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『Forever Plaid』公開稽古&囲み取材

川平慈英 長野博 松岡充 鈴木壮麻という歌も演技も抜群のゴールデンメンバー4人が、再び揃って再演を迎える「Forever Plaid」。
4月21日に公開稽古と囲み取材を行った。

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高校の同級生4人組バンド「Forever Plaid」は、ある日、揃いのプラッド柄のステージ衣裳を取りに向かう途中で、不運にも突然交通事故にあい、4人全員死んでしまう。
そんな彼らが一晩だけ奇跡的に地上に戻ってきて、夢と消えた自分たちのショーを実現する。

抜群に美しいハーモニーと楽しくてやんちゃな会話、ちょっぴり可笑しい振付と、4人の音楽への情熱が生き生きとにぎやかに描かれた心温まるブロードウェイの名作コメディミュージカルだ。

【公開稽古】IMG_2313

1990年の初演以来、繰り返し上演される名作「Forever Plaid」は、美しいハーモニーと元気なメンバーたちの表情が楽しい作品。

再演とあって息もぴったりの4人。歌っている時も、歌い終わってからも、それぞれの個性が一目瞭然の楽しいパフォーマンス全開。
ハーモニーを聞かせるのは、歌だけでなく振付にも見事なコラボを見せる!

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リードするのは、フランシス(川平慈英)。役柄でも座組みとしてもリーダー格で、会見でも取材陣するひっぱってくれる頼もしさ。

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人一倍お茶目な表情を見せるスパーキー(松岡充)だが、聞かせるところはしっかり聞かせてくれる。

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心配性のスマッジ(鈴木壮麻)は繊細さがにじみ出る。でも歌うと素晴らしい!

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スパーキーの異母兄弟ジンクス役は長野博。二人の間にはかすかなライバル意識があるが、メンバーに深く愛されている。

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【囲み取材】

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再演となる今回…
川平「また同じメンバーで舞い戻れたというのは、ミラクル!僕らも感動です」
松岡「舞台で同じキャストで同じ演目でできるってなかなかないので」
長野「1人変わると『フォーエヴァープラッド』じゃなくなる感じがするので、同じ4人でよかったです」

「生みの苦しみ」を経験したという初演。
川平「スタート地点は前回から上のところから。体にしみこんでいるコーラスもあった。今回は『相当ハモってない?!』」「バランスも非常によくなりました」
鈴木「前回は自分の音を死守するために、離れていたのだけど、今回はぴったり寄り添っていたい…そんな気持ちがあります」という自信あふれる出来上がり。

鈴木が「瞬間で(劇団四季なら)首になります」「感染しちゃった」「やめられない」というのはアドリブ。
再演ならではの上手さと楽しさをプラスして、「とにかく楽しい!」と口をそろえる『Forever Plaid』。

公演は4月26日(木)志木市民会館パルシティを皮切りに、5月18日(水)~5月30日(月)は東京グローブ座、6月4日(土)5日(日)はKAAT神奈川芸術劇場にて。