッグクイーンなので、差を出すためにわざと下手に歌ったり、ワザと外してみたりするのよ」と言えば、山崎が「あれはワザとだったんですか?!」とつっこんで爆笑。

Wキャストのユナクと古屋は、ユナクが「ふたりともダンスグループをやっています。2年前と同じWキャストで再演できて嬉しい。僕が持っていないところを古屋くんが持っていて、古屋くんが持っていないところは僕が持っていて、お互いにプラスになったんじゃないかと思います。もっと仲良くなってよかったと思います」とまとめた瞬間、陣内が「ふたりはバチバチよ」とつっこんで、またも爆笑。所属するグループが独立し、社長業も兼ねるユナクについて古屋も「(ユナクが)稽古中も電話をされていて、予算の話をされているのかなと聞いていました。でも(社長業だけでなく)表にも立って、すごくかっこいいお兄さん」と語った。

演出の宮本亜門は「真面目な話を」と切り出して「この2年ちょっとで社会の意識が変わった。これだけ見る目が変わって、僕たちも変わったので、作品が一段と深いものになった。時代の大きな変わり目にできてよかったなという思いがあります」と更なる喜びを吐露した。

最後に山崎は「約2年ぶりの再演で、今ほぼチケットが完売の状況で嬉しい。今一番チケットの取れないミュージカルなのではないでしょうか。その期待に応えたいと思っています。確実に前回より何倍もパワーアップしています。笑いあり涙あり、衣装も音楽もゴージャスですし、これだけふり幅の広いミュージカルもないと思います。是非劇場で体感して頂きたいと思っています」と締めくくった。

【公開稽古】

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自ら考案したパペットショーをやるも、上手くいかないドラァグクイーンのディック(山崎育三郎)

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妻が支配人をつとめるカジノでのショーへ、バーナデッド(陣内孝則)とアダム(古屋敬多)を誘って行くことに。
ふたりには息子がいることを隠したまま…。

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しかしその道中は波乱万丈!

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さまざまなアクシデントを乗り越えることで人生を見つめ直し3人の友情は深まっていく。

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3人は無事にショーを開くことができるのか?

ディックと息子をめぐる関係はどうなるのか?

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華やかに見えるドラァグクイーンの人生の愛と悲哀と輝きを描いて、公演は3月30日(土)まで、日比谷の日生劇場にて上演。
https://www.tohostage.com/priscilla/index.html

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