Open Close

小野塚勇人&八木将康対談インタビュー! 二人のリアル修学旅行の思い出は!? 「百鬼夜高等学校の修学旅行はきっと楽しい!」 舞台版『妖怪!百鬼夜高等学校』

DSC_6993

2018年秋に放送され、ゆる~い妖怪学園ドラマとして人気を広げた『妖怪!百鬼夜高等学校』が、舞台版として東京と京都にて上演されることとなった。
本作は、間抜けでおかしなキャラクターが勢揃いする、オムニバス形式の妖怪×青春コメディドラマ。舞台版では、百鬼夜高等学校の面々が、修学旅行に出発し、妖怪の本場(?)の京都を満喫する・・・はずだが。学園生活で最も楽しみな一大行事・修学旅行で繰り広げる、妖怪たちの青春の1ページはどうなることやら、楽しみいっぱい、期待大!

ドラマ版に続き、主演の天狗役を小野塚勇人(劇団EXILE)、ゲストとして登場するかまいたち役を八木将康(劇団EXILE)が務める。この度、Astageでは小野塚さんと八木さんにインタビューを遂行。本作の見どころから、それぞれの修学旅行の思い出など、たっぷりと語ってもらった。

DSC_7072

◆この作品にメッセージ性はありません(笑)。気楽に楽しんで(小野塚)

― ドラマに続き、舞台版の上演になりますが、公演に向けてお気持ちをお聞かせいただけますか?

小野塚勇人(以下、小野塚):ドラマ版と変わらず、楽しく物語が進んでいきますのでとてもワクワクしています。きっと楽しんでいただける舞台になると思います。舞台をご覧になったお客様の反応も楽しみです。
八木将康(以下、八木):ドラマ版と同じく舞台版でも、かまいたち役でゲスト出演させていただきますが、ドラマもとても楽しかったので、舞台でも出演できて嬉しいです。かまいたちは3人いるので少しでもお客様に楽しんでいただけたらいいなと思っています。

― ドラマ版では、小野塚さんに「この作品で何かメッセージはありますか?」とお聞きしましたら、「何もないです(笑)」と仰っていましたが・・・。

小野塚:舞台でもメッセージ性というものはないですね(笑)。(同席したプロデューサーに向かって)何かあるんですか?
プロデューサー:ないです。(一同、大爆笑)
小野塚:良かった。僕が一人で「ない」と思っていたかと(笑)。高校生のスクールライフの面白さが出せたらいいですね。これがメッセージだ!というものがないからこそ、単純に楽しんでリフレッシュしてもらえるんじゃないかなと。気軽に観ていただきたいです。

DSC_7095

◆修学旅行には、グローブ、ボール、バット持参でした(泣)・・・(八木)

― 今回は百鬼夜高等学校の面々が春の修学旅行に出発しますが、ご自身の修学旅行の思い出は?

小野塚:高校生の時に京都に行きました。プレイステーションを持ってきた友達が1人いたので、男子部屋にみんなで集まって夜中の3時くらいまでみんなでゲームして遊んでいました。もちろん、ゲーム機を持ってくるのは禁止だったんですけど、先生の見回りを掻いくぐりながら(笑)。布団の下に隠してやってました。男子18人くらい集まってワイワイと。
八木:うわ、男臭そう~(笑)。
小野塚:男女共学でしたが、クラスの男子生徒全員集まっていました。みんなで上半身裸になって写真撮ったりして (笑)。「心霊写真みたいなのが撮れた!」とか言って、それをネタに女子の部屋に行ったりしてね。それも修学旅行の醍醐味っていうことで・・・(笑)。
八木:それ、醍醐味か?(笑)。
小野寺:昼間はお寺を回ったりしましたが、そのあたりはほぼ覚えてないです。

DSC_6998

― 大人になるとお寺などゆっくり見て周りたいと思うけれど、高校生の時は寺院にはあまり興味がなくて、“みんなで夜をどう楽もうか”ということばかり考えていたりして?

