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世田谷パブリックシアター 『マーキュリー・ファー』 2月1日(日)開幕 ! !

左から 瀬戸 康史、高橋一生 撮影:細野 晋司

左から 瀬戸 康史、高橋一生
撮影:細野 晋司

イギリスの観客を騒然とさせた衝撃作『マーキュリー・ファー Mercury Fur』。その日本初演の幕が、ついに開いた。
高橋一生と瀬戸康史が演じるのは、一組の兄弟。極限状態の世界のなかにある普遍的な家族の姿、愛の物語を描き出す。

二人が、中村中、水田航生、小柳心、小川ゲンといったフレッシュで個性豊かな出演陣、そして圧巻の演技で作品に凄みを加えるベテラン勢、半海一晃と千葉雅子らと約200席のシアタートラムで熱演する舞台写真がコメントと共にが届いた。

左から 瀬戸 康史、高橋一生 撮影:細野 晋司

左から 瀬戸 康史、高橋一生
撮影:細野 晋司

左から 瀬戸 康史、千葉雅子、小柳 心、高橋一生 撮影:細野 晋司

左から 瀬戸 康史、千葉雅子、小柳 心、高橋一生
撮影:細野 晋司

《 ストーリー 》
それは今なのか近い未来なのか。
暴力や略奪がはびこる街のボロボロの部屋に、エリオット(高橋一生)とダレン(瀬戸康史)の兄弟がやって来る。
早速パーティーの準備にとりかかるが、そこにひとり、またひとりと集まってくる。
そして始まったパーティーは思わぬ展開に……。

左から 高橋一生、中村中 撮影:細野 晋司

左から 高橋一生、中村中
撮影:細野 晋司

左から 千葉雅子、小柳 心 撮影:細野 晋司

左から 千葉雅子、小柳 心
撮影:細野 晋司

◆白井 晃 (演出家)
初日が終わってこのように震える思いになったのは初めてです。この作品が持っている意味、演劇が持っている意味というものを改めて感じることができました。俳優たちが必死にこの時間を生きようとしているのを見て、演出家として非常に嬉しく思いましたし、一緒に舞台上で息をしているような気持ちになりました。凄い作品だと改めて思いましたし、多くの観客にこの空間を感じて色んな感想を持ってもらいたい、そのように思いました。
◆高橋 一生 (兄・エリオット役)
2005年に発表されたこの作品を預言書のようだと感じていますが、そのような過酷な世界になったとしても何を守り、大切にし、信じて生きていくか。最後の牙城は人間の愛だと思いました。また改めて舞台に立って感じたのは、これは希望の物語だということです。俳優として、希望の物語にしなくてはいけないのだという使命を感じました。お客様に少しでも伝わればと思います。
◆瀬戸 康史 (弟・ダレン役)
この作品はタイムリーで、世界で起こっていることと重なっているようでもあります。自分が出演していることは運命的で、意味がある。そして責任があると感じられる作品です。全27公演をひとつひとつ大切にしていきたいですし、その時、ダレンがどう生きているかということを演じていきたいと思います。

《 公演概要 》  『マーキュリー・ファー Mercury Fur』
【作】   フィリップ・リドリー
【演出】 白井 晃
【出演】 高橋一生 瀬戸康史 中村 中 水田航生 小柳 心 小川ゲン 半海一晃 千葉雅子

【公演期間】  2015年2月1日(日)~2月22日(日) シアタートラム
【チケット料金】(全席指定・税込) 一般・X(エックス)シート:6,800円 ほか  *当日券発売あり
【お問合せ】  世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515

【主催】 公益財団法人せたがや文化財団  【企画制作】 世田谷パブリックシアター  【後援】 世田谷区
【協賛】 トヨタ自動車株式会社  東邦ホールディングス株式会社  Bloomberg  【協力】 東京急行電鉄株式会社
平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

■兵庫公演 2015年2月28日(土) 15:00開演 兵庫県立芸術文化センター
■福岡公演 2015年3月 8日(日) 14:00開演 キャナルシティ劇場