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11月28日初日! 行定勲演出 森田剛&瀧本美織『ブエノスアイレス午前零時』公開ゲネプロ&囲み取材

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芥川賞受賞のベストセラー小説『ブエノスアイレス午前零時』が行定勲の演出で舞台化される。
出演は紅白出場が決まったV6の森田剛と、これが初舞台となる瀧本美織。そして不思議な雰囲気を漂わせる原田美枝子。橋本じゅん、千葉哲也ら演技達者たちが脇を固める。

この注目の舞台『ブエノスアイレス午前零時』が、11月28日の初日をひかえ、27日に公開ゲネプロと囲み取材を行った。

見どころのひとつは、ダンスシーン。森田剛が瀧本美織と、原田美恵子と時間と空間を超えて踊る

見どころのひとつは、ダンスシーン。森田剛が瀧本美織と、原田美恵子と時間と空間を超えて踊る

不思議な雰囲気をたたえる原田美枝子

不思議な雰囲気をたたえる原田美枝子

あらすじ
故郷にUターンし、ダンスホールを擁するホテルで働くカザマ(森田剛)は、
ある日、ホテルで受け入れた社交ダンスツアーの客である一人の老嬢マリア(原田美枝子)と出会う。
盲目の上、他の客からも疎まれる老嬢だが、カザマは何故か目が離せない。
彼女はアルゼンチン・ブエノスアイレスで娼婦ミツコ(瀧本美織)として生きた過去を語る。カザマはその話が嘘か本当かわらないまま、次第に引き込まれていく。
雪国の温泉街のホテルと、ブエノスアイレスの酒場が交錯し、男の中で、忘れかけた希望とパッションが、走馬灯のように甦る。
二人がタンゴを踊る時、真夏のブエノスアイレスに切なく美しい雪が降る…

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瀧本は変わりゆくミツコを演じる

瀧本は変わりゆくミツコを演じる

囲み取材
プレスコールで2幕5場&6場を演じた直後に、行定勲、森田剛、瀧本美織の三人が登場した。

演出の行定勲と初舞台の瀧本美織

演出の行定勲と初舞台の瀧本美織

行定勲
すごくいい仕上がりになっています。映画でやろうと思っていましたが、森田君と舞台でできるということで、等身大の森田君の年齢の人間が直面する状況と、それをちょっと前に進める話を見てみたいなと思いました。森田君だからやってみたいという気持ちがあったので、感無量です。
(森田剛について)かっこいいですよね。常に舞台を見に行って思います。心の内面が見てる側につきささるというか。日々それは思います。
(最後にひとこと)この舞台は繰り返し観ても、たぶんいろんなことが…1回観て2階観て3回観てと、たぶんそういう方が現れると思います。この舞台には非常にたくさんの色が隠されています。楽しんで頂ければと思います。

森田剛
(大変だったことは?)アルゼンチンタンゴもそうだったのですが、行定さんから稽古中も気持ちで動いてくれと言われていたので、そういう面では素直に思うままにできたかなと思います。
(瀧本美織に色気について)かわいらしいミツコ、つやっぽいミツコと両方見られるので、お得だなと思っています。

瀧本美織
(タンゴの練習は大変だったのでは?)少ない時間で結構仕上げてきた気がします(笑)。
(初舞台で、森田にリードしてもらって?)そうですね、見て学ばせてもらってる感じです。森田さんが演じている時も普段も、優しさがにじみ出ていて、森田さんの顔をみているだけで泣けてきてしまう位の大きな愛や優しさを感じています。
(タンゴを踊るのは)私は森田さん以外のいろんな男性とも踊らせてもらうので…。
(比べると?)自分の気持ちも変わってくるので、不思議だなと思います。やっぱり森田さんと踊るのが一番いいです!

IMG_1918ssこの前日、V6の紅白歌合戦の出場が発表され、メンバーとハイタッチして喜びを分かち合ったという森田剛。12月29日までこの舞台をつとめてからリハーサルに参加するとのことだが「まずはこの舞台を成功させたい。みなさんに是非観に来て頂きたい」と表情を引き締めた。

橋本じゅんはアルゼンチンではマフィアのボス役を、日本ではホテルの支配人役。

橋本じゅんはアルゼンチンではマフィアのボス役を、日本ではホテルの支配人役。

こちらはホテルの支配人役の橋本。演技もダンスも光る。

こちらはホテルの支配人役の橋本。演技もダンスも光る。

 

本公演は
11月28日(金)~12月21日(日)東京 新国立劇場・中劇場にて。
チケットのお問い合わせは、サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337

12月25日(木)~12月29日(月)大阪 シアターBRAVA!にて。
チケットのお問い合わせは、キョードーインフォメーション TEL:06-7732-8888