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東根作寿英・俳優生活30周年を記念 舞台『Boss &Police』ゲネプロ&囲み取材

福山雅治と同じオーディションをきっかけに芸能事務所(アミューズ)に所属、芸能活動を始めた俳優・東根作寿英が、俳優生活30周年を記念した公演、舞台「Boss&Police~ガケデカ後藤誠一郎~」が1月9日からCBGKシブゲキで初日の幕をあけた。
開幕前には取材会が行われ、ゲネプロが公開された。 公演は1月13日(日)まで。

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これまでに出演したドラマは175本以上。中でも「2時間サスペンス」に数多く出演してきた東根作寿英。昨年のNHK連続テレビ小説「半分青い」では、主人公・鈴愛が東京で通う「喫茶おもかげ」のマスター役でも個性的なキャラクターを演じた。

その東根作の初の企画舞台が初日を迎えた。
共演はベテランのモロ師岡、小林博、そして若手ながら舞台経験豊富な松岡広大、松島庄汰、溝口琢矢。

 

ダメ刑事・後藤(東根作寿英)が容疑者(モロ師岡)を師匠にして、「すべては2時間的に考えろ」をキーワードに、数々の難事件(?!)を2時間サスペンス的な思考回路で解決していく。

全編ほぼ舞台に出ずっぱりの東根作はもちろん、小林博、松島庄汰、溝口琢矢は1人何役も個性的な人物を演じ、シリアスだからこそ抱腹絶倒の笑いを生む舞台を作りあげた。

【囲み取材】東根作寿英が登場した。

―いよいよ初日ですね。
 舞台の経験がある方ではない。主演はなおさら。責任の重さと、それを心地よく楽しんでいる状況で、『これが舞台作りなんだ』と実感しています。

―どういう作品ですか?
ダメ刑事が容疑者を師匠にして成長していく物語。面白おかしく師弟愛を描いています。

―映像作品と舞台は違いますか?
舞台は何回も稽古して正解を探していきます。演じることに違いはありませんが、一皮もふた皮もむけていく感じは自分でもわかります。舞台はそういう面白みがあり、映像は瞬発力の勝負という面白さがあります。

―昨年で役者30周年ですね。
日々一生懸命やってきました。30年やって来た実感はないが、30年続けてこられた感謝があります。ひとりではやってこれなかった。今回の舞台もそうです。周りで僕を支えてくれた方を、この舞台を作りながら日々思い出していました。

―共演者とのチームワークは?
モロ師岡さんを中心にアットホームな座組みで、頼りない座長を盛り上げて一生懸命やって頂き有難かったです。若い3人は舞台経験が豊富なので、逆に教えてもらうことが多かった。僕は自然体で、それ以上できなかったです。(笑)

ー見どころは?
2時間ドラマ、刑事役での出演が多かったので、2時間ドラマで育った。2時間ドラマへのリンク、オマージュを楽しんでいただけたらと思います。

 

【公演情報】
タイトル:「Boss&Police~ガケデカ後藤誠一郎~」

【出演】
東根作寿英
松岡広大 松島庄汰 溝口琢矢
小林博 モロ師岡
日程:2019年1月9日(水)~1月13日(日) 全8公演
会場:CBGKシブゲキ!!

【STAFF】
企画:東根作寿英
脚本:福島カツシゲ
演出:大歳倫弘(ヨーロッパ企画)
企画・製作:株式会社アミューズ