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【第28回東京国際映画祭レポート】映画『ザ・ウォーク』ロバート・ゼメキス監督がレッドカーペットに登場!オープニング上映に感謝のメッセージ。

10月22日(木)、ついに開幕した第28回東京国際映画祭。日本国内外の豪華ゲストが華々しくレッドカーペットを闊歩する中、オープニング作品『ザ・ウォーク』を引っさげレッドカーペットの最後のゲストとして登場したロバート・ゼメキス監督と、プロデューサーのジャック・ラプキー。ここ東京の地で盛大に迎えられた事に喜びを感じている様子の2人は、日本はもちろん海外からも訪れている多数の報道陣の取材に快く応じ、さらに来場者へのファンサービスも丁寧に対応していました。

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今回オープニング作品に選ばれ来日を果たした事について
「自分の作品が東京国際映画祭のオープニングを飾るという事に信じられないくらい興奮しています。大変光栄です。みなさんが『ザ・ウォーク』を楽しんでくださる事を願っています。」(ゼメキス監督)

「みなさんの暖かなおもてなしに感動しております。映画祭の皆様、そしてソニー・ピクチャーズの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。」(ラプキー氏)と感謝を述べた2人。

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レッドカーペット終盤では、クロージング作品である『起終点駅 ターミナル』からの参加者、佐藤浩市さん、本田翼さん、篠原哲雄監督と共にフォトセッションを行いました。

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場所をTOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7に変えて行われたオープニングセレモニーでは、今回フィリップ・プティの物語を選んだ理由について「信じられない様な実話であり、ロマンがある題材でした。芸術と自らの夢を追うプティという男のスペクタクルを映像にしなくてはと思ったんです。」と説明したゼメキス監督。

さらにとてつもなくイカれた偉業を成し遂げたプティに「芸術家としての大きな情熱を感じる。ツインタワーにインスピレーションを受けて、とても強い気持ちで進んでいった男です。」と賞賛の言葉を贈り、実際本人に会った際には、「自分の感じたものを観客にも体感して欲しい」というメッセージを託された事を告白。その想いを可能な限り反映したと話すゼメキス監督に、ラプキー氏も「プティは監督を信頼していた。監督のビジョンで伝えてくれれば大丈夫だと、そう言っていたんです。」と振り返っていました。

最後にゼメキス監督は
「フィリップがワイヤーロープを歩き始めるその瞬間と芸術をぜひ観て欲しい。上映される全ての作品を観て欲しいですが、ぜひ『ザ・ウォーク』も楽しんでいただける様、願っています。」とメッセージ。
いち早く映画を鑑賞する観客に何度も手を振りながら会場を後にしました。

ロバート・ゼメキス (監督/共同脚本/製作)
1985年に公開された映画の中で売り上げNo.1となった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本と監督を務め、アカデミー賞とゴールデングローブ賞のオリジナル脚本賞にノミネートされた。その後、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』 を手掛け、映画史上最大のヒットシリーズを完成させた。 そして大ヒット作『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではアカデミー賞、ゴールデングローブ賞そして全米映画監督組合の監督賞を獲得。最近では主演したデンゼル・ワシントンがアカデミー賞にノミネートされた『フライト』を監督。

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【概要】
1974年、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンター、NYにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインタワー。この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある男が本当に挑んだ。その男とはフィリップ・プティという。この伝説の男プティ役には「インセプション」で注目された若手実力派俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる。不可能にも思えるこの男の挑戦は紛れもない実話であり、記録としても残っているが、なんと映像には残されていない。まさに実話を完全映像化したといえる本作、そう、この映像は、誰もが<100%未体験>である。なぜなら、この体験をした人間はフィリップ・プティ、世界でたった一人だけなのだから――

『ザ・ウォーク』

原題:The Walk
原作:「TO REACH THE CLOUDS」 by フィリップ・プティ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、
シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・デールほか

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:http://www.thewalk-movie.jp/

2016年1月23日(土)全国ロードショー 上映も決定!