小野塚:そうなんですよね。今の年齢になれば情緒とか感じると思うけれど、その頃は“海”や“ユニバーサルスタジオ”で遊ぶのは楽しいけれど、清水寺や、金閣寺に行っても「はい、はい」って感じで見ていたし。
八木:僕は野球部だったのですが監督がとても厳しい方で、修学旅行で浮かれているのを耳にすると練習から外されたりするんです。だから、修学旅行にグローブ、ボール、バットを持っていって練習しなくてはいけなくて・・・、1ミリも楽しめない修学旅行でした。監督に報告が入るのか分からないんですが、きっとわかるんでしょうね。練習しないと「お前、何もやっていなかっただろう。なぜやらなかったんだ」って言われちゃうんです。沖縄から東京を周るコースだったんですが、沖縄では台風の次の日だったので海は濁っていて散々でした。
小野塚:東京行ってバット振って、沖縄行ってバット振って・・・だったんですね。
八木:でも、もしかしたらユニバーサルスタジオも行ったかも。
小野塚:それって、ディズニーランドだったんじゃないんですか?
八木:違う。だって、スパイダーマンに乗ったもん。それはめっちゃ楽しかったんだもん。さすがに、ユニバーサルスタジオで素振りしてる奴いないからね(笑)。それ以外は特に楽しい思い出はないなぁ。

― 当然、女子の部屋に遊びに行くなんてことはなかったのですね。

八木:もちろんありません(笑)。中学生の時は先生の目を盗んで部屋を出たり、夜ふかししたりとかありましたけどね。
小野塚:中学2年生の時、2泊3日のスキー学習というのがあって、それも楽しかったです。修学旅行って、やっぱり夜が楽しいんじゃないかな。昼間は班を決めて行動するので、決して自分の仲良しと一緒とは限らないので、自由時間になる夜が一番楽しいんですよ。

― 今回の舞台でも、修学旅行では班分けがあるようですね。

小野塚:はい、あります。しかも、京都に行く!となって、最初のセリフが「京都かよ!」ですから。京都に失礼ですよね(笑)。それも、京都公演でそれを言うんですから (笑)。

DSC_7038

◆ “天狗”も“かまいたち”も憎めない奴なんです! (小野塚、八木)

― ところで、妖怪のような人間ではないキャラクターを演じることはいかがですか?

八木:妖怪を演ることなんてなかなかないことなので新鮮ですし、純粋に作品が面白くて好きです。

― キャラクターのビジュアルもなかなかインパクトがありますが。

小野塚:ドラマが始まるときは結構凄いなと思っていたんですが、もう見慣れて何も思わなくなっちゃいました。

DSC_7061

― 愛すべきご自身のキャラクターの注目点は?

八木:僕(かまいたち)は、威張っていて強面なんですが、バカで、かまいたちB、Cのことが好きなので、つい彼らの面倒をみるんです。どこか憎めない奴なんです。
小野塚:愛情深いんですよね。

― ご自身と共通する部分がある?

八木:あります。僕も憎めない奴なんです(笑)。
小野塚:僕は(天狗は)ほぼ自分。もちろん、性格が悪いわけではないんですが、横暴なところや、強引な感じが演じていて心地いいんです。思ったことをすぐに言っちゃうところも。普段の僕はあまり強引なタイプではないので、演っていて楽しくて気持ちいいんです。かまいたちのような愛情深さとは少し違いますが、天狗もやっぱり憎めないんです。嘘付いたり小ずるいことしたりするんですが、天狗というキャラクター設定だから許されるのかも。調子に乗っても“天狗”だからと方が付く感じが凄く好きですね。

DSC_7081

― では、ご自身が演じる以外で好きなキャラクターは?

八木:天狗です。僕が下駄履いて、身長が195cmくらいになって・・・誰も逆らえなくなる(笑)。

小野塚:将康さんの天狗、見てみたいですよね。ビジュアルだけでも見てみたい(笑)。超デカイんだ・・・(笑)。

― 鞍馬天狗もいますが?

八木:いや、やっぱり生徒会長で。やったことないし、みんなの中心という役の気分も味わってみたいです。
小野塚:僕は油すまし。僕の“油すまし”ってめちゃくちゃ似合いそうですよ。引っ込み思案で、ちょっと陰険なんですが、当たりが強いときがあるんです。でも、自分よりカーストが上の人には絶対そういうことはしなくて、自分よりカーストが下だと思う人には凄く当たりがキツイんです。ドラマを見ていても、弱そうな奴には凄く冷たい言い方していて。そういうキャラをやってみたいです。

― いろんなキャラクターが揃って本当に楽しそうですね。

小野塚:凄く楽しいと思います!

