1月8日から赤坂アクトシアターで再演される『真田十勇士』。その初日前日に囲み取材とプレスコールが行われ、迫力ある舞台が公開された。
取材は囲み取材から始まった。劇場ロビーに、華やかな舞台衣装のメインキャスト5人が登場。男性陣の凛々しさと女性陣の美しさに圧倒された。
まず主演の真田幸村を演じる上川隆也は「最初に再演のお話を頂いたのが、とても早い時期、初演の後だったことに驚きました。そして今回3人新しいキャストをお迎えしましたが、それ以外はオリジナルの方が再集結して下さった。なかなかありえないことなので、とても幸せなことだなぁととらえております」とあいさつ。
賀来千賀子は演じる淀の方を「悪女のような、豊臣を滅亡させてようなイメージがあったりしますが、秀吉亡き後、秀頼を守るために17年も頑張った、素敵な女性としてとらえています」と話し「心を込めて、楽しみながら感謝して演じさせて頂きたい」
初参加となる黒川芽衣が「舞台経験が少なく、時代劇の舞台は初めてで、緊張もしていてました。稽古に入ると、再演なのでみなさんの立ち位置が決まっていたりする部分もありましたが、みなさんが仲間として迎えて下さって、わりと早い段階で仲間になれたのかな」と話すと、隣から上川が「なれてますよ！」と合いの手を入れて、笑いがこぼれた。
「前回はみなさんについていくのが主だった」という猿飛佐助役の柳下大。「今回はキャスト・スタッフの皆さんとの信頼関係のある中で稽古を始めることができ、有意義な時間を過ごすことができました。この公演を2015年新春公演として始められるのが嬉しい！」
「なぜ再演か、というと前回も東京・大阪・名古屋、どこもいっぱいのお客さんで、さすが上川君の人気!」と爆笑させてくれたのは里見浩太朗。演じる徳川家康と真田幸村の関係にも「言っちゃいけないことがたくさんあります。こんな嘘がある、隠しがある、謎がある。隠し味が重なっています。だから見た人が面白い『真田十勇士』なのだと思います」と面白さを教えてくれた。
【プレスコール】
迫力ある舞台セットに、現れるのはいわくありげな人物ばかり。家康に仕える忍びの者、それは…
見せ所のひとつは、やはりアクション！客席からも現れる！
里見浩太朗から殺陣を絶賛された上川隆也。
十勇士には個性あふれる俳優陣がいっぱい。それぞれが驚きの殺陣を見せてくれる。
【公演情報】 舞台『真田十勇士』
2015年1月8日(木)～1月25日(日)東京・赤坂ACTシアター
2015年1月31日（土）～2月1日（日）名古屋・中日劇場
2015年2月5日（土）～8日（日）大阪・梅田芸術劇場メインホール
2015年2月13日（金）～15日（日）福岡・キャナルシティ劇場
