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千葉雄大、「先輩たちに2億円分くらいご馳走してもらった」瑛太、妻夫木らに感謝 映画『殿、利息でござる!』

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映画『殿、利息でござる!』の完成を記念し、作品にちなんだ“ゼニ”集めセレモニーと完成披露試写会が4月6日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーにて行われ、主演の阿部貞サダヲをはじめ、共演の瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦と、中村義洋監督が登壇した。

本作は、250年前の江戸時代、夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿を舞台に、十三郎(阿部)が知恵者の篤平次(瑛太)とともに、藩に大金を貸付け利息を巻き上げるという前代未聞の発想で、町を救おうと大勝負に臨む痛快歴史エンターテイメント大作。豪華キャストが顔を揃え、またフィギュアスケーターの羽生結弦が殿様役で映画初出演したことでも話題を集めている。

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まずは、「千両集めてビンボー脱出!」を合言葉に、キャストたちが銀座の街で“ゼニ”集め!と、一般客から5円玉を集めるイベントを開催。「銭、集めるぞー!」と阿部の元気な掛け声とともに、かめを持ったキャストたちが参加。中には、ピンクの半被を着た千葉のファンも駆け付けていた。

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たくさん、お金が集まったところで(?)、意気揚々と試写会場に足を運んだキャストたち。大歓声を受けて登場するも、「千葉くんのパネルしか・・・」と阿部。自身の名前を見つけて少し安堵。

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もし、千両(今の金額に換算すると約3億円)あったら、何に使うか?という問いに、阿部は、「すごく楽しい現場だったので、もう一度同じキャスト、スタッフさんと映画を撮りたいのでその足しにしたいですね」と笑顔。瑛太は「この映画のチケットを3億円分買ってみなさんに配ります」とコメントし、会場を沸かせた。

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妻夫木は、「『殿、利息でござる!』専用映画館とか建てたいですね。そうしたら、みなさんもタダで観られるし、口コミで宣伝してもらって相乗効果になるのでは?」と語った。背中のあいたセクシーなドレスをきたろうに紹介され、ちょっぴり照れた竹内は、「2億9,000万円は現金でとっておいて、残りで宝クジを買います。そして当たったらその分も合わせて作品に投資したい」と語った。

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千葉は、「撮影中、先輩方にご飯を何度もご馳走になったので、「今日は僕が払います」と言って恩返ししたいです。2億円くらいご馳走してもらったので」とお茶目な笑顔をみせた。

最後に、「みんなの力で1つのことを成し遂げた、というシンプルだけども笑えて感動できる物語です。みなさんの心にどこか通じてもらえると思います。いい意味でみなさんの想像を裏切ってくれる映画です」と、力強くPRした阿部。中村監督も「時代劇ですが、誰も刀を抜かず、誰がお金を出す、出さないというだけの話で無私精神の映画です。それでも本当にカッコいい男たちの、おもしろい物語ですので、ご期待下さい。」と胸を張った。

なお、集まった寄付金は、本作の元となった古文書「国恩記」の保全費などに役立てられる予定とのこと。

『殿、利息でござる!』ティザーポスター

『殿、利息でござる!』
主演:阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 寺脇康文 きたろう 千葉雄大 橋本一郎 中本賢 西村雅彦
濱田岳(ナレーション) 重岡大毅(ジャニーズWEST) 羽生結弦(友情出演) 松田龍平 草笛光子 山﨑努
監督:中村義洋
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
制作・配給:松竹
製作©2016「殿、利息でござる!」製作委員会
公式HP:www.tono-gozaru.jp

5月7日(土)宮城県先行
5月14日(土)全国公開、でござる!