DSC_7048

DSC_7049

― 修学旅行はやっぱりワクワクすると思いますが、ご自身の中で最近ワクワクしたことは何かありますか?

小野塚:ギネス世界記録をとったことです。LDHTV内の企画で僕も挑戦しましたが、将康さんと鈴木(伸之)くんがギネス世界記録を獲ったんです。
八木:あれは久しぶりに興奮しましたね。ワクワクしました!
小野塚:だって、世界一ですよ! テレビでよく見る、ギネスの審査員の方も来てくださって、本当に賞状に「NOBUYUKI SUZUKI」と「MASAYASU YAGI」って名前があって。
八木:あれは何か、舞台の千秋楽を迎えたり、いい役が決まったりとか、そういった感情とはまた全然違うんです。なんだろうな、運動会で一等賞獲ったみたいな・・・。
小野塚:そんな程度ですか!? 世界一なのに?(笑)。
八木:いや、もっとだよね。でも、みんなで獲った感じ。マシュマロキャッチという競技で、僕は鈴木くんとペアを組んだのですが、みんなに応援してもらって。
小野塚:僕もやったんですが、やっぱりギネス記録には全然及ばなくて。将康さんのペアは余裕で前記録の35個の8個くらい上回っていました。

― 次は小野塚さんも頑張って記録更新に挑戦されてみてはいかがですか?

八木:43個はいけるんじゃない?
小野塚:43個は・・・って、めっちゃドヤ顔で言ってるじゃないですか!(笑)
いや、本当に無理です。だって、将康さんは落ちてるマシュマロの方が少ないんですから。
八木:当分ドヤ顔でいられます(笑)。

― それでは、最後にこれから舞台をご覧になる皆さんに一言お願いします。

八木:僕はゲスト出演で短い時間ですが、“かまいたち”としてしっかり演じたいと思います。東京公演はゲスト出演はそれぞれ1人ですが、京都公演は“かまいたち”が3人いますので、チームワークを固めて頑張ります。僕は京都で公演をするのが初めてなのでとても楽しみにしています。ワクワクドキドキしています。
小野塚:ドラマから見てくださっている方にはより楽しんでいただけると思いますし、舞台からご覧になる方にも十分楽しんでいただける内容になっています。キャストたちの掛け合い、歌もあり、ゲストも日替わりでいろんな方に出演していただくので、毎公演ごと違う百鬼夜高等学校の修学旅行が見られると思います。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

【メイク】
鵜飼雄輔(TRON)
Yusuke Ukai(TRON)

妖怪!百鬼夜高等学校チラシ

【公演情報】
春の修学旅行『妖怪!百鬼夜高等学校』〜一条通と付喪神〜

東京公演:新宿FACE 2019年2月27日(水)〜3月10日(日)
京都公演:京都劇場 2019年3月23日(土)・24日(日)
<脚本・演出> 川尻恵太
<出演> 天狗:小野塚勇人 河童:北村諒 油すまし:佐奈宏紀 雪女:松村龍之介
化け猫:大平峻也 から傘お化け:北川尚弥 豆腐小僧:川合諒 /
付喪神:葉山昴 鞍馬天狗:星乃勇太 / 赤鬼:久ヶ沢徹
(※各回、日替わりゲストあり)
<制作> パパゲーノ
<製作> 妖怪!百鬼夜高等学校製作委員会
(BS日本/日本テレビ音楽/ディレクションズ/コンテンツシード)

<チケット>
イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなど各プレイガイドにて発売中
東京公演:全席指定(税込)¥7,800(1ドリンク付き)
京都公演:全席指定(税込)¥7,500

※ロビー開場は開演の60分前、開場は開演の30分前
※4歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください

公式サイト:http://hyakkiya.com/
公式Twitter:@hyakkiyahs
お問い合わせ:info@papageno-net.com

小野塚勇人さん&八木将康さん
直筆サイン付きチェキプレゼント!

応募はこちらから

DSC_7110